昨日は夕方に写経が終わって夕飯。夕飯はなんとカレー。ほんまに合宿所に来たみたいやわ
風呂は一個しかなく、修行に来てる人が順番に入っていく。制限時間は一人１５分。なのか湯船にはお湯が入ってません。急いでシャワー浴びて、８時くらいには布団に入って、９時過ぎには消灯して一日が終わる。９時過ぎなんか仕事終わって帰ってくるくらいの時間や。規則正しい生活ってステキやわ
二日目の朝は６時に起きて、６時半に朝の挨拶、そして参道（山道）の掃除、それからお寺（合宿所）の床掃除、トイレ、風呂掃除。床を雑巾で磨くなんて何年ぶりなんやろ。新鮮
家ではやりたないけど
それが終わったら、声だし。ひたすら「あぁ～」と声高らかに、腹から声を出す。普段、大声でしゃべる機会なんかないから、たまには良い。
さらにここからが軽い苦行。
「おん あぼぎゃ べーろしゃろ まかぼだら まに はんどま じんばら はらばりたや うん」というお経
を１０００回声をだして唱える
これがなかなかの苦痛。最初は見ながら唱えていたが、さすがに１０００回もとなえれば覚えてしまうおかげでブログにも書けてしまうとういう特典付き。まるで平家物語の「沙羅双樹の花の色」や憲法の前文を暗唱させられたのと同じ体験。懐かしい。どんどん初心に戻っていく自分を感じられる
時の流れを忘れ、ただただ反復。これを毎日、ここのスタッフのお坊さんは繰り返してるんやなと思うと、ほんまキツイ修行やと思うわ
２時間くらいすぎたかな～、ようやく終了、そして昼飯
今日も新たな修行体験でお一人おじさんが参加。
昼からはまたもや課外授業。お百度参りと、今日は水行
滝行をクリアしたものとしては、もはや怖いものなしや今日は晴れてるし、いい天気であたたかい
水行は合宿所のすぐ近くの川みたいなとこ。ここら辺は昔は別荘地やったみたいな雰囲気。古くなった別荘が点在してる。
昨日といっしょで、合成清酒を体にかけられ、お清め。そしていざ川の中へ。やっぱり冷たい
けどこれは冷たいだけで、耐えれる最初に滝行やってて良かった～春やから太陽に照らされた緑がキレイでなかなかの風情や
ま、あくまで滝行とくらべれば大したことないけど、冷たくてたまらんのはいっしょやな
のどかにお百度と水行終了。今日はこの後は写仏。心に余裕が出ます
２日目になると合宿所の生活にもちょっぴり慣れて、修行に来てる人ともなじんできます。
修行に来てる人はいろいろいて、サラリーマンはもちろん、会社の社長も来たり、小学生、中学、高校生と学生さんが長期滞在してたりと、人それぞれの理由で来とります。世代を超えた、奥が深いコミュニケーション。これまた新鮮です
そんなこんなで２日目は終了。