「人生最期の日」? それとも「人生の始まり」? 映画「グランドフィナーレ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

予告編を見て、これはたぶん自分好みの音楽映画なのかな?と、かなり期待を高めて見るのを楽しみにしていたのです… 映画「グランドフィナーレ」を、ようやくDVDで見ることができました…

映画「グレートビューティー 追憶のローマ」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞したパオロ・ソレンティーノ監督の作品ですね! マイケル・ケイン&ジェーン・フォンダという二人の大ベテランのオスカー俳優が主演です。




正直にお話いたしますが… まったく意味がわかりませんでした(笑) 途方に暮れちゃいましたって感じ… 音楽映画としての感動も、特に… タイトルから考えれば、まさに「人生最期の大舞台」って感じなんだけど、原題は「YOUTH」? 「若さ」? どういう意味なんだろ?

まったく理解ができなかったので、日本語吹き替え版で2度目の鑑賞… これ、ちょっとわかりやすかったです… 少しずつ理解ができてきました… 日本語のもつ感情表現・雰囲気があって、ようやく理解できたことも多かったです…

妻を亡くして無気力になってしまった80歳の老作曲家フレッド(マイケル・ケイン)。今では作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブたちが宿泊するアルプスの高級ホテルで、毎日ボーッと優雅なバカンスを送っている… そんな彼に、なんと英国女王からの出演依頼がくるのだが、なぜか頑なに断り続ける… その秘密とは何か? 80歳の彼の人生再生物語ってことなんでしょうね… 「新しい人生のスタート」という感じではないでしょうけど…

長年の親友でもある映画監督のミックは、彼とは逆に、年老いても現役にこだわり続け、若いスタッフたちと今も新作を作ろうとあがいている… 対照的な二人の友情物語として見るのもよかったですね~ 80歳になっても下ネタというか、若い感覚の会話がなんとも言えずユーモアに溢れてました… ジェーン・フォンダさんとのワンシーンは、見どころの一つだったかな?

2度目の鑑賞でよくわかったのですが、この映画、かなりいろんなところに、不思議な映像が挿入されるんですよね~ かなり意味がわからん映像です…(これが意味不明になる要因の一つかも…) 突然、裸の女性が出てきたり、突然、変な踊りが出てきたり… スイス・ベネチア・ロンドン・ローマで撮影されたということで、美しい映像にも目を奪われるのですが、物語のどこに関係あるんだろ?という映像の数々、これは集中して見なければダメですよ~




Yahoo映画の作品解説より
『グレート・ビューティ/追憶のローマ』で世界的に注目されたイタリアの異才パオロ・ソレンティーノ監督の新作となるヒューマン・ドラマ。80歳を迎え、アルプスのリゾート地で人生を振り返る老作曲家の再生のドラマが叙情豊かに繰り広げられる。マイケル・ケインとジェーン・フォンダの、アカデミー賞に輝くベテラン男女優の共演にも注目を。




不思議な…という意味では、一番不思議だったキャストがいますね~ 監督自身が、あのアルゼンチンの世界的大スターのファンだったという話をホームページで見たのですが、あの彼ですね~ まさかの本人登場? しかも、かなり大きくなられて? 彼こそが、一番「YOUTH」を求めてもがいていた… そんな感じでしたね~