お年玉は何歳まで? ブログネタ:お年玉は何歳まで? 参加中
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お年玉をもらっていいのは学校卒業まで……ですので大学卒業までですねー(最大で)。

社会人になったら貰う方から上げる方にチェンジですw

実際に私はそうしましたしw

しかし、中学で社会に出た子には18歳~20歳くらいまで付き合いの関係次第であげたいですね~。

でも、実はというとお年玉は何歳まで? というよりも何歳からいくらあげるべきか? の方が大きい問題だと思うのですがどうでしょう?

三歳くらいまでの子なら千円と気持ち程度でいいでしょうが、それ以上だと2~3千円はあげた方がいいのかな?

そして小学校の高学年から中学生くらいだと3~5千円

高校生以上は5千円~一万円くらい?

相場ってどんなモンなんでしょうかね?



さて、お正月気分もスッカリなくなった今日この頃ですが、今日はまた欧州の情勢を取り上げたいと思います。

まずはコレをご覧下さいませ……


推摩 一黙のブログ(仮)-豪華客船転覆.jpg


はい、先週、地中海で座礁し沈没した欧州の豪華客船です。

この事故自体は、悲劇であり、船長の人為的なミスが原因ということで茶化すように使ってはいけないと思うのですが、今の欧州EUユーロは、まさにこの写真のごとく座礁し転覆に向かっているようでなんともタイムリーかつ象徴的な事件だと思ったワケです。

さらに、沈み行く船から船長以下乗組員が碌に乗客の避難誘導もせずにサッサと逃げだ出していたり、破綻の原因が人為的なルール無視だったりという事件の詳細を知れば知るほど、今の欧米を襲う金融危機の姿とダブって見えるのは気のせいでしょうか?


まあ船の転覆も、欧州の破綻も、どちらも多くの被害者と悲劇を産み、そしてその責任を負うべき人間が責任をこれから追求されるのでしょうが、一つ言えるのは欧州という豪華客船はその船体に致命的な大きな亀裂を負ったものの今だ転覆沈没してはおらず、かろうじてバランスを保ちながらヨタヨタと進んでいるという事です。

その航路の先に、船が沈む前に何処かの港に辿り着く事ができるのか? あるいは今は港に向かうどころか底知れぬ深遠の闇が待ち受ける大洋に迷い出ようとしているのか? どちらなのでしょうかね?

そして、この先、同じ横転沈没するにしても、タイタニックのごとく深い海原の底に消えるのか? あるいは座礁した地中海クルーズ中のイタリアの豪華客船コスタ・コンコルディアのごとく救難の手が届く範囲で沈むのか? それが決まるのはコレからというコトです。


しかし、ハッキリいいますと豪華客船『欧州EUユーロ号』の前途は暗いようですね。

先日、フランスを始めとする欧州九ヶ国の格付けが下げられましたが、今度はさらに欧州金融危機を救う為に用意されつつある欧州金融安定化基金(EFSF)が格下げされてしまいました!


●S&P、欧州基金を格下げ=危機対策にほころび


 【ロンドン時事】

 米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は16日、欧州の債務危機対策で安全網の役割を担う欧州金融安定化基金(EFSF)の長期信用格付けを、最上級の「AAA」から1段階引き下げ、「AAプラス」としたと発表した。

 先週末に、EFSFの信用力を裏付けていたフランスなどの国債の最上級格付けを引き下げたことに伴う措置。

 これによりEFSFの支援能力の低下は確実で、欧州の債務危機対策に大きなほころびが生じたことになる。

 S&PはEFSFの格下げについて、「(フランスなどの)格下げの影響を相殺するような信用力の強化策がとられていない」と説明した。

 今後の格付けについては、格下げの可能性を示唆する「ネガティブ(弱含み)」を解除、欧州当局の対応策を踏まえ見直すとした。 



……何と申しますかねぇ。

カネを返す気の無いギリシャといい、グダグダといいますか、去年から独仏が画策してる欧州金融危機への対策が、ことごとくその足元から崩れて行ってるようにしか見えないのは気のせいでしょうか?

まあ、S&Pは昨年12月6日に、EFSFを保証する国のうち1カ国でも「AAA」格付けを失った場合にゃ、EFSFの格下げにつながる可能性があると表明していましたけどねー。

そのEFSFを保証する六ヶ国の内、フランスの「AAA」格付けを引き下げたのは他でもないS&Pなんですよ?

