リース・ウィザースプーン&ローラ・ダーン 映画「わたしに会うまでの1600キロ」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

今年のアカデミー賞で、主演女優賞と助演女優賞のWノミネートされた、リース・ウィザースプーン&ローラ・ダーン。二人の女優さん、ホント最高だった… この二人の女優さんを見せてもらえただけでも、価値があったというか、お金を払って映画館に来て良かったと思える映画「わたしに会うまでの1600キロ」でブログを更新します!

ロード・ムービーが好きなので、たぶん、この作品は大好物だと思ってはいたのですが、ま~、そんなレベルの映画ではなかったですよね… とにかく過酷な、大変な旅でしたね~ 約3ヶ月間、1600キロを歩く旅… とにかく見応えありでした!




「彼女は、なぜ1600キロも歩いたのか?」 
実在の人物シェリル・ストレイドがチャレンジしたのは、アメリカ西海岸を縦断する自然歩道PCT(パシフィック・クレスト・トレイル)なんですよね~! 山道あり、砂漠ありの、かなりの難コース…

もう、これは、無謀な旅なんですよね… やけっぱちって言うのかな? 自分探しの旅という言葉をよく聞きますが、これは、自分壊しの旅って感じです… 愛する人を失ったという、悲しみのどん底という状態でのスタート… 気軽な山歩きもしたことなく、なんのトレーニングもなしという状態ですからね~ 荷物はやたらいっぱいだし…(笑) スタートしてすぐ、もう辞めたくなってるし…

とにかく、リース・ウィザースプーンの熱演が光ります! 重い荷物をなんとかして持ち上げることから始まって、雪の山道を越え、過酷な熱さの砂漠を歩き、足の皮は剥け、シューズは間違って落としちゃうし… しかも、もう一方は投げちゃうし… そして、なんと言っても、酒や薬に溺れちゃったり、複数の男性とのあれこれをしちゃったりのシーンですよね! かなり大胆なシーンの連続… 原作本に感動して、自分から映画化を希望しての出演だったみたいですもんね~

そして、なんと言っても、彼女の母親ボビーを演じたローラ・ダーンさんの存在が、この映画を一段と輝かせているんですよね…(製作側が、一番重要なキャスティングだったと語っていたようです) シェリルが、母を亡くしたことで生きる希望を失ったという、そんな愛に溢れた母親像を、ローラ・ダーンさんが見事に表現しているんですよね… 夫からの虐待があったり、貧しい生活だったり、普通であれば、彼女の方こそ自暴自棄になってしまいそうなんだけど、そんな姿を子どもには見せない母親だったんですよね~




Yahoo映画の作品解説より
『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』などのリース・ウィザースプーンが、1,600キロの距離を3か月かけて1人で歩き通した女性を演じたヒューマンドラマ。第二の人生を歩むために、自然歩道のパシフィック・クレイスト・トレイルに挑んだ実在の女性、シェリル・ストレイドのベストセラーを基に、『ダラス・バイヤーズクラブ』などのジャン=マルク・ヴァレが映画化。美しく壮大な情景、過酷な旅と共につづられるヒロインの人生を体現したリースの演技に圧倒される。





個人的には、ローラ・ダーンさんが見事だった、彼女の存在に癒やされた想いでいっぱいになったのですが…

この映画を見た後に、すぐにリース・ウィザースプーンがアカデミー賞主演女優賞を受賞したという「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」を借りてきて見たんだけど、彼女の昔の作品を見ちゃうと、やっぱリース・ウィザースプーンの頑張りが、さらに心に響きますよね…(この作品への思い入れが強くなります!)

二人の女優さんのすばらしさに、この映画は、今年度のかなり上位レベルの作品だったと思います! とにかく感動しました! みんなに見て欲しい映画です!