気づけば訪問から1ヶ月近くたってしまいました。。。
久々にヒットのレストランに出会ったので皆さんにご紹介します
渋谷・松涛にある小さなレストランBacar
に行ってきました。
今回が2回目の訪問。
行くたびに予約がとりづらくなっていきます...
お友達のゆゆちゃんと待ち合わせて一緒に行ってきました。
お料理はコースとアラカルトから選べます。
コースをベースにして、肉料理だけ、魚料理だけ変えることもかのうです。
ゆゆちゃんが初めてだったので、今回はコースをオーダーお魚料理とお肉料理をアラカルトのものに変えていただきました。
トマトのアミューズ
5つの味(甘・苦・酸・塩・辛)が楽しめる一皿。
こちらのお店は一皿一皿細かく料理の説明をしてくださるのが特徴です。
全員(っていってもキッチン2人、サービス兼ソムリエ1人の3人だけですが)が自分たちの提供する料理・ワインに愛情を持っているんだなというのがよく伝わってきます。
裏のキャラメリゼされた食感がすばらしかった!寡黙で多くを語らないシェフですが、この1品でシェフの探究心みたいなものを感じました。
日本各地から取り寄せた有機野菜と能登産ズワイ蟹とカニミソのバーニャカウダー
バーニャカウダは普通アンチョビ、ニンニクですが、こちらのお店は蟹味噌をつかったもの。
アンチョビガーリックよりマイルドな味わいで、お野菜だけでなくパンをつけていただいてもおいしいの!!
お野菜も新鮮だしボリュームもたっぷり。
トマピーというトマトの様な形をした新種のパプリカや、生だと黒いのにゆでると緑に変わるインゲンなどの面白い野菜と出会えるのもここでのお食事の楽しみ。
サービスの金山さんによると、とうもろこしはヒゲの先が実になるので、ヒゲは実と同じ数だけあるんですって
ヒゲも実と同じ味がするそうなので、おヒゲもバーニャカウダでいただいちゃいましたよ
私たちは追加でちょうど旬の稚鮎もオーダーしました。
見て!まるでおよいでるみたいでしょ?
ほのかな苦味のバランスがすばらしいの。
バーニャカウダに合うといわれたんだけど、お塩だけでも満点の美味しさデス
お魚料理はアラカルトから、駿河湾産天然赤座エビの菜園仕立てをいただきました。
身がプリプリで火の通し方が絶妙。
真ん中がほんのりレアで甘みとちょっとねっとりとした食感が残ってるの
1人一尾なので、かなりボリュームがある一皿。
これが、メインディッシュになってもいいかも。
ここでも金山さん大活躍。エビのきれいな切り方、いただき方を教えていただきました
お肉はちょっと家庭的なお料理をチョイスして、カスレ・カルカッソンヌにしました。
フランスの家庭料理がこんなに洗練されて出てくるなんて!!
お豆と一緒に豚足も煮込んであるんだけど、とろとろにとけて、姿が見えない。
でも食べるとちゃんと豚足の存在感はあるんですよ。
ナイフがいらないくらいに、肉がやわらかいの~
ボリューム満点でお腹が苦しくなるけどオススメの一品です。
もし、いかれたときにアラカルトメニューに載ってたら、オーダーして!!!
牛舌とトリュフ葱の鉄なべ炊きあげごはん
葱の甘みとタンのうまみ、トリュフのほんのりとした香り。
お腹一杯でもたべられました
ゆゆちゃんはご飯は食べきれないということでプチデセールに変えてもらっていました。
アールグレイのアイスと巨峰
アイスは甘みが抑えられた大人の味。
これならお腹いっぱいでもするりとはいりそう
デセールは6品の中から選べます。
バターの香りが香ばしいいちじくのタルトをチョイス。
軽やか塩のアイスクリームと一緒にアツアツのタルトをいただきます。。
素晴らしいコンビネーション
金山さんいわく「今まで、『お腹一杯』と言っていた人でもこのタルト残した人は見たことない」
そりゃそうでしょ~
2人ともデザートを交換するのも忘れて夢中で食べてしまいました。
そして最後の最後に、お茶と一緒に出してくださるのがこの生キャラメル。
いつも最後は石井シェフとオーナーソムリエがお見送りに出てくれます。
また来たいけど、人気過ぎて次回の予約は来年デス
でも、ご新規さんのために半分は予約を開けて電話での予約も受け付けています
本当にお勧めのお店ですので、2ヶ月前から予約して訪問してみてくださいね。