これってどんな自作自演? と思うのと同時に、こうなる可能性が大だという事が判っていながら、各国の財政健全化が前提条件だと一歩も譲らなかったドイツと、それを説得し切れなかったフランスの責任は大きいと思うのです。


と、いいますか欧州債務危機の拡大の様子は端で見てても後手後手に回っていて火事を大きくしてるようにしか見えないのですが(棒

だいたいがもしこの先、ギリシャがデフォルトした場合、最大の損害を食らうのは独仏の銀行なのです――CDSを保証した。

そもそも誰が見たところで詭弁の誤魔化しにしか見えない、ギリシャの債権50%棒引きの自発的デフォルトも自・発・的だとCDS市場ではデフォルトと見なされず、国債分の保険金を払わなくていいという詭弁というか強弁ですし――その払わなくていいCDSの売り手にドイツの二銀行フランスの三銀行が含まれるという辺りからもう底が見えるというかなんというかなワケで。

一方で、こういう時の為の保険――が、CDSだろうが! というのが50%の借金棒引きを強いられる民間金融会社の言い分で、特にアメリカ系の金融機関やヘッジファンドは不満タラタラでギリシャとの債権棒引きの交渉に応じない姿勢を見せていますねー。

ギリシャ国債を保有するヘッジファンドは、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥った場合にはCDSによって元本と同額かそれ以上の保証金が支払われることから、同スキームへの参加に乗り気ではないというのだが、そりゃ当然だろう。


しかしCDSの保証をすれば、欧州の銀行(主に独仏)多大な損失(致命的)が出ることが確実であり、反対に、複数の金融機関やヘッジファンド(主にアメリカの)は、損をするどころか、逆に上手くすればギリシャを始めとする欧州問題各国の国債取引で利益を得ることができる


どういうことかと言うと、ギリシャ国債の利率は30%程度と市場では捨て値での取引になっているが、これを今、買ったヘッジファンド(主に米国の)等は、CDSにより最低限額面の金額を得ることができる

この期に及んで一儲けを企む金融マフィアの図々しさには呆れるが、彼等もギリシャとの50%借金棒引きなんていう話に乗れば大損をするだけに、ある意味で必死なんだろう。


しかし、それにしても呆れるのがギリシャだ。

この期に及んでも、折角CDSのデフォルトに当たらないように民間の「自発的な」債務交換をしようとしてるのに、当のギリシャが民間は債務交換に100パーで応じなければならないとか、債務交換「強制」する法案を計画してるとかいうのだから!

それも民間側が新たなギリシャ国債等の債務発行の際には高率の利率でないと応じられないといってるのに(当たり前だ)、ギリシャ側は図々しくも「ギリシャの債務をアナリストが持続可能と結論づけられる性質のものに」と言って、低い利率での借り換えを目論んでいる

しかも、先にも書いた通り、いったん償還したカネを、そのままそっくり丸ごとギリシャに新たに(低利で)貸し出せと要求しているのです。

そりゃあ、「ギリシャには借金を返す意思が無い!」と、フランスに吐き捨てられるワケだ┐( ̄ヘ ̄)┌

まあ、現状は当のギリシャは借金返す気全くないし、それどころか、デフォルトしてもらったらお前ら困るだろう? なら金貸せw」って、いう態度なのが、ギリシャ。

一方、国債を保有する金融機関やヘッジファンドにとって、債権の50%減免よりも、債務不履行後の保証金(CDS)の方がありがたいと言うわけですね~。
ギリシャがどうなろうが、知ったこっちゃない、と。
しかし、ギリシャがデフォルトしてCDSが発動すると今度は欧州の銀行(主に独仏)が保たない。

と、いいますか下手をすればギリシャだけに留まらず他の問題視されている国にも債権不安の問題が飛び火しかねない。

そうなるともう手が付けられなくなる――だから、こんなにグズグズ揉めている

だからといってこのままギリシャの50%債権減免と借り換えなんていう虫のいい要求を呑めば世界の金融秩序というか信用が崩壊しかねない。

なにせギリシャの借金棒引きが起きれば、イタリアやスペインにも起きる事だろうとは誰でも思う事だろう。
と、いうか最悪の場合、世界中が借金棒引きを求めるようになる。
そうなると、銀行の存在や利息と言うモノが絵空事に化する。


