こんな身勝手な母親、多くなってるような気がする… 映画「ぼくらの家路」 | すがちゅあ~んのブログ

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映画・スポーツ大好き。女優の菜葉菜さんに触発されて、ブログを始めました。30年も前から、歌手の沢田聖子さんを応援してます。最近は、乃木坂46に夢中です!(おじさんなのに…) 好きな女優さん、いっぱいです。(宮崎あおい、有村架純、黒木華etc.)

ポスターやチラシ、予告編を見たときから、かなり期待が高まっていた映画「ぼくらの家路」を見ました… 正直なところ、「母をたずねて三千里」のような感動的なラストを期待していたんだけど、完全に裏切られちゃったかな… あまりにも酷い母親の身勝手さに、腹が立ってしょうがなかったです。ジャックお兄ちゃんが、あまりにも可哀想だった…



自分の子どもがいるのに、好きになってしまった男性と遊びに行っちゃう… 友達数名と夜な夜なカラオケで盛り上がる… 子どもは誰かに預けて旅行に行っちゃう…

職業柄、こんな母親が多くなってきているんじゃないかと危惧している部分があります…(あ、悪いのは母親だけではなく、父親の問題も多いと思いますが…) まだまだ若いシングルマザーだからなのかなあ? たまには、息抜きっていうのかな、大事なことだとは思うんだけど… 子どものために何かを犠牲にするということ、少なくなっているような気がします…

この映画の主人公は、10才の少年ジャックです!(ちなみに、この映画の原題が「JACK」でした) ドイツ国内で6ヶ月間オーディションを行っていて、その最終日に見出されたというイヴォ・ビッツガーくん、まったく演技経験のない当時13才の少年なんだそうです… 母親がほとんどいない家庭の中で、6才の弟の面倒を一生懸命見る姿、けなげなんですよね~ この映画のブログの題名を「お兄ちゃんはつらいよ!」にしようと思っていたくらいです。

そして、自分だけ施設に預けられ、壮絶ないじめに遭い、楽しみにしていた夏休みに入ったんだけど、母親のお迎えもなく、施設を飛び出しちゃうんですよね… 夜通し歩き続けて家に戻ってきても、鍵が閉まっていて家には入れない、母親の携帯にもつながらない… 弟と再会して、一緒に母親を探すことになるんだけどね…

お金も、食べるものも、寝るところもない3日間… そして、まさかまさかのラストに、口あんぐり… 悲しすぎる~




Yahoo映画の解説より
第64回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品されたヒューマンドラマ。身勝手な母親に翻弄(ほんろう)される幼い兄弟を取り巻く過酷な環境においても揺るがぬ二人の絆を見つめる。メガホンを取るのは、テレビシリーズなどを手掛けてきたエドワード・ベルガー。家族の形を取り戻そうする兄の姿が胸を打つ。





もし、この映画を見る機会がありましたら、ジャックお兄ちゃんのことを応援してあげてください! ホント可哀想なんですから…

「その日、彼は大人になることを決めた」

彼の決断、見てあげて欲しいです!