いよいよGWも中盤ですね。

今年の社労士試験を受験される方は、そろそろインプットも大詰めを迎え、
これからアウトプットに切り替える時期ではないかと思います。

この頃になると気になるのが白書対策です。

代表的な白書として、①労働経済白書、②厚生労働白書、があります。
(以下、「2大白書」といいます。)

社労士試験においては、白書対策と法改正対策は欠かないと言われますが、
果たしてこの2大白書を読むべきでしょうか?

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私の結論は、「読む必要はない」です。

真面目な方ほど、2大白書に手を出してしまいがちですが、
決して読んではいけません!

理由は、

①近年は、2大白書以外の白書・調査からの出題が増えている(つまり非効率)
②法令部分と最低限の白書対策を行うことで基準点割れを回避できる

ためです。

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平成22年度の本試験における出題は以下のとおりでした。

(選択式)
 ・労働一般:男女雇用機会均等法
 ・社会一般:企業年金

(択一式)
 ・労働一般:問1 就労条件総合調査
       問2 労働力調査、高齢社会白書
       問3 「労働経済白書」、雇用動向調査
       問4 就業形態の多様化に関する総合実態調査
       問5 労働契約法
 ・社会一般:問6 国民健康保険法
       問7 医療保険の沿革
       問8 社会保険労務士法
       問9 介護保険法
       問10 高齢者医療確保法

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いかがでしょうか。

2大白書は、選択式では全く使われず、
択一式で労働経済白書が抱き合わせで1問出題されただけです。

この0.5問のために、あの膨大なページ数の2大白書を読破できますか?

社労士試験に合格するには時間を効率良く配分し、
出題頻度の高い部分を確実な知識にする必要があります。

とはいえ、2大白書を全く知らない状態では選択式で使われた
場合にはアウトですし、択一式のハードルが上がります。

したがって、最低限の対策は必要です。

それについては次回以降にご紹介します。


~本日のおまけ~
午前中は近所のカフェで仕事をしていました。
勉強している人が多いのかと思いきや、意外にもガラガラでした。
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