K-1 Dynamite!! 秋山選手無期限出場停止 | RE:SUKI

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考えましょう

動画 を見た。


「K-1 Dynamite!!」に出場していた秋山選手への追加処分内容についての動画です。秋山選手は、追加処分として無期限の出場停止を課されました。


「オーレイ・クエンチ・ボディローション・エキストラ・ドライスキン」 を試合前に体に塗り込み、結果タックルなどによる掴み行為を出来なくする行為に至ったことを、相手の桜庭選手に指摘されていました。


主催者であるFEGは、これを重く受け止め、今回の処分を決定したようです。桜庭選手は、今回の件で秋山選手への怒りは無いとのことです。審判団については、谷川EPが処分は納得しているとのこと。


個人的な感想としては、主審である梅木レフェリーの対応には納得できていないが、桜庭選手が全般について納得できているようなので、良い対応ではあったのだと思います。私は全てが、うやむやになると思っていましたから。


残された課題として、グラバカの菊田選手のブログ でも指摘のあるように、今回のように試合中のレフェリーが手で体を触っても、オイルを塗っているか塗っていないか分からない中での試合というのが、今後起こらないシステムを作らなければいけないと思う。


「そんな疑惑の中でやる試合だけは勘弁してほしい。」と菊田選手はブログに書かれていました。


私もこの点が一番の問題だと思います。レフェリーの確認だけには任せておけない、というのが今回の件で分かりました。レフェリー陣とは別に、不正をさせない組織のようなものを作る必要があるのかもしれません。

チェック体制についても強化し、問題とはされなかった「不正グローブ問題」のようなことも起こらないようにする必要があります。このままでは、信じれませんから。


梅木レフェリーについては、コメント含めブログ自体を消去しました。キャッシュを見ると、17540件のコメントがあったようです。当然中には誹謗中傷するだけの書き込みもありましたが、質問なども多くありました。


それに対して、返答もせずそのままブログの消去のみを行ったのです。なんとも分かりやすい対応です。


主催者であるFEGは、システム全体の再構築を行うのでしょうが、レフェリーについては厳しい見直しをして欲しいものです。廣戸レフェリーは、素晴らしいジャッジをします。その方の下で梅木レフェリーは多くを学びました。もう一度初心に帰り、見ている者を納得させることができるジャッジをして欲しいものです。


FEGの黒い疑惑については、今回の件以外にも多く存在します。最近メディアでまったく見なくなったボブサップの記事 でも、その問題には触れました。裏で現在もFEG(K-1)を操っている正道会館の石井元館長は、報道でも伝えられているように法人税法違反(3億の脱税)と証拠隠滅教唆の疑いで実刑を受けています。


クリーンなスポーツとして総合格闘技を広めていきたいと考えている桜庭選手などの選手達の考えとは裏腹に、裏では汚い問題が蠢いています。FEGや放送をするTV局は、ファンや視聴者が納得して見れるものを作る努力を、と言っても無駄なのだろうか。すっきりしたようで、すっきりしない今回の騒動の結果に、一番すっきりしたのはFEGだけだったりして。


当たり前のことであるが不正は許してはいけない。



昨年大みそか「Dynamite!!」で物議を醸した“ヌルヌル疑惑”の被害者となり、猛抗議していた桜庭和志(37)=フリー=が17日、都内で開かれた会見で今年初めて公の場に登場。禁止されているクリームを全身に塗布して失格処分となり、推定1000万円以上とみられるファイトマネーを全額没収された対戦相手で“不肖の後輩”秋山成勲(31)=フリー=を叱責した。秋山には主催者側から無期限出場停止処分が追加された。
 桜庭は会見の最初と最後に「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」と謝罪した。被害者ではあるが、総合というジャンルの顔として謝らずにはいられなかった。
 試合終了後は、長い付き合いの谷川貞治プロデューサーも驚くほど激怒していた。11日には「処分内容に関しては納得しておりません」というコメントも出していたが、この日「疑心暗鬼でそのセリフが出た。今の段階では納得しています」と、真意を説明して撤回。「(怒りは)今のところは全然ありません」と、強調した。
 怒る代わりに叱った。「子供たちに夢を持ってもらう仕事だと思う。そういうプロとしての気持ちをしっかり持ってもらえれば」「プロとして世間に見られているという意識をしっかり持って」と、総合を失墜させた後輩に、口を酸っぱくしてプロの心得を説いた。
 浮上する再戦について、桜庭は「今のところは何もありません」と明言を避けた。それよりも印象が悪くなった競技のイメージ回復が急務。桜庭はレフェリーミーティングに選手代表が参加することを提案。この日、桜庭、宇野薫、所英男が出席して会議がもたれた。また、没収した推定で1000万円以上と報じられる秋山のファイトマネーをチャリティーに寄付することも提案した。
 謝罪後の言葉は「総合格闘技がもっと発展できるよう頑張りたい」。桜庭はもう、そのために動き始めている。[デイリースポーツ]


↓桜庭選手は決着を望んでいませんがねこへび

みのさん・・・