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「中1の成績は2学期に下がる!?」
ここまでの話だけで終わってしまっては、ごくごく普通の見解と変わりありません。そういうのは他のブログに任せましょう(笑)
いつものごとく、私のブログではもう少し深掘りしてみます。
(3)上位と下位で差が開く
2学期はテストの平均点が下がるだけでなく、上位と下位の点数の開きも大きくなります。
例えば5人の生徒がいた場合。
100点,90点,80点,70点,60点なら、平均点は80点です。
100点,95点,70点,50点,35点なら、平均点は70点です。
この場合、平均点は10点下がっています。しかし、みんな平等に10点下がるかと言えば、そんなことは無く、多くの場合、このように上位と下位の差が大きく開きます。分かりやすさのために少し大げさな例を使いましたが、実際の場合でも、中位以下だけが点数を大きく下げがちなのですね。
小学校のテストでは80点、90点以上をとる生徒がほとんどでしたよね。
中1のテストでもかなり多くの生徒が80点前後をとってしまいます。60点以下の生徒は数えるほどしかいません。ところが2学期から先のテストでは60点、70点とる生徒がどんどん出始め、中には50点が取れない生徒も珍しくなくなってきます。
小学校では「90点とったら満足」だったのが、中学校では「70点とったら満足」になるのですね。(そして、高校では「50点とったら満足」になります)
※ 細かい数字はおおよそと思ってください
全体の平均点が下がっても、全く下がらない生徒もいるわけで、そのぶんは下位の生徒がたくさん下げているのが現実なのです。
(このあたり、算数の思考力があるとすぐに理解できますね)
「下がらない生徒は下がらないけど、下がる生徒がガクンと下げる」
これを知っていれば、いかに「下がる生徒にならない」ことが大切か分かりますね。
~続きの記事~
「中1の成績が2学期に下がる真の理由」に進む
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何はともあれ、中1、1学期のテストは、他の時期のテストよりも圧倒的に簡単です。そのせいで、実力以上に良い点数がとれてしまい、調子に乗って力を抜き、気づいたら手遅れになってしまう生徒は毎年たくさんいます。
そういった油断を防ぐためには、予め上で見てきたような話をしておくことが、有効な対策の1つとなります。
ただし、ワンパターンで「2学期からは難しくなるよ!」と言うだけの、説得力の無い話をしても聞く耳を持ってはくれない場合は多いですよね。
そういう意味でも、今回お伝えしたような内容をぜひ参考にしてくださいね。
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