ヴァイオリン | きよくんにっき

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毎日の出来事をつらつら書きます。きよくんが独り立ちして、ママが遊び狂えるその日まで・・・

なぜかピアノではなくヴァイオリンをやりたいというきよくんです。

どこまで本気か疑問ですが、やりたいというので、体験レッスンへGo。

家から自転車で10分のところにある教室に行って見ました。

ヴァイオリンのVの字も知らないママですので、先生の教えてくださることに夢中になってしまいました。

そして、いまどきのソルフェージュってよく出来てる!

3歳児でも無理なく楽しく出来るようにちゃんと工夫されているのです。

眠くなってきていたきよくん。出かけるときにはランチはおなかいっぱいだから後で食べる、と言っていたきよくん。

やっぱりおなかが微妙にすいているみたい・・・あああコンディション悪すぎ(><)


先生の第一印象は、やさしそうだけどきつい感じ。まさにお教室の先生といった雰囲気。

お話の仕方は「歌のおねえさん」なのだけど、基本的に子供の言動を信頼していないのが伝わってきてしまった。きっと今までヴァイオリン壊されたり、汚されたり酷い目にあってきたのかも。

色々な子供を見てきてそういうふうになっているのだろうし、そういうスタイルでうまく行っているからそうしているのかもしれない。


まずは飛び込んでみよう。

第一関門はまさに門・・・というか玄関から。


先生のお宅の玄関を入ると、靴を脱いで・・・靴下も脱いだ!やっぱりか~

先生「靴下はぬがないで!履いてないとお部屋は入れませんよ」やはりそこのしばりはきついんだ。確かに遊びに来たわけじゃないから、はじめが肝心。ときにはそういう我慢やけじめも大切なので、履くように説得。

先生「はこうね!はかないとお部屋はいれないよ~。。みーんなお友達は履いて入るんですよ~」

きよくん「いやだ。だって暑いから。」

ママ青ざめる。「あわわ・・・じゃ、次から上履き持ってこようね。今日は脱いじゃうと帰らないといけなくなっちゃうんだ。ちょびっとだけがんばれるかな(励ましのスマイル攻撃)」

きよくん「お部屋に入って履く」

先生「本当にはく?お部屋入ったら絶対履くの!?」

ママ「履くって言ったときは履くので、だいじょうぶです~・・・」

果たして・・・ちゃんと履いてくれました。

先生「先生のところではいいこでいましょうね~~~!」←すでに怖い


そしてご挨拶。

先生「まず気をつけー!」

きよくんすでにちょっとテンション低め。で、不安そうにふにゃ~っとママにくっついてる。

あああ、こういう時のきよくんを乗せるのはママが頑張るしかない!

「ママがさきにやってみるね!ママもちっちゃいとき、いっぱい先生とご挨拶したから、上手なの!」

といかにも楽しそうに「気をつけ~こんにちは!よろしくおねがいします」とお辞儀をすると、きよくんもやっとその気に。

ちゃんとお辞儀しながらご挨拶できました。


はじめにドリルの紹介をされ、見てみると、とっても楽しそう。きよくんも「やりたい!」と乗り気。

その後先生がピアノの前に座り、「ドレミファソラシドを一緒に歌いましょう!」と演奏始めると、きよくん幾分乗ってきて、一緒にドレミを歌い始めました。


リズムの練習では、四分音符の書いてある紙と四分休符の書いてある紙を並べて、四分音符を「タン!」といいながら手拍子し、四分休符を「うん!」でおててはグーにする、というのをやりました。

これが思った以上に上手かった!本人も楽しかったらしく、レッスンそのものはとても楽しんでいました。


そして、先生がヴァイオリンを出して、「結んで開いて」を演奏してくれました。

はじめて見る本物のヴァイオリンとその音色。

きよくんの目は釘付け。そして憧れの眼差し目で先生の演奏を見つめていました。


その後大きさを見るために、先生がご自分の10分の1サイズのものを持たせてくださいました。

手は届くけれど、腕が伸びきっているので、すこし大きいみたい。

今の状態だとサイズは10分の1か16分の1らしいです。


それにしても、10分の1のヴァイオリンって、初めてみた~^^


ちっちゃーい!!


32分の1まであるそうだからすごい。(ちょっと見てみたい)


次に両腕の理想の状態と弓の持ち方を習いました。


先生から「おうちではお母様が先生になっていただくので、先にお母様が一曲くらいひけるようになるのが早道ですね。はじめはレッスンの終わりの1/3位をヴァイオリン演奏にあてようと思いますが、それをお母様にレッスンし、その様子を見て、お子さんも「難しくても練習してみたい」と思うようになるのでは」と言われ、なるほど~と。


ヴァイオリンはともかく、ソルフェージュとリズムはやっておいて損はないので、いいかも。


ここのお教室は、深山尚久さんという活躍中の実力派ヴァイオリニストさんのお教室だそうで、普段の教えてくださる先生のレッスンに加えて、年間4回は、そのヴァイオリニストさんから直接レッスンしていただけるそうです。

成長に合わせ、希望により、その先生のレッスンの割合を増やしていくことも出来るそうです。


ご機嫌悪目&ちょっと雰囲気に圧倒されたきよくん。

最後に「やってみる?できそうかな?」ときくと、ぶんぶん首を横にふって「できない!」

だそうです(^^;)


相変わらず現実的な子だ。


特段無理に習わせることもないし、悩むなぁ。


とりあえずレッスンは楽しんでいたので、ヴァイオリン!というより、ソルフェージュとリズムのレッスンだけやってみようかなぁ。


幼稚園がものすごく自由な園風だし、今通っているプリスクールも子供の思いを大切にしてくれる場所。

きよくんにとって、がちがちの雰囲気って初めてだからなぁ。


一貫してのびのび教育に徹したほうが良いのか、逆に、音楽教室くらいはがちがちなほうがいいのか・・・悩む。

やさしすぎる先生も困るけど・・・みんなここで悩むんだろうなぁ。


ともあれ、レッスンは親子で一緒に受けるので、通ってみて、もっと先生のいろんな面を見て決めていけばいいかも。


みんなどういう風に考えているのかな。


私自身は、4歳から習ったクラヴィコードの先生が、厳しくも子供を信頼する先生だったので、そういう先生の気持ちを感じて育ったし、よい意味での厳しさは経験させたい。

今までの人生、ことごとく先生運がよかったので、あまり迷いは無かったけれど、子供の先生選びって難しい。