恋人 ~妄想編~ | 精神世界の中心でブレイクダンスを踊る

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以前に私の恋人の話 を書きました。


彼女は、コスタリカと日本のハーフです。


彼女のお母さんがコスタリカ人で、お父さんが日本人です。


以前の記事で、彼女は出口王仁三郎の親戚だと書きましたが、彼女のお父さんの家系がそうなのです。


彼女は日本で生まれたため、日本国籍を持っています。


日本で生まれた後、彼女が4歳の時に家族みんなでコスタリカに移住したそうです。


彼女の両親が、自然の豊かな国で、伸び伸びと子育てをしたいと考えたためだそうです。


コスタリカという国は、中南米に位置する国で、日本の7分の1ほどの国土しかない小さな国ですが、その小さな国土の中に、地球上に生息する全生物種の約5%が生息していると言われるほど、自然が豊かな国です。


なんと鳥類にいたっては、全種類の約10%が生息しているといわれています。


彼女は4歳の時にコスタリカに移住してから、18歳までをコスタリカで過ごしましたが、彼女のお父さんが役員をやっていた会社が倒産してしまい、家族で日本に戻ってくることになったそうです。


コスタリカに住んでいた時も、家の中などで多少日本語で話すこともあったようですが、基本的にはほとんどスペイン語を使っていたため、日本に来てからは苦労が絶えなかったようです。


現在では、かなり流暢に日本語を話せるため、初対面の人は彼女の流暢な日本語を聞くと大体驚きます笑


見た目は完全に外国人なのに、日本語を上手に使いこなすからです。



そんな彼女は、先日の記事で書いたように、小さい頃から霊感が強く、色々なものを見たり感じたりできる能力を持っています。


今回の話も、そんな彼女の能力についての話です。


ある時、私が風水のお店で、ヤアズという中国の想像上の動物の置物を買ってきたことがありました。


ヤアズというのは、龍が生んだ九匹の子供のうちの一匹であるとされ、ヤマイヌの頭に龍の体を持つと言われる動物です。


好戦的で、悪いもの(悪霊や悪い念など)をパクパク食べてしまうと言われているそうです。


私がパワーストーンや風水のグッズ集めにハマっていた時期があり、その時に買ってきたものでした。


買ってきた日の夜は、そのまま本棚の前にヤアズの置物を置いて寝たのですが、次の日起きると彼女が不思議なことを言い出したのです。


買ってきたばかりのそのヤアズが彼女の夢に出てきたというのです。


彼女によると、夢の中に、手のひらサイズの小さなドラゴンのような生き物が出てきて、


「寝床が寒くて固くて寝られないよ~。なんとかしてくれよ~。」


とお願いしてきたというのです。


その生き物は、ネバーエンディングストーリーに出てくるドラゴンのような可愛らしい顔をしていたそうで、まさにヤアズの置物をそのまま生き物にしたような感じだったそうです。


彼女が


「わかったよ。それなら柔らかくて暖かい寝床を作ってあげるよ。」


と言うと、ヤアズはとても喜んで、


「本当だね!楽しみにしてるからね!」


と言ったそうです。


私は、ヤアズの置物に何かが宿っていたとしても、非物質の存在が温かい寝床なんて必要とするのだろうかと疑問に思いましたが、彼女はそんなことおかまいなしで、頼まれて引き受けたのだから、自分がこの子の寝床を作るといって、かなり張り切っていました。


彼女は早速近所の100円均一に行き、材料を調達してきたのですが、なんと買い物をしている間中、彼女の肩にヤアズが乗っており、材料の色や質感などについて事細かに指示を出してきたそうです。


ヤアズに指示された材料で、小さなクッションを作ってやり、その上にヤアズの置物を載せました。


それからというもの、私には知覚できないのですが、彼女にはヤアズの存在がどんどんはっきりと見えるようになっていったのです。


ある時は私と彼女が食べているアイスクリームを一緒に食べたり、またある時は耳たぶにぶら下がって遊んでみたり、彼女にはヤアズの色々な様子が見えているようでした。


あまりにもはっきりとその様子を教えてくれるので、次第に私もこれは本当にこの置物に非物質の存在が宿っているのかもしれない、と思うようになっていきました。


そんなこんなで、私と彼女は非物質の存在との交流をしばらく楽しんでいました。


もっとも、私には実際には見えないので、私は彼女の話を聞いて想像するしかなかったのですが。



ある時、私一人である霊能者の方にお会いする機会があったので、このヤアズの置物について、不思議な体験をしているという話をしてみたところ、その霊能者の方にはっきりと、私にはただの置物にしか感じられない、と言われてしまったのです。


この霊能者の方はかなり信用できる方だったため、私は非常にショックを受けました。


彼女が嬉しそうに話してくれていたヤアズの話は、全て彼女の妄想だったのかと思うと、なんともいえない気持ちになりました。


その霊能者の方によると、力のある人ほど自分の妄想と本当に見えているものとの区別がつかなくってしまう場合が多いのだそうです。


気をつけておかないと、あなたの彼女もおかしくなってしまうかもしれないですよ、と忠告を受けました。


実際この霊能者の方の友人で、素晴らしい力を持ったチャネラーさんがいたそうですが、妄想と本当に見えているものとの区別が出来なくなってしまい、精神病院に入院してしまった人がいるそうです。


統合失調症と診断されたそうです。


こんな話を聞いたため、とても心配になってしまい、困り果ててしまいました。


それは全部君の妄想だよ、と伝えるわけにもいかず、かといって彼女の話を聞いてあげてしまうと、妄想を助長してしまうのではないかと考え、身動きが取れなくなってしまったのです。


しかし、結論から言うと、彼女が見ていたヤアズは決して妄想などではなかったのです。




恋人 ~妖精編~ 」 へ続きます。



読んでいただき、ありがとうございます。



ps チャネリングや霊感と言われるものと、精神病や統合失調症と言われるものの明確な違いは何でしょうか?


チャネリングやリーディングで得られた情報が正しければ、それはチャネリングやリーディングと呼ばれ、間違っていると、幻覚や統合失調症だと言われます。


私は、これらは同じ現象を違う角度から見ているだけなのではないかと考えています。


そのため、あまりこれらの情報に頼りすぎることなく、自分で判断することが必要だと思います。


結局は、これが真実だといえるものは存在せず、一人一人が信じていることが現実になるのかもしれませんね。


ヤアズと、彼女が作ったクッションの写真です。


精神世界の中心でブレイクダンスを踊る-やあず