完結編・・・とても長いので、適当に読んでください(^。^;)>
3泊したローマのホテルを後にし、テルミニ駅からフィレンツェへ。
インターシティは、あまり乗り心地のよい電車ではないので、1等の席を予約しておきました。
予約していた席に行くと、先客4人が私たちの席を陣取っているよう・・・
おばちゃまとおじちゃまの4人組。
「あの、ここの席予約しているのですが」 というと、
「私たち4人で座りたいから、あなたたち、二人席ほかにもあいてるんだし、譲ってよ」
と、当たり前のように座りつづけています。リザーブもしないでなんたること!
(T T)予約した意味なし。
とうとうフィレンツェのサンタマリアノヴェッラ駅に到着すると、気分も新たにホテルへGO!
Torre Guelfaという、民間の建物では一番高い塔をもつホテルにチェックイン。
今度も立地条件をメインで探した甲斐あって、ヴィッキオ橋のすぐ手前を右に曲がった場所で
とても便利。
到着後、橋の上などを散策し、ピッツェリアで遅めのランチをしてホテルに戻り、休憩。
日が落ちてから、近くのトラットリアで夕食。ここがものすごく良心的なサービスと価格で、本当に満足でした。お料理も美味☆
夜のフィレンツェは、また昼間とは違う活気にあふれ、大道芸人が楽しい芸を見せてくれたり、
美大生らしき人たちが道路に名画の模写をしていたり。食後の散歩にそれらを見物しつつ、
広場を回ってホテルへ。とても良い夜でした。
フィレンツェ2日目はレザーショップで鞄を見つつ、ピッティ宮殿のギャラリーやボボリ庭園を訪ねました。
Tくんは、ピッティ宮殿の近くのレザー専門店で、とても素敵なビジネスバッグを見つけ、購入。
私も同じお店でバッグをひとつ買ってもらいました☆とってもかわいくて気に入っています(*^-^*)
夕暮れ時、夕食に出かける前に二人で塔の上に上ってみました。
塔の上からはフィレンツェの景色を一望でき、夕暮れのフィレンツェを360度楽しむことができました。
こんな景色、ここ以外で見られないね♪と大満足!!
いくつかかわいいテーブルといすがあり、もう一組のアメリカ人カップルがワインを片手に上ってきたので、
しばしおしゃべりに花を咲かせ、より楽しい時間をすごす事ができました。
昨日のレストランに再度訪れ、気になっていたメニューをいくつかオーダー。
デザートのチェストナッツプティングも美味でした☆
フィレンツェ最終日はお昼の列車を予約していたので、ホテルに荷物を置き、市場へお買い物。
フィレンツェの市場は半分観光客向けなので、お土産など見つけるのが楽しい場所です。
友達へのお土産にはパスタ用のスパイスを、自宅用にバルサミコ酢を購入。
食べ物市場だし、Tくんが楽しんでくれるかな?と心配でしたが、、とても気に入ったみたい.
「次はフィレンツェに長くいよう!そして市場へ来る時間もたっぷりとりたいな」
と帰るときは少し名残惜しそうでした。よかった!
正午、フィレンツェとのお別れを惜しむと共に、ヴェニスへの期待に胸膨らませ、列車へ。
今回はユーロスターなので、車両はインターシティより快適で、2等で充分でした。(すわり心地はいまいち)
乗り合わせた乗客もみな良い人で、アメリカから一人で観光に来ているという、かわいい女の子が
私の隣に座り、お互い「このシートすわり心地あまり良くないわよね!」なんていいつつ、
楽しく過ごせました。そして彼女は親切にも、腰に当てるクッションを私の為に出してくれました!
ヴェニスまで約3時間、このクッションは本当に助かりました。
ついに水の都ヴェニスに到着。駅のタクシー乗り場にボートが止まっていて、Tくん唖然。
「え!?タクシーがボート!?そういう街なの!?」
そうです。Tくんはヴェニスの予備知識ゼロ。
運河で成り立つこの街の造りにただただ驚いているみたい(^。^)
こういう旅行の楽しみ方もいいかも!新鮮な驚きにみちていて・・・
結局私達のホテルはこれまた立地で選んだので、リアルト橋からすぐのホテルだったため、
タクシーに乗らず、ヴァポレットという水上バスで行くことにしました。
リアルト橋で下船し、ホテルMarconiへチェックイン。
歴史あるホテルで、昔はBarだった場所をホテルにしたようです。
場所柄、きっと宿泊の出来るBarだったのでしょう。調度品も古式ゆかしい感じでしたが、ホテルの対応は迅速且つ親切でした。私が妊婦だとわかると、1階に部屋をかえましょうか、と聞いてくれ、出来る限り過ごしやすいよう計らってくれました。
リアルト橋から北に続く野外市場をTくんとお散歩。楽しいお店がいっぱい。果物の盛り合わせカップを一つ買い、二人でおいしいね♪と歩きながらほおばり、裏道も散策。裏道もかわいらしく、伝統的なワインバーなども見つけ、写真撮影。
リアルト橋まで戻ると、運河沿いに並ぶレストランのうちの一つへ入り、待ちに待った魚介の世界。
イカ墨のパスタとアンチョビのピザ。運河を眺めながらの最高の食事でした。
うう~ワインのみたい!!!
