生徒の苦手なところを把握する | 中学生の勉強法と親の心得 ~塾長直伝! 高校受験対策と反抗期の対応法~

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「小学生の算数が苦手な中学生のための、家庭での効果的勉強法」
 



(2)生徒の苦手なところを把握する

 まず、お子さんの細かい理解度を把握することです。

 「算数が苦手」と一言でいっても、

  • 計算のやり方が分からない子
  • 計算のやり方が分からないけど、計算するのが苦手な子
  • 基本的な計算はできるけど、少し複雑な計算になると苦手な子
  • 問題に小数が混ざるとできなくなる子
  • 問題に分数が混ざるとできなくなる子
  • 文章題に拒絶反応を示す子
  • 文章題を読むのが苦手な子
  • 文章題の意味を取り違える子
  • 文章から式をつくるのが苦手な子
  • 個別の概念(単位量、速さ、割合、比など)が理解できていない子
  • 個別の概念は理解できているけど問題が解けない子
  • 逆に問題は解けるけど、本質をちゃんと理解できていない子


 などなど、いろいろなケースがあって、その段階ごとに必要な指導が異なります。

 ・・・この時点で保護者どころか教師でさえちゃんと伝わるか怪しいですよね(笑)


 ところで、市販の問題集(塾も含めて)は、大抵単元ごとに輪切りになっています。もちろん小学校で算数を教える上では、このほうが都合が良いです。

 しかし、中学に持っていくべき算数の力は、輪切りでは伝わりません。そのため、そのままテキストをやらせるだけでは必要な力がつかず、ただ単に時間とエネルギーだけを使ってしまう結果になりかねません。

(実際にそうなるケースはとても多いです)

 だからこそ、上のようにどこで引っかかっているかをはっきりさせて、それに合わせた指導を、テキストの関連部分を使って教えてあげるのですね。

 ・・・「そんなのやれません」という声が聞こえてきそうですけれども(笑)


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 「文章題をできるようにする3つのポイント」に進む

 

 

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