「成功理論の新展開」を読み返す。 個人の人生としての成功とは何か、が語られている。 単に、60年、70年の生涯をそこそこの実績を挙げただけでは、成功した人生とは認められない。 永遠の生命という観点からのチェックが入るべき、とのこと。
3つ、人生に成功したと言えるための条件があるのだと。
1、他の人たちから、あなたがいてくれていよかった、この時代に、この場所に、よくぞいてくれた、と思われること、言われること
2、何かしらの実績を残すこと、仕事でもいいし、家庭ユートピアでもいい。自分で思うだけでなく、他の人からも言われるような実績を残すこと。 3、自分の思想を獲得すること。
それは、本を書くとか論文を書くということではなく、 自分が人生経験を通してつかんだ思想、数十年の人生を通してつかんできたもの、それを後から来る者に語れること、そうした各人固有の思想を持つことだと。
こうしたものが持てていない場合は、今回の人生での霊的向上はなかったことになる、と書かれています。 何かつかんだのなら、他の人にも語れるはず、それがその人の思想だ、とのことです。自分だけのものではなく、他の人にも語れるレベルの思想を持つ。