けど、がまん!!!!!!!!
翌日は、午前中ヴェネツィアングラスの工場があるというムラーノ島へ行くべく、フロントに行き方を訪ねると、ホテルからタダで送迎してくれるとのこと。
数分後ホテルの目の前から、屋根付きの素敵なボートでムラーノ島へ。
天気もよく、15分程度のクルージングは最高に気持ちよかった!!
ムラーノ島は観光客ずれして、悪徳業者も多いとの事、下調べ済みだったので、充分気をつけました。
ホテル推薦のお店に入ると、ガラス細工の工程を見学させてもらい、プロの技を間近で見ることが出来ました。ただ、その後案内された店内の商品は、ちょっと価格設定に問題ありでした。
明らかに高すぎるのです。無理やり売りつけられるといったことは無かったのでほっとしましたが、
他人のビジネスとはいえ、もう少し売り方考えたほうが儲かるのに・・・とおせっかいな気持ちになりました。
帰りはヴァポレットに乗り、サンマルコ広場で下船。Tくんはサンマルコ寺院を撮影し、その後、17世紀から
営業しているカフェへ行ってみました。なんでも、トルコからコーヒーが渡って来て以来のカフェという事ですから、これがほんとのカフェ一号店です。
ちょっとお高めでしたが、記念にすごいパフェを頼んでみました。甘いチェリーとリキュール少々が入った
クリーム&アイスクリームパフェ。美味しかったので結構食べましたが、生クリームは全部たべられませんでした・・・
ホテルで小休止し、夕食を裏通りのトラットリアでとり、またまたイカ墨パスタと魚介のリゾットを注文。
美味しい!!でも予約したゴンドラの時間が迫ってきちゃった!!
急いでお会計したものの、7時半のゴンドラに間に合わず、8時半のゴンドラに変更。
初めて乗ったゴンドラ。乗り合いでしたが、夕暮れのヴェニスを1時間ゆっくりまわり、カンツオーネ付きで雰囲気ばっちり(^^)p
ゴンドラを降り、ホテルへの帰路、・・・なんだか透き通ったきれいな音がきこえる・・・
静かな広場に少し人が集まっています。そしてそこで奏でられていたのは、グラスハープでした。
ガラスで作った楽器2種類の奏者と、ワイングラスを並べて水で濡らした手で奏でる奏者一人、
計3人でのコンチェルト。
産まれて初めて生で聴くグラスのサウンドに、Tくんも私も夢心地・・・
足が棒になってもその場を動くことが出来ず、あと少しだけ、と思いながら3,4曲聴いてしまい、
奏者たちの売るCDを購入して、ようやく帰路に着きました。
ヴェニスの夜に響く、静かで幻想的な音楽をきっと一生忘れないでしょう。
翌朝、午前中の列車に乗るべく、朝9時半にチェックアウトし、ヴェニスに名残を惜しみながらミラノの空港へ向かいました。
向かいました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・が!!
時間通りに発車して安心していた列車。なんの問題も起こらず走っていてほっとしていた列車。
なぜか着いた時間は到着予定からだいぶ遅れています・・・なぜ!?と思いながら、予定していたシャトルバスの次のシャトルバスに乗り、所要時間の40分で着いて!!と祈る気持ちも届かず、1時間経過。
結局空港カウンターに着いたときにはタッチの差で、クローズ。イタリアのルーズさを甘く見ていました。
チケットは変更不可だったため、新しくチケットを買う羽目に。。。
当日チケットはたった片道でも、法外な値段です。でも明日から二人共授業があるので今日中に帰りたい。
(T T) 買いました。 すごい値段でしたが。
そして、地元ニューカッスル空港へ無事到着。と思ったら、
(T 0 T) 荷物がでてこない。
トランジットの空港に取り残されたらしいです。
結局荷物は翌日自宅へ運ばれてきました。
最後にものすごい波がありましたが、お腹の赤ちゃんが元気で、二人の素敵な思い出いっぱいできて、
みんな無事に帰ってこられてよかったです☆
次回はボーンマス旅行の報告です!・・・ブログが旅行記になりつつあるような。。。