鬼眼羅の犭夜太郎（鵺太郎）第5妄『邂逅と解凍』前半
（The unexpected meeting and the thawing, the first half）
今回は、いままでの様な学習漫画っぽい内容ではなく、
第３妄の様に、
妖怪漫画らしい内容に少しは近づいているかも知れません。
基本『変なもの好き』であるため
（自分自身が変人視される事に対しては、
若い頃はかなり悩んでいたけど）
そういった路線に走るのは当然の成り行きです。
『妖怪』という、字義通りです。
ゲストキャラの性格設定のデペイズマン振りは、
かなり気に入っております。
こういった性格設定は、
へんたいかいじゅうマゾラくんで既に行っております。
中性的な物腰だけどそうじゃない（ノンケ）、
という設定です。
その他、怪奇小説『ドグラマグラ』（夢野久作）
を基にした『ドグラモグラ』もゲスト登場させています。
とはいっても、
誰も知らないと思うので説明しますと、
風変わりな小説に詳しい友人から
『ドグラマグラ』の存在を教えられ、
その内容もさる事ながら、
題名そのものにも感銘を受け、
勝手に『ドグラモグラ』という、内容的には
『ドグラマグラ』とは全く関係の無い漫画のキャラを
数年前に作りました。
でも、まともに描いていません。
その友人への手紙に描いただけです。
まともに漫画に描かれたのは、今回が初めてです。
『老森映太郎』のモデルが
『若林鏡太郎』なのは言うまでもありません。
それともう一つ。
ユッキィくんの変身した姿を
『くそみそテクニック 』の主人公、
道下正樹に似せております。
でも、ユッキィくんは、完全なノンケです。
何だかんだ言って、
『くそみそテクニック』に魅了されております。
ここまでノンケに大人気のモーホー漫画も無いでしょう。
山川純一は、本当に天才だと思います。
私が尊敬している漫画家は、
山川純一と川崎ゆきおとヴィルヘルム・ブッシュ と、
酒井七馬です。
ていうか、私が読んだモーホー漫画はこれだけなので、
他のはどうなのか知りません。
ていうか、別に知りたくないです。
因みに、月賀状プロジェクト 7月篇 では、
『くそみそテクニック』のパロディを描いております。
『忘山』（わすれやま）は、
如何にもありそうな名前のようで、
実は検索しても全く出ないため、
他では全く使われていないようなので、使いました。
もし使われていたら、
『失山』（なくしやま）にしようと思っていました。
『失山』も、他では使われていません。
ユッキィくんの着ている『クーラー服』のモデルは、
『Gu-Guガンモ 』に出てきたばあやが
真夏の暑い日に身につけていた宇宙服型のクーラー服です。
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〇オリジナル妖怪図鑑〇
ユッキィくん
（本名：忘山雪乃進：わすれやまのゆきのしん）
忘山（わすれやま）に住んでいる雪の精。
犭夜太郎の友達。
意念力で、道下正樹似の美少年に変身する事が出来る
（でも、エネルギーを多く奪われるようだ）。
変身行為を『ジャニ化』と呼ぶ。
物腰や喋り口調が中性的だけどノンケという、
わけの分からないところがある。
忘山に雪男が出るとの噂が立ち、
老森映太郎博士が調査をするが、
その正体がユッキィくんであると判明。
その時ついでに、
暑い場所でも大丈夫な服を作って欲しいとお願いし、
クーラー服を作って貰った。
【追記：画像差し替え：2009.9.13】
画像内の文の書き込み追加。
尊敬する人物に、酒井七馬追加。
【変更：2009.12.27】
英語のサブタイトルの不定冠詞を定冠詞に変更。
【タイトル修正：2011/10/25】
木目羅 → 鬼目羅
【追記：2023/6/9】
画像を新しくスキャンし直して上げ直し。
文章を読みやすい様に整理。
文中に「モ―ホー」という表現を使っていますが、
当事者の方はどう思うのでしょうか？
特に傷つけるような表現でもないと思うのですが。
私が当事者だったら全く気にしないと思いますが。
悪意が込められているかどうかが重要だと思うのですが、
今この漫画を見返してみて、ちょっと嫌だなとは感じます。
特定の属性をネタにするというのは、正直良くないですね。
今は、差別に繋がる様な特定の属性を茶化すネタは、
気を付けているというか、嫌悪感湧くくらいなので、
全くしていません。
というか、自分がその属性であった場合は、
自虐ネタとしてギャグにするかも知れませんし、
とある傾向の人（変えようのない属性というわけでもない）を、
遠回しに皮肉るというのはやります。
最近は、この手の話が繊細な話になっているみたいですが。
とりあえず、このまま出しておきます。
【追記：2023/8/10】
鬼目羅の犭夜太郎→ 鬼眼羅の犭夜太郎