なんちゃってカスレ | Toujours avec Emma

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2011年にフランス人ダビデくんと結婚。日本で暮らしています。
2015年に第1子Emmaを出産。
日仏ファミリーの日常。

寒くなると、ホッとする煮込み料理が恋しくなってきますね。

最近、ビストロで立て続けにいただいたカスレを、おうちでも簡単に味わえるレシピにして再現しました。




Sonia's Style-20110119



カスレとは、白インゲン豆を様々な肉と共に煮込んだもの。

フランス南西部のラングドック地方に昔から伝わる料理で、その地域の村で作られている土鍋“カソール”が料理名の語源とされています。長年、人々に作り続けられているカスレは、それぞれの村はもとより、各家庭やレストランによって、材料に使う肉の種類もレシピも違うもの。10人の料理人がいたら、10通りのカスレがあると言われるほどです。

有名なのはカステルノーダリのものと、カルカソンヌのもの、トゥールーズのもの。


日本のレストランでは鴨のコンフィとソーセージのカスレが多いかな。




鴨は手に入れにくいので、豚バラとソーセージをメインの具にしました。

白インゲンもゆでるのが面倒だったので←基本モノグサ)、缶詰のミックスビーンズを使いました。

なので、伝統的なカスレからはずれちゃってますが、おいしかったらそれでいっか~♪




唯一の失敗は最後にパン粉とバターをのせて、オーブンでパン粉に焼き色をつけるのですが、これが全然うまくいかなくって。。。

白いまんまになってしまいました。

親からは「チーズかけたの?」とか聞かれて、ちょいヘコんだ~_| ̄|●

次回はバターじゃなくて、オリーブオイルかけちゃおうかな。


冬の料理だけあって、確実に体が大きくなりそうなレシピですが、作りたい方いらっしゃるかしら( ´艸`)