亀田興毅・バンテージ疑惑!? | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

TBSの視聴率今年最高の43.1%。大きな注目を集めたWBC世界フライ級タイトルマッチ。内藤大助(宮田)vs亀田興毅(亀田)の一戦。亀田選手は見事なボクシングで勝利したと思います。

「亀田のバンテージの件が、何か騒がれています」

????。

ジョー・ルイチュ さんに聞いてみました。一部のファンの皆様が問題にしているとの事で、以下の写真を送付して頂きました。



「そんな事はありえないよ」(~~)

写真をよく見るとナックル部分のテープと包帯の境目に、サインペンでちゃんと×印で封印されています。海外では色々あるようですが、JBCの管理下ではそのような事はまずありえません。

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バンテージのナックル部分を厚く巻くのはメキシカンスタイル。その代わりに手首部分は軽く巻かれています。ナックル部分を大きく巻くと、手に入れたグローブ内部との隙間がなくなり、ちょうどよくフィットするわけです。

バンテージ巻きもそうですが、グロービングの際もJBCの人間と、相手陣営が必ず立ち会います。何かトラブルがあるとJBCは控え室からすぐに本部と連絡を取れるスタイルになっています。

パリではどちらもまったく立会いがなく、バスケス陣営と直接交渉ですべての時間を決めました。向こうも世界戦ビジネス経験してますから、紳士的に行きましたが、あの時はタイトル戦が多く、会場もでかくスーパーバイザーも忙しすぎたのでしょう。(~~)

オーバーウェイトのWBA世界フライ級前王者ロレンソ・パーラ(ベネズエラ)が、ねじったガーゼをナックル部分に乗せようとした時も、ストップをかけすぐにスーパーバイザーを呼んでもらいました。

そして、答えは「ノー」。

スーパーバイザーも人によって基準は違いますね。

   
★ボクシングファンの携帯ストラップに→【EVERLAST ミニグローブ】

グロービングの際、バンテージのナックル部分の巻きが大きいとグローブが入らなくなってしまう場合があります。

「勇利(アルバチャコフ)の時、一度メキシカンスタイルで巻いて、入らなくなっちゃった事あったよ」(~~)

その場合はその場で対処する他ありません。立会人に確認しながら、バンテージを修正する事になりますが、ナックル部分を減らす事で問題になる事はまずありません。

グロービングの際、バンテージのチェックマークはもちろん確認されます。グローブを装着し、絆創膏部分にチェックマークで封印。リング上でレフェリーはそれを確認します。

どこからどう出た疑惑なのかはわかりませんが、話の出所を考えても、ちょっとありえない話です。

亀田選手はクリーンに戦い勝利した。その事実に間違いはないでしょう。

★内藤vs亀田・写真集!(PCのみ)

内藤陣営野木トレーナーは言い訳せず、ただ「すいませんでした」と話した。

「調子はよかったよね」(~~)

「ハイ、ばっちりでした」

あの夜。亀田選手が自分のボクシングで内藤選手を破った。JBC管理下の世界戦でマルガリート疑惑は起こりえない。

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