厚生労働大臣・厚生労働省への要望書
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全部のDVシェルターがそうであるのかは分からない。
しかし、こうしたDVシェルターがあることは紛れもない事実である。

問題は、ここでも当事者保護を名目としながら、薬物治療の強制が行われる事である。
薬物治療を正当化する論理はこうだ。

・社会的に困難な状況にある人は、何かしらの精神疾患を抱えているから、治療が必要

これは、次のような前提に基づいている。
・精神科医が正しい診断を行える
・薬物治療が本人にとって効果がある
・薬物治療のメリットがデメリットに勝る
もし、これらの前提が一つでも間違っているなら、服薬の強要は間違いなく傷害行為である。
服薬は拒否して構わない(原理原則)逆に服薬強要は傷害行為(犯罪)

しかし、真実はこうである。
・社会的な問題を抱えた人は必ずしも精神疾患患者ではないし、精神科医はそれを選別できない
・薬物治療に科学的根拠は殆どない
・薬物治療はそれほど有効ではなく、害の方が多い。抗うつ薬で言えば、せいぜい8人に1人ぐらいにしか有効でない薬を、まるで万能薬のように処方すれば、多くの薬剤性の精神疾患患者や薬物中毒患者が生み出される
・精神科診断は、客観的指標が存在せず、医師の主観に大きく左右される。そのため、信頼性が低く、人の人生を左右するような決定には使えない。

これら否定的な事実は、もはや明確に証明出来る。
なにより、ほんとうは精神科医自身がこれらの事実を良く知っているはずだ。
気が付かないふりをしているのか、気が付いていても流されているのか、私に知る由もないが、いずれにしても将来はない。
何故なら、このまま続ければ、行きつく先は次のどちらかである。
・嘘に嘘を重ね、その嘘を誤魔化すために権威をさらに強化し、科学的事実を強引に隠蔽し、市民を傷つけ、殺し続けるという確信犯となる
・事実を知った市民に無視され、誰からも相手にされなくなる
前者が通用するなら、それはもはや民主国家ではありえず、北朝鮮のような管理社会になるということにほかならない。
そんな国になるなら、私はこの国を捨てる。

現実に、あるDVシェルターは、まるで強制収容所のようである。
精神科病院の入院経験者が、その状況を聞いて驚いていたほどである。
服薬強制のみならず、生活すべてが管理され、まるでかつての鑑別所のような扱いだ。
DV被害者は、犯罪者ではないにも関わらずだ。

此の様は、まるで戦争当時の捕虜収容所の軍組織のようである。
権威をかさにきた司令官とそれに従う軍曹に例えれば分かり易い。
司令官が精神科医で、軍曹が福祉施設の職員である。
これって、まさにナチスそのものではないか。

さすがに、全てのDVシェルターがそうでないことを祈るが・・・・・・・

児童養護施設においても、同じように薬物投与による人権侵害は行われている。
善意の名の元に、薬物投与が行われている点については、より不気味である。

女性の為に・・・
子供の為に・・・
いい加減に間違いに気が付いて頂きたい
投薬は、
管理の為・・・
職員の為・・・
そして自身の権威(金儲け)の為・・・
でしょ?!

精神医療が生き残るための方策は次以外にない。
・根拠を失った生物学的精神医学を自ら否定する
・精神科診断が信頼に値しないことを自ら認め、自らの役割を身の丈に戻す
・薬の副作用被害を認め、膨大な医原性の患者を生んだ過ちを認め、彼らの回復に全力を尽くす
これ以外に贖罪の方法はない。

いまさら、許されるとは思わないが、せめて地獄での扱いがマシになるように、今からでも改めましょう。
大丈夫、私も一緒に地獄に落ちますから・・・・・

5月25日 相模大野でこの問題の勉強会やります。
投薬による人権侵害を考える会