孫将人、過去コラム 2012年5月3日発表
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☆孫将人(そんまさと)コラム
前回のおさらい&コラム
「植物の種子、トラブルの種子」
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前回は修行するヘビさんのお話をしました。
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○ 動物性のものを避けるのではなく
植物性のものを選び取るイメージ
○ 30年前の日本人はほとんど菜食だった
○ 毎回の食事で愛と平和のライフスタイルを選び取る
○ 高潔さを保つためにも、処世術(世渡り術)も大切
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↑でしたね。
「あのヘビさんはそのまま死んでしまったのでしょうか?」
というご質問がきましたが
ヘビさんは高僧の手当てと自身の修行の成果もあり
急速に体力を回復させそのまま修行を続けることが
できましたので、ご安心くださいね(*´▽`*)ノ ♪
ヘビさんのお話ですが、実はもう1つ高僧が諭したことがあります。
(ここからは文献には載っておらず、宇宙からのメッセージになります)
それは。。。
高僧:「(ヘビさんに向かって)あなたは修行して以前より神聖になっています。
より神聖なものに対して暴力を振るうことはより、大きなカルマ(マイナスの原因)を作り出します。
つまり、あの子どもたちにあなたに暴力を振るうのを許すことは
重大なカルマ(マイナスの原因)を背負わせることになるのです。
ですから、あなたを守るためだけでなく、あのいたずらっ子たちを守るためにも
あなたに暴力を振るわせてはいけなかったのですよ」、と。。。
では、今回の質問に移ってみましょう。
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Q.他の方のお悩みに比べ私のは悩みと呼べるか分かりませんが
以前からどう考えていいか分からない事があります。
私は田舎で一戸建ての家に住んでいるのですが
周りを田畑に囲まれているため庭に物凄く草が生えます。
毎日少しずつ抜いているのですが
その度に「お花と同じ様にただ一生懸命生きているだけなのに
どうして私はこの子達を取らないといけないんだろう?」と思うのです。
根までしっかり取らないと又すぐに生えてきてしまうので
出来るだけ根も掘り起こして抜いてしまうのですが
毎日殺生をしているという思いがストレスになっています。
かといって除草剤を撒いたり、コンクリートで地面を固めてしまう気にはとてもなれません。
私のしている事は、宇宙の兄弟たちから見たらどのような行為なのでしょうか?
ただ無意味に殺生をしているだけなのでしょうか?
どのように考えたらいいのか判らず、ずっと抱えています。教えて下さい。
※今回の質問は単に植物の話にとどまらず
人生全般に関することとつながりますので
ぜひ他人事と思わずに、お読みくださいね。
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ご質問ありがとうございます。
植物に対する殺生は
動物よりかなり軽いのでご安心ください。
> 周りを田畑に囲まれているため庭に物凄く草が生えます。
草花の種は、どこからでも飛んできては根をおろし
太陽の光を浴びて、スクスクと伸びていきます。
ですので、仕方のない部分ではありますが
除草剤でも、コンクリートでもなく、現実的な方法の1つとしては
芝生を植える(張る)のがよいかと思います。
芝生を植えることで、地中にある種は芽を出しにくいものですし
空中を飛んできた草花の種もそこでは芽を出すスペースがないため
そのまま吹かれて飛んでいくか、種のまま休眠状態になるからです。
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育つ前に、育たないよう予防することが
殺生の度合いをかなり軽減します。
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たとえば、精子と卵子をイメージしてください。
受精前のものを破棄(避妊)したとしても
それはほんの少しの殺生にしかなりません。
しかし、受精をして、育ってきてからならどうでしょうか?
成長すればするほど、その生命を奪うのは
道義的にも、霊的にも重たいカルマを作り出します。
(ただ、今回のように植物はたとえ成長したものを抜いたとしても
多大なるカルマを作り出しませんので、ご安心くださいね)
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これは、植物の種の話だけでなく
トラブルの種でも同じことなのです。
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どんなトラブルでも、未然に対処したほうが
より少ない労力と犠牲で済みます。
パートナーとの関係であっても
国家間の関係であっても
トラブルや誤解を未然に防ぐことで
平和を保つことができます。
もし、トラブルを未然に防ぐことなく突き進めば、
人命を含めた、多大なる犠牲を生み出します。
健康でも同じですね。
身体に悪い習慣も、大きな病気をする前にやめておけば
病院にいかなくても、日々の生活の中で回復させることができるものであっても
将来起きうる事態から目をそむけたまま、その習慣を続ければ
多大なる苦痛を伴う手術や制限を受けることになります。
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ですので、未然に防ぐ工夫というのが
幸せに生きるうえではとても大切になります。
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未然に防ぐには、それをほうっておくと
どのようになるのかを見る観察力が必要になります。
(だからこそ、過去メルマガで観察力についてアレコレと書いてきました)
子育ても同じです。
幼少の悪い習慣を
「今は、大したことになっていないから、いいや」と両親がほうっておくと
将来、その子どもは大きな悪事を働いてしまうかもしれません。
というように、トラブルを未然に防ぐ仕組みを意識することが
私たちが幸せな生き方を保つ秘訣でもあるのです。
☆─今回のポイント─☆
○ 暴力を振るわせないのは、相手のためでもある
○ 植物の殺生はそれほどカルマは重たくない
○ 成長する前に予防することで、カルマは軽減される
○ 人生のトラブルも同じように、予防を心がける
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世界のスピリチュアルリーダーが提示する戒律
(五戒や十戒のようなもの)は何も私たちを
制限するために、アドバイスしたのではありません。
人生のトラブルを未然に防ぎ、幸せに生きるために
そのような教えを示してくれたんですよ。
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