もう1ヶ月ほど前の話になるが、韓国に行ったんである。
そう、2020年2月以来となる韓国へ。
11月19日~20日の1泊という慌ただしさはまいどのことながら、今回はフライトスケジュールの都合上わずか25時間の滞在という慌ただしさ。
よって行き先は最小限に絞り、カンナムドル(ソシのメンバー写真は8人分シカないらしい)を見るとか、ハラちゃんの墓参に行くとか、CDショップに寄るとかは我慢せざるをえなかったが、ともかくも韓国のデモの熱気は吸うことができた。
(いや、別にそれが目的ぢゃない)
で、備忘録も兼ねて日韓関係悪化とコロナのダブルパンチを経たここしばらくの流れをおさらいしておくと・・・
・2022年9月3日:韓国入国前48時間以内のPCR検査または抗原検査が不要になった。
・2022年9月7日:(ワクチン接種証明があれば)韓国出国前のPCR検査が不要になった。
・2022年10月1日:韓国入国後1日目のPCR検査も不要になった。
・2022年10月11日:日本入国時のPCR検査が不要になった。
・2022年11月1日:韓国がビザなし渡航受け入れを再開。
そう、この4番目と5番目を待っていたわけ。
もっとも5番目に関しては、2022年8月から期間限定でビザなし渡航が再開されてはいた(最終的に10月まで延長)のだが、10月11日までは日本帰国時のナニがネックになって渡韓に踏み切れなかったわけ。
で、ようやく日本が鎖国を解いた時点で、10月は残り半月ほど。
もはや値頃なエアチケットは存在しない。
そこで11月以降の韓国の開国具合がわからんという宙ぶらりん状態ながら、ともかくも前記日程のエアチケットをフライングで購入。
ソシて韓国領事館訪問の予約をwebで・・・・・・
「げっ!訪問の予約がとれねぇ」と焦りつつ、ビザなし渡航延長の報道が出てないかスマホで一時間おきにチェックしつつ日々を送り、よーやくそれが出たときにはホッとしたね、マジで。
で、韓国へ入国する前に必要な手続きをwebでいたす。
・K-ETA(韓国電子渡航認証)の取得
・Q-CODE(検疫情報事前入力システム)の登録
まぁどっちも問題ない。
実際の入国もスムーズにできた。
30分とかかっちゃいない。
問題は(前回のシンガポールに引き続き)わが母国への帰国時。
いわゆるファストトラックのナニが、前回のMy SOSからVisit Japan Webに早くも変わったってだけでも頭に来るところ、拙スマホの「サードパーティーのクッキーを受け入れない」設定が邪魔をして、検疫情報が入力できない。
まぁ設定を変えたらできたんやが、なにやら気持ち悪い。
だいたい政権政党がカルト教団とずぶずぶ関係の国のアプリってだけで、すでに気持ち悪くないか???
で、入国。
前回は「羽田引き廻しの刑」で「シンガポールを見習え!」と叫んだわけだが・・・
今回は「関空牛歩戦術の刑」で「韓国を見習え!」と叫んだね。
いやもうなに考えてんだか???
人と人の接触を避けて最短時間で空港を通過できてこその電子化だと思うんやが、以前よりも時間はかかるわ、数え切れないほどのスタッフに声をかけられるやら、なにやっとるこっちゃさっぱり理解できん。
「FUBAR~!!!」
今のこのシステムを作った人達、今後の改善に関与する人達は、一度シンガポールでも韓国でも行ってスムーズな入国を経験して来た方がいいぞ、マジで・・・
「インバウンド旅行客を増やして云々」なんて話があるが、今の日本にその受け入れ態勢が整ってるとは到底思えないし、いまこの状態の日本に初めて来た外国人は、悪しき第一印象を持つに違いない(=「なんちゅー遅れた国やねん!」と・・・)。
僕にしても、やたら入国に時間がかかるC国の空港とか、やたら出国に時間のかかるI国の空港とか、入出国管理官がチップを要求してくるP国の空港は、それだけでもう印象悪いもの。
「帰国が面倒なんで、当分外国には行く気がしない」
なにやらおかしな感想だが、偽らざる今の本音だ。