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以前の私は、心のモヤモヤがあるとすべて”過食”が現われて、そのストレスをウヤムヤにしてくれていました。
解決はしないけど、一時的にラクになれるため、これもひとつの体の防衛反応といえるので、悪いことではありません。

だけど、そもそもどうしてそんなストレスを抱えていたかというと、
それは私の中に刷り込まれた
「自分を苦しめる考え方」があったから。

それともう一つに
「感情や考えを相手に言葉で伝える」
「相手の気持ちを聞く」
つまりコミュニケーションが不得意なことが
生き辛さというストレスを作り出していたました。

そうして溜め込んだストレスを処理しきれず
苦しみを伴う体型や体重コントロールの安心や
苦しい過食の一瞬の快楽でストレスを曖昧にしないと
バランスが取れなくなっていたということなのです・


****

摂食障害の頃の私は、
人から言われたことに対して、あれ?と思った時点できちんと相手と話して確かめもしないで、勝手に「気がかり」を不安にしてしまっている部分がありました。

傷つくことを言われても、
怒りや悲しみの気持ちを伝えらなかったり
伝えてるつもりでも
笑いながらいうなど
本気のNOだとは受け取ってもらえなくて
仕方ない言い方をしてします。

それでは
相手には何も伝わっていないので
会うたび、繰り返し同じことをします。

そして自分は
そのたびに傷つき続けます、


自分の気持ちをつたえみると、そんな気にしてるって知らなかったと返ってきたり、そのときは怒られてもあとから相手も考えるのか、少しずつわかってくれるようになったり、

逆に自分がどうしても変われない相手を
「このひととは感じ方が違うんだな」と理解することで、
心の距離をおけるようになってきたりもしました

時間をかけて「良い関係」になれたり、良い関係を保てる「心の距離」をみつけられるようになっていくものなのです。


でも、前も書いたけど、摂食障害で苦しむ方は
言葉で自分の気持ちを伝えること、
相手の気持ちをきくこと

=コミュニケーションを恐れている人が多いの。


話しをする前から(またはちょっと会話しただけで)、
「どうせ分かってくれるはずないない」って
気がかりを大きな不安に育てていたり、
言葉不足で相手に誤解されてもっとストレスを抱え込む。

そうやってギリギリまで抱えているから
爆発してキレたり、
あてつけのように拒食したり過食したりしてみたり
(←私もよくしてました。)

しまいには
「あなたのせいで症状がでた」って
ほのめかした事もあった(汗) 

それ自体、症状を使わないと表現できない、
ということだから
コミュニケーションの練習があるということなんだよね。


言いたい放題言っているように見えるひとでも
自分がどういう気持ちなのか、
どういう風に協力してほしいのかは全く伝えていなかったりします。

逆に自分が相手の気持ちを聞くことを忘れてしまったり
自分と違う考え方や感じ方をする相手を
自分が受け入れること忘れて、
自分が愛されてないから、
自分がこんな人間だからと結論づけてしまうこともよくあります。



お母さんのお弁当や夕飯をこっそり捨ててしまう人も多いと思いますが、それもこの「会話ができずに不安を抱え込む癖」が関係していますよね。 

揚げ物が今の自分には怖いって気持ちを言葉で説明して食べやすい物を入れてもらえるように相談してみること、お願いしてみたっていいんだよ。

ただ「食べたくない」って言っても伝わらないのは当然なので自分のペースでなおしていきたいこと、無理をするとパニックになってしまうことなど、説明してみるの。 


一度言ってわかってもらえなくても、また言葉を選んで伝えてみる。
自分のペースでやれることやりながら、相手にも治すために協力してほしいことが会ったらお願いしてみる。

食べることや太ることの恐怖を体験したことがない人なら
体のことを心配して食べなさいっていってしまうのも無理はないです。

病気を否定されても、
それは病気のことがよくわからないだけで
あなたの存在が否定されてるわけじゃないんだよ。



特にストレスはない、という方も、
食事やダイエットに対する大きな不安、
それ以外の不安を誰にも相談できていなかったり、
平気なフリをしていたりしてることが多いです。


知らぬ間に、ストレスを溜め込んでるの。


ストレスというのは誰もがその存在に気付いているわけではありません。

うつ病の人も摂食障害の人も
「これくらいのストレスは誰だってあると思うから」とか言うんです。
(最初は私もそうだった) 

なので、ストレスを認められる人は一歩先に進んだ状態、っていえるかもしれない。


また、特に辛い出来事がなくても人間生きていれば
日々ストレスに直面していますから
(例えば満員電車とか人ごみ、騒音など)脳は無意識の内に
快感を求めてバランスをとろうとします。 

(ここでは脳内ホルモンの話はややこしいのでおいておきますが) 



そこに快感を得る方法の選択肢を食べることしかしらなかったら、
それが過食の原因となってもおかしくはないですよね。 


だからこそ、
生き辛さにつながっている
「考え方の癖」を知り、ラクになる考え方を
取り入れていったり

すべきことばかりではなく
したいことを中心に
心地よさや癒しを感じられることを
どんなに小さなことでもよいので
選択肢を増やしていったりすることで
過食や痩せることで
本来のストレスを曖昧にしなくても
バランスが取れるようになっていく

そのうちに
過食衝動も緩やかになってきます。

勿論今までに書いているような、

極端な栄養不足の反動があれば
(甘いもの依存も栄養不足のうち)
体の過食は出ますし、

過剰な運動や 運動不足、
食べてはいけないという禁止の反動も
「頭の過食」につながるので

そちらも同時にあるならば
ラクにしていく必要はありますが
少しずつでいいんです

***

(喧嘩しながらでも)
きちんと言葉で伝えて話をきいて
言葉で相互に理解を深めたり
諦め(受け入れ)を重ねていくこと、、、

勇気がいることだと思うけど


ストレスになって益々辛くなって
益々ヤセや食で
ウヤムヤにしようとする今も苦しいよね?

だから少しずつでも
コミュニケーションも、
やっていってほしいと思う。

言葉を尽くしても場合によっては
この人は本当に考え方が違うんだな・って
諦めの結果になる場合もあるけれど、
本当に諦めるときって、悲しいけれどもさわやかです。


この記事で思い当たる事のある方は、
>こちらのページ の水島先生の本がおすすめです。


人に辛い・悲しいと泣きつくのは甘えでは?
と思ったら>ステップあやのダイエット論 も読んでみてください。


この会話(コミュニケーション)の問題は、
吐かない過食(吐けない過食?)の方にも思い当たることがあると思います。

拒食・過食を受け入れる シリーズ

テーマ:食欲が止まらない原因

>テーマ 甘い物・食欲が止まらない原因 シリーズ

上記のリンクの中にも、
嘔吐なしの方にもあてはまることがあると思います、

よかったら参考になさってください。


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