どたばたビール・テイスティング会。

夫の２０年前のエックス、

ジョージィと

ビールのテイスティング会ってやつに行ってきたんですが、

わたしの元クラスメイトが発足した

ビール好き女性のための会。

ノイ・バレーと呼ばれる

閑静な住宅街にある

彼女とそのだんなさんの住んでいるかわいらしいアパートで催されました。

最初、１０人前後だよ、ときいていたわりに、

なんと２４，５人くらい集まってまして。　びっくり。

で、わたくし、ビュッフェスタイルで

適当にわいわい、がやがや立ち話しながら

これは好き、これはもっと好きとか言うような

ホームパーティかと思っていたら、

いやいやいやいや、

ちゃんと、

レクチャー形式になってまして、

わたくしの元クラスメイトが真ん中に立って

講義をしているわけですよ。

マジですよ、マジ。　

皆様の真摯な態度に

ジョージィと私、　　（←若干、ちゃらちゃらしちゃってる）

びびりまくりましたけれども。

が、しかし、、、

あれですよ。。。

「このビールはどんな特徴があり、、、」なんちゅう

細かい話とか聞いても

翌日には

忘れちゃうしなあ。

うーん、ちょっとヴァニラ風味が利いているかなあ、、、

オレンジの風味がするねえ、

コーヒーフレイバーだ！

とか言われても、

忘れちゃうんですよねえ。

すごいのとかビールに混ぜた何かの化学反応で、

何年ものの、何々は、

バンドエイドのような味になってしまって失敗、

とか言われても、

違いの分からない女、俺からしたら

酔っ払ったら

バンドエイド味でも

なんでも

もれなくご機嫌になるような女ですからね？？？

薀蓄はいらないぜ、薀蓄はっていう。

しかし、真摯な皆様の思いをくじかぬように、

はずさぬように、

そこはひたすらに、

まじめに、まじめに、

かしこまっていたわけですよ。　ええ。

まあしかし、

ジョージィもさすがに

「同じサオのムジナ」　（←いやいやいやいやいや。。。）

「飲めりゃあなんでもかまわないね。」　（小声）

とか言っちゃって、さすがにおいらと同じスタンスなわけで。　

いやあー、辛いっ。

まじめにしているのってほんとに辛いですよね。

で、そんな、

まじめにしていないといけない、

緊張感ある時に限って

そばにいた女性が

立ち上がった途端、

ランプに

ごんって頭をぶつけるわけで、

妙な緊張感がほとばしっていたものだから、

「ぶつけちゃったよー。(●´ω｀●)ゞ」

「だいじょうぶー？　(*^o^*)」

的なノリに全くならないっていうか、

声さえかけづらいものがあり、、、、

そんな状況がより面白さに拍車をかけちゃって、

ストライクゾーンにはまりこんでしまうわけで、

ジョージィとかツボ過ぎて、

死にそうになってましたけれども。

いや、俺も死ぬかと思った。

で、中に、グレイス・ザブリスキーみたいなおばちゃんがいたんですよ。

グレイス・ザブリスキーって

ご存知です？

たしか、ツイン・ピークスで

ローラなんとかのお母さん役やってたり、

いろいろ　ちょこちょこ出てるんですけど、

面白いところだと、

私のバイブル、

「サインフェルド」の

ジョージ・カスタンザの婚約者の母役で出てるんですが、

stink eyeをさせたら、右に出るものはいないっていうか、

しらーーーーっとした目をさせたら

天下一品の性格女優。

そんなおばちゃんがいまして、

しらーーーっとしながら、

どのビールも全部、

ケチをつけるわけですよ。

ジョージィがまた、

「あのおばちゃん、ずっとケチばっかつけてるよー。

なんなんだよー。」

と小声で言い始めまして。。。

で、なんと、

テイスティングして、

あんまり好きじゃかった場合は、

中央においてある

大きいジョッキに、

