時々刻々 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002

【木下航志NHK-FM『ソウル・ミュージック』にゲスト出演】

時々刻々時計

シンガー、木下航志くんが、8月2日放送NHK-FM『ソウル・ミュージック』(毎週木曜午後11時~12時10分)にゲスト出演する。その収録があり、見学した。

NHKの502スタジオには、昔ながらスタンウェイのピアノがあり、毎日調律されている。これがなかなかいい音をする。本番前に、何曲か木下くんに練習がてら歌ってもらった。

番組内での弾き語り、当初は2曲の予定だったが、リハーサルのときに、8月の品川教会でのライヴで歌う予定曲をちょっと聞かせてもらっていたら、それを聞いたDJの尾臺さんがそれもやってください、とのことで急遽ライヴ3曲とあいなった。

2曲は、3月の『ソウル・サーチン』で歌った曲の一人ヴァージョン。『ソウル・サーチン』のイヴェントにいらした方、また本ブログを読まれている方ならご存知の曲だが、放送前なのでここでは曲名を書かないが、まったく違ったヴァージョンに仕上がっており、びっくりした。ものすごくシンプルながら彼の声が前面にでた、ちょっとゴスペル調の歌いまわしが印象的だ。『ソウル・サーチン』ではバンドだったが、ここではピアノの弾き語りということで、それにしてもこうも変わるかという感じ。

もう1曲は、8月の品川教会でのライヴで初お披露目の予定曲。僕が選曲を提案していたのだが、どれくらいできているか、ちょっと聴いてみたいと思ってやってもらった。元の曲(正確には彼に聞いてもらったCDのヴァージョン)は、ギターを主体とした夏向きのバラードで、ギターソロなども入る作品なのだが、これを見事にピアノに置き換えてやっている。大体、85-90パーセントくらい完成している感じだ。ちょっと英語の発音などで微調整が必要なのだが、この英語に関しては8月の第一週にブレンダ・ヴォーンじきじきの英語発音練習の日が一日か二日あるので、その特訓でかなりレベルがあがるだろう。

で、この問題の曲。最初、やったヴァージョン(これはもちろん録音されていない)と、本番用にやったヴァージョン(これは録音され、放送される)が、もうすでに微妙に違う。ちょっと裏声を使うところがあるのだが、そのアドリブが変わって、思わずおおっと感心した。なんか、日々、いや時々刻々、変化、成長、伸張している感じだ。

ということで、この曲は品川教会でのライヴが初披露のはずだったが、NHK-FMでのほうが世界初公開になった。

この模様は、次週2007年8月2日(木)午後11時からNHK-FM『ソウル・ミュージック』で放送されます。航志くんファンは、ぜひエアチェックの用意を。(笑) 

ENT>MUSIC>RADIO>FM>Soul Music
ENT>MUSIC>ARTIST>Kishita, Kohshi