とこりんの昔話・・・自分がない話・・・

自分の好きなこと
自分のやりたいこと・・・わからなかった。

自分のことなのに　自分のことがわからないのは、
人のことばかり見て　生きてきたからです。

あの人は　どうしたら　喜んでくれるかな。

あの人は　どうしたら　怒らないでいてくれるかな。

あの人が褒められたから　私もそうしてみよう。

あの人がやってるから　私もやっておいたほうがいい。

人にあわせて
人を怒らせないように
人に遠慮して
人に嫌われないようにして

そんなことばっかりして
何十年も生きていたら

まったく　自分が何を好きで
何がしたいのか　わからなくなってしまった

心屋＆エリージアム認定リセットカウンセラー
たんぽぽの綿毛　とこりん（かわにし　とっこ）です。　

今日は　とこりんの昔話を少し。

私は　大学へ行かせてもらえるのなら
ほんとは県外の大学へ行って
一人暮らしをしたかったのですが、
両親の反対で　それは叶いませんでした。

ずいぶん昔の話で　その頃
「女の子が大学まで行かなくても・・・」という
両親もそんな雰囲気だったので

私にお金を使わせるのも悪いなと思って、
国家公務員試験で　国税局を受験しましたが、
面接で落ちました。
　(今思うと　のろまのとこりん・・・覇気もなく
　国税局！！

って雰囲気では　全くなかったのでしょう(笑)）

それで仕方なく　大学受験することになっていくのですが
ここまで思い返しても
まったく自分の「好き」と「やりたい」がなかったことに
気づきます。

国家公務員になることが出来なかった私は
先生の勧めで　大学受験…
当時は　共通一次試験の時代でした。

県外は許されず　
両親に受験を許された県内の大学で
当時あった学科は　
教育　経済　農学部の３つだけでした。

経済学部は　
高校で政治経済を選択しなかったほどの
ちんぷんかんぷんなので　まず　なし！！

農学部って　農業できないしな・・・
こんな考えで　これもなし！！
（いやいやいや　農学部出て　必ず農業するわけでないし(笑)
　私の頭の中の農業は　当時　田植えと稲刈りでした。（;´▽｀A``）

それで　残った教育学部に決めました。

そこを受験して　合格したときから
私は　どこかに　
両親を喜ばせたいという気持ちがあったらしく
(50歳過ぎてカウンセリングを受けるまで
自分では　気づかなかったことです。）
先生への道を　突き進んでいくことになりました。

まわりの友達も　当然
先生をめざす人が多かったしね。
おつきあいしていた年上の彼も　
先に先生になったしね。

こうして
一度にひとつのことしかできない私
のろまで時間のかかる私
しゃべるのも　のろまな私
（大学の研究室で　同期生の男子に
「おまえ　もっとはよしゃべれや！！眠くなるわ！！」と
言われたのがショックでした。）　！(´Д｀；)

そんな私が　
しゃべるのと　行動するのが仕事である
先生になっていきます。　

食べるのも　並ぶのも　歩くのも・・・
たいていのことが　人より遅い私。

そしてみんなにあわせなくちゃ！！と
あせると　よけいに失敗して遅くなる私。

そんな後者な私が・・・・　
　　(前者後者については　ぢんさんのこちらの記事をみてね。）

採用試験に向かって　
重点的に　取り組まなくてはならなかったのは
主に実技系のことでした。

座学は　なんとなく　じっとしてて覚えたらできるので
そんなに苦痛ではなかったのだけど、

体育系の実技試験が　ものすごく苦痛でした。
かなづちなので・・・（なんで先生になろうとした？！でしょ(笑)）
市民プールで
飛び込みからのクロール25メートルを
先輩から猛特訓！！
なんとか　それだけは　泳げるようになりましたが、
背泳ぎだけは今でも浮けません。。。

　（今は泳げないというより　もう泳ぎません。。。(笑)）

たしか　跳び箱の試験も
50メートル走も　ダンス(表現）も
幅跳びも・・・・なんかいっぱいあった。。。けれど
これらは　やけくその　ぶっつけ本番でした。。。

面接で　大きな声で号令をかける！！というのが
あるらしいという情報を得て(漏れてる？・・・(笑)）
私は徒競走のスタート係のを
（「位置について！！　用意！！スタート！！」ね。）
動作付きで　練習してみたり。　（;´▽｀A``

こうして　頑張って努力したかいあってか
なぜか合格してしまい
(当時　たぶん動作付きの　「位置について・・。」の旗ふり演技が
　よかったのではと思った遠い記憶(^▽^;)）
先生として生きることになったのですが、

まわりに合わせて頑張って　
両親を喜ばせようと頑張って
友人に置いて行かれないように
頑張ってしまった私は

小学校の先生になってから
さらに毎日毎日　
主要科目はもちろんのこと
体育や音楽や図工や・・・

マルチな才能あるふりの　にせものとこりんとして
（あるふりしても　ないのはばれていたに違いない(笑)(///∇//)
　でもね～先生って　「できない」って言えないのよね。(-。－；)）
45分(授業）と10分(休憩時間）刻みの　
あわただしい毎日を
頑張り続けなくてはならなくなったのでした。

そこに　私の「好き」はない・・・ということに
なんと　なってしまってから
やっとこさ気づいた
やっぱり　のろまのとこりん　なのでした。

とっても他人軸で

人に合わせたり（ついていけてなかったけれど・・・）
人を喜ばせようとしたり
人につられたり
人に嫌われないようにしたり
人の顔色をみたり

そんな風に生きてきた私のお話は　つづく・・かも。

なんで　「いやだ！」「！やりたくない！！」って
言わなかったのかなと

今ならそう思うのだけどね。　

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