あさイチ(NHK) 2014年12月1日(月)放送
解決!ゴハン 佐藤雄一「さわらの西京焼き&大根の即席甘酢漬け」
きょうのお悩みは、「わが家の食事は70歳の母が作りますが、焼き魚がとても固くなってしまいます。火の入れ過ぎじゃない?と指摘してもこれがベストだと言い張ります。そこで母とあさイチに聞いてみようという結論に達しました。ふっくら仕上げるコツなどありましたら教えて下さい」でした。
このお悩みを解決してくれるのが、日本料理店店主の佐藤雄一さんです。
佐藤さんに失敗しない西京焼きの作り方を教えていただきました。
佐藤雄一 「さわらの西京焼き」
材料(2切れ分)
・銀だら切り身(さわら、鮭などでもよい) 2切れ
・塩 少々
・サラダ油 少量
みそ床
・西京みそ 300g
・酒・みりん 各50ml
黄身おろし
・大根おろし(水気をきる) 30g
・卵黄 1個分
※ご家庭にあるみそを使う場合のみそ床の分量
・みそ 200g
・酒・みりん 各50ml
・砂糖 50g
<作り方>
1 下ごしらえ
銀だらに塩(少々)をふり、少しおく。酒・みりん(各50ml)を混ぜ
合わせておく。
2 みそ床を作る
ボウルに西京みそ(300g)を入れ、1で合わせた酒とみりん少しずつ加えて、よく混ぜる。※西京みそがない場合は、みそ(200g)、酒・みりん(各50ml)、砂糖(50g)でも代用できます。
3 みそ床に漬ける
バットに2のみそ床の半量を敷き、ガーゼをのせる。銀だら2切れ並べ、ガーゼをのせ、残りの半量のみそ床をガーゼに広げる。バットを 冷蔵庫に入れ、一晩以上おく。※まとめて漬けて冷凍しておけば1ヶ月保存可能。
●ポイント
魚に直にみそ床をつけると、直接魚の中にみそが入ってしまい、焼いたときに焦げやすく、固くなりやすいです。ガーゼを使うことでみそがじっくり
浸透していくので、焼き上がりもふっくらし、焦げににくくなります。またガーゼを使うと、焼くときにもはがれやすくなります。
4 魚を焼く
フライパンにオーブン用のシートを敷き、サラダ油を少量を回しかけ銀だらをのせる。フタをして中火で皮から4分間蒸し焼きにする。裏返してさらに3分間蒸し焼きにする。
●ポイント
フライパンにオーブン用シートを敷くことで、皮がくっつきにくく、きれいに焦げ目がつきます。
5 仕上げる
銀だらを器に盛る。水気をきった大根おろし(30g)と卵黄(1個分)を
よく混ぜた黄身おろしを添えたら、完成です。
佐藤雄一 「大根の即席甘酢漬け」
材料(作りやすい分量)
・赤大根 300g ※普通の大根やラディシュでもよい
・塩 少々
・ゆずの皮(せん切り) 少々
甘酢
・水 120g
・酢 80g
・砂糖 40g
<作り方>
1 大根は薄いいちょう切りにし、塩(少々)をふって5分間おき、水気をきって絞る。
2 鍋に、水(120g)、酢(80g)、砂糖(40g)を入れてひと煮立ちさせたら、冷ましておく。
3 ボウルに絞った大根と2の甘酢を入れてあえ、せん切りのゆずの皮(少々)を加えて、さっくり混ぜ合わせたら完成です。すぐに食べられますが、15分間くらいおくとさらに味がなじみます。
1位
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2位
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3位
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4位
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