捨てちゃえるようになってるわけなんですけど、

（ありえねえ。捨てるなんてありえねえずら。）

おばちゃん、どれも捨てまくり。

「捨てるなよー。　捨てるんだったらシェアしろよー！！！

『私、いらないけど、飲みたい人いる？』とか聞けよー！！！」

ってジョージィも酔っ払って

ぶつぶつ言い出しちゃったんですけど、

おいらもほんとそう思う。

大事なビールちゃんを無にするんじゃねえ！！

ビール職人達ががんばって作ったであろう

ビール様たちを、

黙って素直に、

享受しろよー！！！

（↑　自分は「違い」がわからないくせに言ってる時点で

爆なんですけど。）

おばちゃん、他にも、すごいんですよ。

元クラスメイトのかわいい飼い犬ステラが

おつまみを欲しそうにしてると、

そばにいる皆は、

「だめだよー。　ごめんねー。」ってかわいがってあげるのに、

おばちゃん、

「しっ！！！」とか追い払いますしですねえ、、、（爆！！！！）

絵に描いたような冷酷なおばちゃんですよ、ええ、ええ。

あまりの光景に俺、

泣き笑いが止まらないっていうか、、、。

で、その頭をぶつけちゃった女の子は、

恥ずかしかったのかショックだったのか

そのあとすぐ

ご帰宅されたので、

グラスだけぽつりと置かれてまして、

またジョージィが、

よせばいいのに、

「このグラスも何食わぬ顔で差し出して、

ビールついで貰おうよ！！

そしたらわたしたち、

一杯分多く飲めるじゃん!!!」

とか言い出してしまうし、、、、（←悪知恵）

ふたりで、

さささーーーーっとそのグラスも差し出したんだけど、

ついでくれる人に、

「あれ？　ここにいた彼女は

帰ってしまったんだよね？」と気付かれてしまいまして、、、

二人で内心、「ちっ。」とか舌打ちしていたところを、

この、

グレイス・ザブリスキーに

くっさいものを見る目で

しらーーーーっとにらまれてしまうみたいな、みたいな。　

そんな状況もまた

ツボ過ぎたんだけど

おおっぴらには笑えないため、

肩震えちゃって。。。

いやあ、苦しいっ。。。(ﾟｰÅ)

最終的には、

さらに酔っ払ってしまった私が、

その皆が捨てたビールの入っているジョッキ、

（この時点で１１種類のビールがまぜこぜになっております。）

「いきまーーーーす！！！いかせていただきまーーーーす！！！」

とか言いながら飲んで、

「うーん、悪くないよ。」

なんて言っちゃったりなんかして

皆を笑わせてたんですけど、

そんな私を、

「愚か者！！！」

という声が聞こえてきそうな

くっさい目でごらんあそばしている

グレイス・ザブリスキーっていう。。。(●´ω｀●)ゞ

思い出すと、逐一

あひゃひゃ笑いが止まらないっていうか。。。(ﾟｰÅ)

そんなわけで、、、、

ビールティスティング会、

せっかく参加したんだし、

ブログにもきちんと、

このビールはこういう風味で

どんな時に飲むのに適しているかも、

とか書くと

役に立つんだと思うんですけど、

まあ、、、、

そんなこと、、、

ぜんぜん書けない感じで？

終了？

的な。。。？？

脱力笑い満載で

ちがった意味で

すげえ楽しかったです。。。ええ。　(;^ω^A

↓　元クラスメイトがきちんと書いているブログから写真拝借しました。

左の奥にいるのがおいらで、

その奥が

「巷の不二子ちゃん」ジョージィです。　

あ、おばちゃん

人の陰に入っちゃっていて写ってないよーーーー！　　（とことん爆）

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あ、ちなみに中央に写っているのが問題のランプ。　ぶっっ。

ジョージー未だに思い出し笑いしてるらしいです。

いやあ、ビール好きの女子達は

かわいこちゃん揃いですな！！

ではでは。