こんにちは、パソコンワンポイントレッスン!
PCインストラクターの川上です。
今日も昨日に続けてExcelのレッスンです!
もうすでにExcelを使っている人であれば、
ほとんど誰でも知っているというSUM(サム)関数。
(Excel使ったことない人はすいません、お勉強、ということで・・・)
そうです、
Σ(シグマ)のボタン(オートSUM)を押したら出てくるやつです。
SUM関数というのは、
あるところ(範囲)のセルの合計を計算してくれる関数です。
=SUM(範囲)
括弧の中のことを引数といいますが、「ひきすう」と読みます。「いんすう」と読んでいる方も多いようですが・・・。
ウィキペディアでは、
「引数(ひきすう、いんすう)とは、・・・
なお、誤解を避けるため「ひきすう」と読むのが一般的で、「いんすう」は間違いであるとされることも多い。」
とあるので、決して「いんすう」と読んでも間違いではないのですが・・・。
横道にそれてしまったので、元の道に戻ります・・・。
ただ合計するだけでなく、
ある条件のものだけを合計する、というときもあると思います。
そのときは、SUMIF(サムイフ)関数を使うとできます。
=SUMIF(条件のある範囲,検索条件,合計する範囲)
さて、実際に確認してみます。
まず、次の表を作成しておきます。
セルF2に交通費の合計金額を求めてみます。
SUMIFは「数学/三角」関数に分類されています。
次のように指定します。
検索条件は、直接「"交通費"」と入力しなくても、セルE2を選択してもOKです。
すると、セルF2には「3,000」と表示されます。
また、SUMIF関数の使い方に、金額が○○円以上のものだけを合計するという
=SUMIF(条件のある範囲,検索条件)
の合計範囲を省略する方法もあります。
セルF4に1000円以上の合計金額を求めてみます。
検索条件に「">=1000"」と入れてあげます。
すると、セルF4には「3,400」と表示されます。
ExcelはバージョンがWindowsではExcel2000、Excel2002、Excel2003、Excel2007、Excel2010と 新しくなってきています(ちなみにMacはExcel2001、Excel2004、Excel2008、Excel2011)。
そして、さらにExcel2007からは
複数の条件に合う合計を求めることができるSUMIFS(サムイフズ)関数が登場しています。
SUMIFが複数形になったのでしょうか、末尾にSがつきました。
=SUMIFS(合計する範囲,1つ目条件のある範囲,1つ目の条件,2つ目の条件範囲,2つ目の条件,・・・)
とちょっと括弧の中の配置が変わっていますの注意が必要です。
SUMIF関数のときは「合計範囲」が最後だったのに、SUMIFS関数では先頭に配置されています。
これで、1000円以上の交通費の合計金額を求めることができます。
と指定します。
すると、
セルF6に「2,200」と表示されます。
ところで・・・
たくさんの関数を勉強するのもよいのですが、
基本的なSUM関数の使い方である、
縦横の合計を一発で求める方法はご存知でしたでしょうか・・・。
念のためにお知らせしておきます。
まず、こんな表があるとします。
縦と横の合計欄を含めて範囲指定しておきます。(ここではセルC3からF6)
そして、
Σ(シグマ)のボタン(オートSUM)
をポチッと押すだけで、
答えが出る、というやつです・・・。
知っていた方は、せっかく最後まで読んでいただいたのに、大変失礼しました。
知らない人に教えてあげるとよいですね!
知らなかった人は、もう今日から知っていたような顔をして使ってみてください。
以上、パソコンワンポイントレッスンでした。
LIDS澄川・ライフデザインスクール
川上 雄大