まんま徳政令だからねぇ。


とりあえず、もうこれから先、ギリシャの国債を引き受ける国・銀行無いだろう

それこそ担保も何も無しにギリシャ国債を買うモノは馬鹿にされるか、訴訟の対象になりかねない。

そうなると今、ギリシャが債務がいくら免除されてもこの先、金が回っていかんだろうなぁ。

なので、ギリシャは借金棒引きしてもらった上に、コレから先もギリシャに金を貸せ無茶を要求している。



……書いててこんがらかって来たが、恐らく欧州の各国首脳や金融機関の関係者も同じだろうね。

CDSとの兼ね合いもあって、いっそギリシャがデフォルトした方がいいのか、金融機関が折れるべきなのかワケがわからなくなっちゃったからなぁ……


本来なら国債のリスクヘッジにCDSがあるのに、ギリシャのケースではCDSで危機が拡大しないように、CDS適用外の元本削減なんてやったから民間にしわ寄せw
そしたら今度は欧州圏の国債全般が不安視されて(去年末から)イタリア売りがスタートして、とうとうフランスの格下げまでつながってしまった。

国際金融のルールからいえばCDSを適用させて国債を保有していた金融機関に補填させるべきだったのに、こんな状況になったらEFSFなんて絵に描いた餅としか言いようが無い。

結局、足掻いて小細工を弄せずに思い切って不良債権を確定させて精算させていれば一番傷が浅くて済んだのに今となっては悔やんで見ても後の祭り……っと。

さて、これからどーすんだろねぇ?


ちなみにギリシャのタイムリミットは3月20日に償還期限が来る144億ユーロ(1兆4千億円)の債権だけど、欧州主要各国の債務返済スケジュールは――


2月1日イタリア国債償還(258億ユーロ=2兆5800億円)
2月28日スペイン国債償還(13億ユーロ=1300億円)
3月1日イタリア国債償還(149億ユーロ=1兆4900億円)
3月5日アイルランド国債償還(55億ユーロ=5500億円)
3月20日ギリシャ国債償還(145億ユーロ=1兆4500億円)
4月15日イタリア国債償還(155億ユーロ=1兆5500億円)
4月22日フランス大統領選
4月30日スペイン国債償還(119億ユーロ=1兆1900億円)
4月30日イタリア国債償還(123億ユーロ=1兆2300億円)
4月下旬ギリシャ総選挙


――という以上の通り。

4月末までに約10兆円の国債が欧州各国で償還期限を迎える。
このままでは3月中でなくても4月には下手をすると、ユーロは崩壊するのが目に見えている。
フランス大統領選挙でサルコジが落選すれば、ドイツだって尻に火がつき経済援助をやめるから、崩壊は早まるだろう。
その次はアメリカか? 中国かな? あるいは資金が引き揚げられる事になればインドを始めとして新興各国危ないかも知れない。

まあ、目先の4月までを乗り切ったとしても欧州全体でこれから156兆円も年末までに償還期限が来る事案が待ち受けてるからねー。

先にも書いた通り、ギリシャの借金棒引き等の徳政令が成功しても、今度はギリシャどころかスペイン、ポルトガル、イタリア……さらに下手をするとフランスも国債の償還の際に借り換えができなくなる恐れが出てくる。

さすがにドイツが借り換えできないという事はないだろうが、欧州全体でカネ詰まりが起これば同じ事だ。


さて、そーいう時の為のEFSF――欧州金融安定化基金だったんだけどねー……

なんていいますかS&PEFSF自体への格下げで、その前途があやふやというか、危うくなりつつあります。


今度の(EFSFの)格下げによって4400億ユーロ(約42兆8000億円)の融資能力が損なわれることはない! と欧州当局は言っておりますが、本気でイタリアまで含めて支える気なら1兆ユーロあっても足りないといわれているのにどーするんでしょうかね?
忘れてはならないのはこの4400億ユーロも欧州各国がその厳しい財政から拠出した金だという事で、ある小国にいたってはGDPの一割を超える負担を負っているという事実です。

この先、そうしたEUユーロ加盟国の小国にはこれ以上の拠出を求めても物理的に不可能なのは目に見えており、そうなると足りない分はECB(欧州中央銀行)が刷るか、あるいはEFSF債という形で民間から資金を募るしか無いワケです。


さて、ここで冒頭に戻るのですが、フランス等の欧州各国のみならずEFSFの格付けが下がるという事の重大さが理解していただけると思います。

まあ、ぶっちゃけていいますとねー、ドイツが「財政規律」だの「インフレがどーだこーだ」だの細かい事をいわず、ECBにユーロをジャンジャン刷らせればいいんですよ?


