警察も完全放置状態!?北京オリンピックにおける、ダフ屋の実態を徹底調査!
皆さん、こんにちは。北京で暮らしている、 ”まん・げんこ” です。
ヘンテコニュース
(北京のダフ屋調査状況2)
北京票贩子的调查情况2
( ベイジン ピィヤオファンズ ドゥ ディアゥチャー チンクゥワン 2)
~北京ダフ屋の実態を、徹底調査~
ブラジル、アルゼンチンに完敗!
昨晩、北京オリンピック男子サッカーの準決勝第2戦北京で行われた。結果は、アルゼンチンの快勝である。
<参考記事>
・アルゼンチン、ブラジル破り決勝へ=五輪男子サッカー(APF)
・ブラジルに「困難回復な傷」五輪サッカーでメディア(47News)
今回は、アルゼンチンのメッシ、そしてブラジルのロナウジーニョと、世界的に有名なスター同士の対決ということもあり、かなり注目を集めたこの試合。数多くの方が、ご覧になられたのではないだろうか?
結果は、驚くことに3-0という大差にて、アルゼンチンがブラジルに完勝した。ロナウジーニョが全盛期の状態でないとはいえ、ドゥンガ監督を率いるブラジルを圧倒したアルゼンチン。その強さは本物である。決勝では、更にどんな素晴らしいプレーを披露してくれるのか、今から実に楽しみだ!
(試合会場となった”北京工人体育場”。この中で、熱闘が繰り広げられていたのだ)
実は昨晩、会場の中だけではなく、実は会場の外でも、かなりの熱戦が繰り広げられていたのだ!
その熱戦とは・・・
ダフ屋 vs 旅行者
この試合を見るために、世界各地から多くの旅行者が、この会場前にやってきたのだ!
ご存知の通り、北京では、ダフ屋行為は禁止されている。
<参考記事>
・ダフ屋221人拘束、入場券569枚押収・・・鳥の巣周辺など(読売新聞)
しかし、この行為はかなりグレーゾーンになっている。現在北京では、ほとんど全ての会場で大っぴらにダフ屋行為が行われている。しかも警察官のいるすぐ近くでだ。
(この日会場の入口付近には、約5~6名の警察が待機していた)
<当ブログ参考記事>
・北京オリンピックチケット大高騰~女子バレー日中戦会場前での、とんでもないダフ屋行為の実態とは!?
しかし、ダフ屋の取り締まりに関しては、警察はほとんど機能していない。新聞等で、ダフ屋が拘束されたという記事があるが、真偽のほどが実に疑わしい。(ひょっとすると、見せしめの為に、一部を捕まえたのかもしれないが)。
(見回り、お疲れ様です。ダフ屋行為が誰かに邪魔されないように、常に見守っていてください!)
※警察にとって、一番重要なのはテロ防止などの安全面である。ダフ屋の取り締まりは、二の次であるとのこと。
さて、話を戻そう。昨晩(8月19日)、どうしてもブラジルとアルゼンチンのサッカー試合を見たい数多くの人々が、会場の入口前に集まった。そして、ダフ屋と熱戦を繰り広げていたのだ。
(外国人相手に交渉をしている中国人男性。彼の売価は、比較的リーズナブルだった)
中国人ダフ屋と外国人の熱い戦いをご覧になりたい方必見!
(実に熾烈な戦いが繰り広げられていた)
因みに、試合開始約5分前のチケット平均価格は、
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A席 約1500元(約25,000円)
B席 約1200元(約20,000円)
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ほどであった。
※通常価格:A席400元、B席300元、C席200元。
当時、チケットの価格がかなり高騰していたことが、お分かりいただけたと思う!
このオリンピックの機会を利用して、暴利をむさぼるダフ屋は、数多く存在しているのだ!
しかし!
中には、大失敗を演じているダフ屋も、存在する!
再び紹介するが、実際、先日秦皇島で行われた女子サッカー日中戦
の時には、チケットが思うように裁けず、更に原価割れしても買い手が見つからず、泣きそうになりそうなダフ屋を何人も見かけていた。
(いわゆる”まけぐみ”である。遠くを見つめる目が、ちょっと切ない)
<当ブログ参考記事>
・なでしこ勝利!~完全"AWAY"の様子を、現地から実況中継~
また、19日同日午後6時から行われていた、上海での準決勝A試合(ベルギー対ナイジェリア)のチケット価格は、買い手が見つからず、原価割れしている状態がほとんどだったのだ。
更に、おととい(19日夜)、同会場で行われたなでしこvsアメリカの女子サッカーの試合。このときのチケットに関して、私は、現地で100元(約1500円)で手に入れることができたのだ。(A席:原価400元)。
<当ブログ参考記事>
・なでしこアメリカに敗れる~そのとき観客席では何が起こっていたのか!?
<その他参考記事>
・五輪・劉翔選手の棄権、チケットの処分に走るダフ屋(APF)
つまり、ダフ屋行為も、運によってかなり左右される可能性があるのだ。
このように、大金を得ている一方で、大損したり、又は拘留されたりしているダフ屋もいることは確かなようだ。
しかし、この日は、完全に売り手市場状態だった。一人のダフ屋に、10~20人近くの人々が詰め掛ける状態だった。
ともかく、北京のダフ屋行為は、ほぼ完全に放置状態であるのだ!
(警察も、目と鼻の先で、ダフ屋行為が行われているのは百も承知なのだ)
しかし!
ここで異変が!!
他のダフ屋と同じように、チケットを販売しようとしているお兄さん。そこに群がる、多くの人々。
(今持っているチケットは、どうやら23日の別の種目のチケットのようだ)
その彼の目の前に!
警察が登場!
<参考記事>
・ダフ屋221人拘束、入場券569枚押収・・・鳥の巣周辺など(読売新聞)
このお兄さんの運命やいかに???
次回へ続く・・・
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(北京のダフ屋調査状況2)
北京票贩子的调查情况2
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~北京ダフ屋の実態を、徹底調査~
ヘンテコ度 ★★
チケット高い度 ★★★★★
お兄さん人生終わった度 ?????
注意:最高は5つ星。最低は1つ星。
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