しまりす日記 -1710ページ目

ANTI-Rules?

夫ケイブ・メンは、

こじんまりとしたかわいらしいイタリアン・レストランで

ヘッド・シェフとして働いています。


妻が言ってもぜんっぜん信憑性無さそうですが、
結構おいしいです。

このケイブメンとの出会い、それほどネタにもならないんで、

どーーーしよーかなーーー、と思っていたんですが、

今日は天気も悪く、ネタも無いので、 

書いてみますね。

でもこんなしまりすとケイブメンの出会いなんて、

ほんと、全然ネタにも何にもならないので

つまんなかったら、ほんと、すいません。。。。ヽ(;´Д`)ノ

もともとの出会いも、

しょっぱな、ふつーーーな、

友達の紹介というやつですよ。

当時よくつるんでいた、

韓国人のクラスメイトの紹介だったんですが、

(彼女のボーイフレンドの親友が、ケイブメンだった。)

これまたよくある感じで、彼女が自然を装いつつ

「私と、私の彼と、しまりすの3人で今度、

ディナーでも食べようかなとおもうんだけど、

でも、

もしかしたら、

彼の友達も来るかもしれないよ。」 

と言うので、

「いや、それって、どう言い方を変えても、

合コンだよね?」

というのが最初の集いだったわけですよ。

「まあ合コンといえば、合コンなんだけど、

絶対に期待はするな。」

と言う友達の言葉を

まっすぐに信じ、

学校のプロジェクトで忙しかったのもあり、

全然期待せずに望んだ、その合コン。

期待するなと言われていた通り、

しまりすはぜんぜんケイブメンがタイプじゃなかったので、


なので、「飲み」を心行くまでエンジョイしよう!と心に決めていたわけです。

ケイブメンっつったら、

ヒゲだらけの顔で、

なんだか、obnoxiousな(なんか、癇に障る)やつだな、

ていうくらいなもんだったわけですよ。

でも、まあ、飲んじゃいましょうよ!!ということになったら、

ケイブメンもかなり「イケルクチ」。

いつの間にやら二人で、テキーラショット競争を始め、

一人、7ショットぐらいずつはやったわけです。

しまりすはもう、本当に大酒のみですから

テキーラショット7つ、

ドンと来いって感じで全然平気。

ケイブメンとしては、こんなに飲める奴はそうそういないぞ!!

っと思ったようで、 まさに、

「Dream Girl キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!」

って思ってたんだそうですけど、、、ありがたいことですよ。 (TωT) 

日本にいたときは、どれだけこのしまりすの

「イケルクチ」

のせいで、彼氏に逃げられてきたことか。。。。

そんな、”Dream Girl” しまりすは、

「今日は沢山飲んじゃって、楽しかったなーーー。」

というわけで、ほくほくしながら家帰って普通に寝まして、

翌日も早起きして学校行って

そのセメスターのファイナルプロジェクトに取り掛かったりなんかして、

とにかく、いそがしいし、

(こっちの学校はほんとに忙しくて正直デートや出会いの時間は無いんですね。)

タイプでも無かったわけだし、もうケイブメンに会うことも無いな、

なんて思ってたわけです。

それから1週間ほどして

無事セメスター終了。

夏休みに入ると、貧乏ですからなんのバケーションの計画も入っていないし、

むろん、
なんの出会いの予定もなし。

なんだかもう、ヒゲ面で口も悪くて、という感じのケイブメンだったけど、



夏休みですもの、
一度くらいデートなるものをしてみても
バチはあたらないんじゃないか??
今セメスター死ぬほどがんばったしと思い、

(もてない女の悲しい決断よっ。)

テキーラショットかけつけ7杯の翌日に

ぽつんと来ていたケイブメンからのe-mailをひっぱりだしてきて、

返事を書いたわけですよ。

(やだ、なんで電話じゃなかったんだっけ? と今思い出したら

そうだった、しまりす、あの頃、またお金なくなっちゃって、

電話代払えなかったため、電話、止められちゃっていたんですね。

いやっ、ヤなこと思い出しちゃったわっっ。 (TДT))

