男神（太陽神）と女神（大地の女神）の
結婚をお祝いすると共に
本格的な夏の始まりをお祝いする日。
この日は、夏至に向けて
光が強まって行く時期の始まりの日という事になります。
ベルテーンは『ベルの火』という意味合いがあり
『ベル』は、光を司る神『ベル（またはベレヌス、ベルニュス）』
を表しています。
古い時代の牧畜歴では、５月のこの時期は
夏に向けて牛や羊を放牧場へ放す時期でもありました。
昔は家畜は大切な財産でもありましたから、
特別なハーブを燃やした篝火を左右２か所に作り
その中央を家畜を歩かせて清めてから放牧したのです。
そのこともあってか、今でもベルテーンでは
盛大な篝火を燃やし、その周囲でダンスをしたり
小さな焚き火を飛び越えるような風習が残っています。
Photo by Kam's World
そして、５月に咲き乱れる『サンザシ』は
オガム文字にも取り上げられている木ですが
普段室内に持ち込むのは不吉とされていて
唯一、５月１日のベルテーンの日だけは
サンザシの枝を飾ってお祝いしてよいと言われています。
男神と女神の結婚を祝う花、サンザシ。
オガム文字でも、『幸せな結婚、運命の人、一途な思い』
といった意味があります。
だからか、多くの人々が結婚式をあげるのはこの時期だったとか。
ベルテーン当日の朝の草花についた朝露には
美に関する特別な力が宿っていると言われていますが
サンザシの画像を探していたら、とっても素敵なものを発見
Photo by OliBac
サンザシの蕾についた朝露（または雨粒？）。
サンザシには『魅力が高まる』という意味もありますから
この朝露は更に美に関してパワーを発揮するかも
古代ヨーロッパの自然崇拝を元にした
WICCAの祝祭（サバト）では
こういった古くから伝わる行為を取り入れて
それぞれに夏の到来＝太陽神と大地の女神の結婚を祝します。
様々な方法があるようですが、その中のひとつとして
春に咲く花々を摘み、花輪を作って奉納したりします。
さっきTwitterを見ていたら
アイルランドの方が古来からの伝承について呟いているのを発見して。
それは、（おそらくベルテーンの日の）夜明け前にお花を摘み
そのお花を玄関前の階段に置いておくと
魔除けとなり、幸運をもたらす、というものです。
なんだかちょっと由来的に
関連がありそうな気がしたりして・・・
アイルランドは今では、敬虔なカトリックの方が多い国。
これはわたしの勝手な空想ですけど、
キリスト教の儀式を重んじる中でも
古代から行なわれたり、伝えられて来た事が
こんな風に今も息づいているのかなぁ・・・
なんて
思ってちょっと面白かったです。
さて、朝から絶好のお洗濯＆お散歩日和の今日は
戸外でベルテーンのお祝いをして来ました。
太陽のパワー、本領発揮
画像からも光のパワーが迸るようです
風は清々しく、緑がキラキラする中で
季節の移り変わりをお祝い出来
やはり戸外で行なうって、直に自然を感じられて
現代の今となっては凄く贅沢な事だよなぁ・・・と
この心地好い日にこの場所でお祝い出来た事へ
感謝の思いを噛みしめた一日でもありました
今年のゴールデンウィークはお天気も好さそうですし
実りの季節へ向けて
勢いよく生命力を発揮している植物や
自然と触れ合う時間を作られるのもいいですよね。
この季節が心地好いのは
そういう勢いもあるのかな
なんて。
わたしたちは意識せずとも、そういうことを感じていて
同じようにそれぞれの目標に向かうパワーや
宣言や誓いを遂行する原動力を
自然から貰っているのかもしれませんね。
素敵なゴールデンウィークをお過ごしください
Happy Beltane !!
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５月のスケジュールのお知らせです
５月１７日（日）
ワンド作成ワークショップ 溝の口サロン 【残席１】
・あと１名さま募集中です。
お申込みはこちらからどうぞ
この後のワークショップスケジュールは
６月２０日（土） 【満席】
７月１８日(土） 【残席３】
こちらも絶賛募集中です
詳しくはこちらのページをご覧くださいませ
５月１９日（火）
ワンド作成ワークショップ 栃木 【出張ご依頼】
・栃木にお住まいの方から、
出張WSのご依頼をいただきました。
（Fさま、ありがとうございました）
都内から日帰りで行ける範囲でしたら
出張のご依頼も承りますので
お気軽にお問合わせくださいませ
５月２３日（土）～５月２４日（日）
横浜ハンドメイドマルシェ 出店
『ユッカ＆そらのともしび』 ブース番号 J-16
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アロマユッカたかこさんと一緒に出店します
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