ひいばあちゃんのこと、実は | 21世紀をどんぶらこ~落書き絵日記~

ひいばあちゃんのこと、実は

ごめんね、今日は絵日記じゃないです。


前回「ひいおばあちゃん 」を書いたんだけど、実は、おばあちゃんそのとき病院にいたんです

私たちが久しぶりにおばあちゃんちに遊びに行った翌日に

呼吸が苦しくなったからと病院にいったら軽い脳溢血おこしているとの診断で

そのまま入院になったんです。今日で5日目。


あ、でも大丈夫♪

今のところおばあちゃん、元気です


でもね、それからずっとひっかかっていたことがあるのです


おばあちゃんは95歳、何があってもおかしくない年齢



お医者さんには検査するから10日から2週間入院してくださいって言われたらしいです


で、高齢だからヨロヨロトイレに歩いて行って転んで骨折したら大変だからって

おむつにしましょうってことらしいんです


でもトイレへも歩かずに寝てたら・・・


ヒトって3日寝てたら歩けなくなっちゃいますよね

95歳ならなおのこと



おばあちゃんは延命措置はお断りっていつも言ってるし

特に今、何かしんどいわけじゃなさそうだし


家に帰らせてくれれば、トイレは自分でいけるし

私の母含め親戚が近所に住んでるから普通の世話はできるし


いくら快適でも病室より家のほうが落ち着くよね

だから退院させたいと親族の意見は一致してるんだけど


「何かあったら・・・」


って病院は言うんだそうです



極端すぎるかもしれないけど

「何かあった」としてもそれは多分お迎えだと思うから

少しでもいつもの場所でのんびりしててほしいなって親族一同思っているんだけど


病院の立場で考えると


「骨折する危険予知ができたにもかかわらず、オムツをつけさせなかったのは病院の責任だ!」


「検査をして原因を探査する努力を怠った病院に責任がある!」


と訴えられたら困るとか、心配しているのかもしれません



親族一同で

「何かあっても病院のせいだ!と暴れませんから家に帰したいです。痛い思いさせたくないので注意することを教えてください」

と言えばいいのかな


「畳の上でぽっくりと」

は老人の夢だと思うんだけどな


一方で

母にガンがみつかって、治療をうけているときに思ったけど(母のがんのこと 、見てね)

マスコミは「最近の医者は」とかすぐに言うけど、現場で働いている人はみんなすごく一生懸命で

自分の利益とか考えてる人なんていないように思った


現場の人は一生懸命、患者を支えてくれている


それをなんだかちぐはぐな感じにしちゃってるのは

なんでも病院のせいにしようとする風潮のせいかもしれないね



若い人の治療と、年とった人の治療は違っていいと思う

寿命がつきるときにどうしたいか、私もよく考えたいと思う



天寿を全うするというのもなかなかに難しい世の中なんだろうか

それともこれって日本だけなのかな~・・・今日はちょっぴりグチでした。




PS.それから連絡があっておばあちゃんは土曜日に退院できることになったみたいです。ほっ。