中山みきさんは、まだ自分が子供だった頃から、他の子に愛を与える優しい子だったのだとか。
幼少期のこういうエピソードというのは、その人物の魂の性質を顕著に示していることが多くて、伝記を読む際に、とても感銘を受けるエピソードが多いですね。
(ジャンヌ・ダルクの少女時代の信仰エピソードなどもそう)
実家も信心深い家だったそうで、浄土の教えを深く信心するようになったとか。
過去世との因果を感じさせられるエピソードですね。
そんなみきさんに、縁談の話が持ち上がるものの、当の本人はどうも嫁などには行きたくないらしい。
なぜでしょうか。村の和尚さんみたいな人も不思議に思って尋ねてみると、意外な理由が!
なんと、その理由とは、「尼僧になりたいから … 」 というのでした。
こんな若くして早くも、出家して尼僧になりたいなんて! …
みきさんの守護霊をしていたのは、鎌倉時代のあのお人だったにちがいない、と幸福の科学の信者ならピーンと気づきそうな、そんな裏事情がうかがえて、
なんて信仰深い方だろうと、あらためて感銘を深くしてしまいます。
しかして御両親は、娘がしっかりとした家に嫁に行って、
そこで夫に仕え、家庭を守って生きるという、女性ならではの幸福を勧めます。
嫁に行っても、仏の道を求めることはできるではないか、と言う父。
なるほど!
在家の人生を生きながらも、仏さまに仕える生き方がある、というのは、
まさに現在の、幸福の科学とも一致していて、非常に意義深い父上の言葉です。
みきさんは、どう答えるのか。
この、晴れ晴れとした笑顔での、素直な返答。
そういう生き方がありましたね、と納得の笑顔に思えます。
そうして、両親の願いにも応えられるという、喜び。
浄土の教えを信じている家に生まれ変わって … というところに、前世からのつながりが想像されますし、
その当時の人柄も、わたしは以前に記事で書いたのでリンク紹介しておきますが、あー、題名に名前が出ちゃってるけど、まっいっかー(笑)
幸福の科学出版からは、中山みきさん当人の霊言がすでに発刊されています。
これは実に白眉の霊言で、すばらしい霊言内容だったのを覚えています。
返答にユーモアもあって、読んでるだけでホンワカさせられてしまう、なんとも魅力あふれる霊言。
いちばん驚いたのは、自分の名をそれこそまったく欲しない、そうした無私なる奉仕の精神、仏神に仕えて生きることの大切さを語りつつ、そうした自分の働きなどは小さなことであって、名を名乗るほどの自分ではないんですよ、といった、その圧倒的な謙虚さでした。
これはオススメ必読の名霊言だと思いますね。