去年の2011年12月02日の『欧州の末期症状――逆転の芽はあるのか? それとも果たしてまた戦争か? 』というエントリーの中で指摘していますが、現在のユーロの供給量(M3(現金、要求払い預金、 定期貯蓄性預金、投資信託の一部))は、総額で8兆5千億ユーロほどです。

コレから償還期限が来る156兆円(1ユーロ、100円換算で約1兆5千6百億ユーロ)の全てを例えECBが全額引き受けても、単年度で最低インフレ20%程度を覚悟すればいいだけの話ということになります。

と、いいますかPIGSの問題国だけなら8兆5千億ユーロ程度だともいいますし、上手くやれば最悪インフレ10%全ての問題は解決するかも知れません。


勿論、解決するのは当面の問題というだけで、ギリシャを始めとする問題国の財政や国内景気経済の再建と、何よりも信用の回復は必要でしょうが、それこそ今度こそ厳しい罰則(EUユーロからの追放も含めた)を設け、さらに欧州EU加盟各国が同意するなら、通貨自主権だけでなく財政自主権を始めとする国家主権を召し上げて、欧州EU合衆国とでも呼ぶべき組織意識を作り上げて行くベキでしょう。


いずれにしてもこうした端から見れば簡単に見える『解』に欧州EUユーロがこの先、進む可能性は低いと見た方がいいでしょう。

今の欧州には、世界には「ユーロ市民」とでも呼ぶような各国の垣根を越えてのグローバルな……それこそ脳ミソお花畑な地球市民とやらが夢見るような国を越えてのユーロ・ナショナリズムとでも呼ぶべき共通意識認識は育っておりません。

ドイツは『自国民』の利益、権利の為に行動しますし、それは他のフランスやイタリア、そしてかの問題国ギリシャもそうであり変わらないでしょう。

ドイツが「自分で飲み食いしたツケなんだから自分で払え」と言っても、ギリシャ(国民)は素直に頷きなどしませんし、むしろ反発し、借金から逃れようとします(開き直るともいう)。

そしてややこしいのは国家だけではなく、民間の金融機関やヘッジファンド、さらには格付け会社のみならず、欧州を飛び越えてアメリカや中国もそれぞれの立場や利害から話に絡んでくる事です。


そーしーてー、さらに事態をややこしくしてくれるのが、忘れちゃいけない中東イラン(実質はイスラエル)の問題です。


欧州情勢ハ複雑怪奇ナリ――この所、ブログテーマに使ってる戦前の平沼内閣の言葉ですが、去年から流れをズット追って来ていても時々、頭がこんがりかねなくなる本当に欧米を今、襲う金融危機の嵐は複雑怪奇としか言いようがありませんね┐( ̄ヘ ̄)┌


( ̄ー ̄;と、いいますか、果たして本当に流れを追って理解しているのでしょうか?

なるべく私自身の理解できる範囲で、理解した事を私なりに整理してここで語っているつもりですが……最近、なんというか時々、自信が無くなる時があります。


皆様、どうでしょう?

判りやすく、筋道が通ったとおり書けていますでしょうか?


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続いて私的に、お勧めサイトとして、以前から紹介させていただいている所を紹介させていただこうと思います。


『人生端折り書き』 というでブログで、今ココでとても面白いストライクウィッチーズの二次漫画が掲載されております(注:連載中)。

ぜひとも皆様、見に行って上げてくださいw

次に、ご紹介したいブログは、桃栗のアメピグ漫画道場 というブログで、ピグキャラを上手く使って寸劇というか、短編の作品をUPしていますw
とても面白いブログですので、もし興味がおありでしたら是非とも見に行ってあげてくださいね~


さて、次に紹介するブログは

ニッチなニーズを狙い撃ちしようとしたらご覧の有り様だよ!

というブログで時事問題や政治などを皮肉タップリで面白い四コマで取り上げています。
なかなか面白く鋭い記事が読めますので皆様、こちらの方も見に行って見てくださいねーw


最後にご紹介したいブログは
日本近代史、文献コレクション  (むか~しの新聞記事など・・・) さんという所のブログで上の『ニッチなニーズを狙い撃ちしようとしたらご覧の有り様だよ! 』と同様に政治や時事問題を上手く四コマで取り上げて紹介している所です!
こちらもなかなかにオススメですんで見に行ってあげてくださいね~w


あと、右の柱の部分に絵とブログに関するアンケートを入力できる表がありますんで、アンケートに答えて下さいね~。今後の参考にさせてもらいます。

では、また、感想と右の表の方での皆さんのアンケートを待ってま~すW