で、ケイブメン、e-mailでもやっぱり、口が悪い。

冗談も意地が悪いし、

でも、なんだから面白いなあ。

デートについても、

「いいから、つべこべ言わないで、

何日の何時にどこどこのバーに来いって! ビールおごってやるから!」

って感じなんですよ。

なんだかさっぱりしていて、いいわ、これ。

妙に気を使われたり優しくされると、気持ち悪いですらね。

ケイブメンを紹介してくれた当のクラスメイトは、

「彼は、酒癖は悪いわ、素行は悪いわ(暴れん坊)で、

いくつかのバーからは出入り禁止になってるし、 ∑( ̄- ̄)

喧嘩で前歯は3本くらい義歯だわ、 ( ̄□ ̄;)!!

彼女に何人逃げられたか知れない。 (;´Д`)

そんな変なもん紹介しちゃってホント悪かったんだけど、

彼氏の親友ってこともあって、つい、むげに断れなくて。」

と良心が咎めたのか、後日私に告白。

いやあーーーーー

わかるわぁっっ!!! 

( ̄□ ̄;)

しまりす、 

同じ臭いを感じるの~~!!!

(今思うとほんと、ヴァカよね。)

で、その臭いが当たったのか何なのか、

その後、催された

初めての二人っきりで会って飲んでみた夜、

そう、「初デートの夜」ね。

(↑ これだけ悪いネタを聞いといて

それでもデートを催すところが、

しまりすのモテナイ女っぷりを遺憾なく伝えてるわよね。

「初デート」の夜以来、

結局4晩も立て続けに一緒にいて、

5夜目はさすがに自分の巣で過ごそうかな

と思ったけれど、

なんだかんだで、

結局気づけばまたケイブメンの巣で一緒にすごし、

じゃあ、6日目は、ダウンタウンにあるしまりすの巣で一緒に過ごしましょうか?

なんてやっていて、

昼間はそれぞれ、仕事だの用事がありますから、まあ離れてますけど

でも夜は必ず、

どちらかの巣に帰ってくる。

そして朝は、隣を向けば必ずケイブ・メーン。

気付いたら、

最初のデートの夜以来、

ずーーーーーーっと、

一緒。

よく、冗談でしまりす、

ケイブメンとの初めてのデートは、

ワン・ナイト・スタンド (よくいう、一夜限りの恋ってやつですね。) のつもりだったのが、

それがなんだか、2ナイト・スタンドになって、

気づいたら 1ウィーク・スタンド、

さらに1イヤー・スタンドになってしまったわ、と友達には言っていたのですが、

今や、ワン・ライフ・スタンドっちゅうことですよ。

なんだろう、よく、「美女と野獣」とか言うけれど、

しまりすとケイブメンは

「野獣と野獣」

だったんでしょうね。 だからうまく行ったのでしょうか。。。

口が悪くて、暴れん坊だけど、根は優しい、ケイブメン。 

やがて結ばれた結婚式で、ケイブメン、

「僕を完璧なひとつのもの(whole)にしてくれてありがとう。」

と言ったんだけど、

しまりすの欠けている部分もケイブメンが埋めてくれた気がする。

二人で一つ。

昔人間は球体で、顔が二つ、手足も四つずつあったのだけれど、

あるとき雷がその球体を二つに割ってしまって、今の人間の形になってしまいました、

だから今だに人間は、自分の片割れを求めてさまようのですという話があるけれど、

しまりすの片割れ、こんなところにいました。

ケイブメンに会えて、ほんとによかったなと、今でも思うしまりすです。。。。

なので、しまりすが言えるのは、

巷でよく叫ばれている「ルールズ」

しまりすにはぜんぜん通用しなかった!

ってことですね。  

ただし、それも

「野獣と野獣」の関係のときだけみたいなので ( ・(ェ)・)

人間の皆さんは、清く正しい

ルールズにのっとった交際をお楽しみください!!!

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