ヘビだってェ～○○したいッ!!年賀状
原画：アクリル絵具・ケント紙（B5）
完成：2013年1月1日
昨年もまた年末いっぱいまでとても忙しかったです。
毎年、1月1日0時0分0秒に
自作年賀状紹介のブログ記事が公開されるようにしているのですけど、
今年度の場合はいつもと違う感じに年賀状を作ろうとしたというのもあり、
年内に完成させる事が出来ませんでした。
１月１日以内に完成できたので、あと１日あれば良かったわけです。
でもその代わり、その一枚に手間暇をとても掛けています。
今回は、いつもの様に、複数の種類の年賀状を手描きしたのではなく、
一枚の絵を、業者に頼んで印刷してもらう形を採りました。
なので、本当の完成までにはもっと日数が掛かります。
内容の紹介です。
私はよく、
世の中の常識をテーマにした危険な香りのする絵を描いています。
なので、私の絵をよくご存知の方は、
「いつものヤツか」と思うと思うのですが、
私の絵をよくご存知でない方にとっては、
ショッキングかも知れません。
もし、手足の無いヘビに手足を着けたら・・・、
という「If」をさせてみたのです。
手足の無い蛇も、何かを掴んだり、
抱きしめたり、歩いたり、走りたいのだろうか？
という妄想が湧いたのです。
で、せめて絵の中だけでも実現させてあげました。
実は、このキャラクターは以前にも描いていて、約２年前に、
美学校（神保町）内の『棚ガレリ』（TANA Gallery）にて行なった
『LOVE & PEACE & VIOLENCE』という個展で展示した、
『義手義足蛇ダンサー脛井くんと義手の踊り子マングースのマン子ちゃん』
という絵の主人公なのです。
個展『LOVE & PEACE & VIOLENCE』（棚ガレリ）クロージング報告
2011年2月28日
義手義足蛇ダンサー脛井くんと義手の踊り子マングースのマン子ちゃん（2011）
2012年6月22日
弊ブログの読者が、
会田誠や根本敬などのアングラ系に理解のある方々
ばかりであるなら良いのですが、
その手の方々ばかりとは限らなかったりするので、
こういう危険な香りのするネタを出す事で、
読者が離れる事が往々にしてあります。
以前も、ハッピーツリーフレンズや
根本敬、会田誠みたいなノリの
危ないデンマークアニメを紹介した時、
誤解を与える様な書き方をしたために
読者が100人以上離れた事があります。
まあ、波風立つ様な話が苦手な方は、
遅かれ早かれ離れて行く運命なわけで、気にしない様にしますが、
一言言わせて貰えば、悪ふざけのつもりは無いので。
如何にも、SF幻想不思議物語にでも使えそうな内容ではあるけれど、
一部の方々を不快にさせるかも知れない・・・、とは思いながらも、
アイデアが浮かんできたので描かずにはおれませんでした。
そして、何かを感じて貰いたい（逃げ口上と思われるかも知れない）。
そこには、計算も何も無い。
何だか自分でもよく分からない事書きました。
そんなわけで、
今年も一つ、宜しくお願いいたします!!
【追記：2021/12/25】
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