このシリーズは、作品としてきちんと完成されたものは極僅かですけど、未完成のや下書きのも含めれば、自分でも把握しきれない位の膨大な数を描いています。
前回の記事を書いた後にも「これくらいは最低限出すべきだな」と思ったものがあるのを思い出したので、追加する事にしました。
リアルにだらしない格好のカバくん
(1993.5.14)
(製図ペン・無地の落書き帳・B5)
こういう子供、たまに見かけたんですよ。
この手のキャラの一番印象的な所は、口の周りにミートソースか何かのオレンジ色の汚れが付着していること。
そんなわけで、私はこの手の子供を「ミートソース小僧」とコードネームで呼んでいました。
色付きの絵に今の所仕上げる事が出来ていないのが残念。
まあ、いずれ描きます。
下着のシャツをハミ出している小学生
(1993)
(鉛筆・無地の落書き帳・B5)
今、こういう子供って、普通にいますよね。
考えられねえ!!!!!
世の中狂ってる!!!!!
最近の若い親自体、服装乱れてるのが多いし・・・。
こんな親の子供に生まれたくない!!!!!
まあ、それはしょうがないとして、向かって左側の少年は、前回紹介した、
病的感受性児聰少年のパラノイア日記 其乃1
■中に何を着ているかがわかる少年■
(1993.9.27完成・アクリル・ケント紙・B5)
の元になった絵です。
右側の少年もいい線行っているので、ちゃんと作品として完成させたいですね。
下着とヘソを出す少年(1993)
(鉛筆・無地の落書き帳・B5)
ネタバレになってしまうのですが、
病的感受性児聰少年のパラノイア日記 其乃2
として描こうと思っていた絵の下描きです。
この手の子供もたまに見掛けました。
服装の乱れに対して100%完全に無頓着、羞恥心0%というのが特徴。
よく、口の周囲にミートソースか何かの汚れが付着していたりする。
病的感受性児聰少年のパラノイア日記 其乃2
で描くとき、「地層の様な少年」という題名を付けるつもりでした。
というのも、両手を挙げた時、下着のシャツやお腹、ヨレヨレのブリーフ等が露出し、あたかも「地層のよう」だからです。
間抜けさを出すために「出べそ」に描いていますが、それだとリアリティが失われてしまうので、本格的に手掛ける時に、その辺改めて検討をしたいと思っています。
寫實的 RÉALITE(1993)
(鉛筆・ケント紙・B4・一部)
題名は、内容そのまんまです。
画像は、B4のケント紙の左半分です。
それまで紹介してきた、色んなタイプの「身嗜みの悪い子供」が種類別に出てきます。
ただ、一番左側だけは女の子で、鉄棒にぶら下がってスカートが捲れ、パンティとお腹がモロ露出しているという、ロリコンが側にいたらヤバイだろ!!な状態です。
この場面は、小学校の休み時間の時、教室の窓から遠くの鉄棒の方を何気なく見た所、まさにそういう事をしている少女がいたので、驚いたという経験があります。
画像の下のほうに「自閉症気味」とか書いてありますが、これは当時、「自閉症」の意味を誤解して書いたのです。
字義通りに解釈してしまったのです。
でも、内容をいじらず、当時書いたそのままのを出すべきだと思ったので、敢えてその侭出しました。
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