孫将人、過去コラム 2011年8月29日発表
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☆孫将人(そんまさと)コラム
前回のおさらい
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○感情と臓器にはスピリチュアル的に関連があると言われています。
○悲しみは肺
○喜びは心臓
○怒りは肝臓、腰
○恐れは腎臓
○喜怒哀楽はよいのですが、何事も中庸(バランス)を意識することが大切。
○過剰な感情エネルギーは、臓器本来の機能を低下させてしまう。
○身体と感情の浄化を心がけよう。
と前回はお伝えしました。
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肝臓は、沈黙の臓器とも言われ、トラブルが起きても
はっきりとした自覚症状が少なく検査で指摘されて
初めて病気の存在に気がつくことが多いといわれています。
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ですので、普段は涼しい顔をしていてもどこかで許せない怒り
や自分でも気づかない怒りがあると肝臓エネルギーを
低下させているかもしれませんのでちょっと意識してみてくださいね。
特に、怒りを紛らわすために、深酒をすると
肝臓にはダブルパンチになりうるということなんです。
大切なことは、自分の中で湧き上がってくる感情を
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お酒などで紛らわさず
(たまにはよいと思いますが)
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しっかりと見つめるように意識してみてください。
自分の感情をムリに抑えようとせずに
『見つめること』・『気づくこと』
それだけで、その感情は徐々に自然と消えていきます。
もし、なかなか解消できない感情があるとすれば
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その裏に
ある別の感情があるかもしれません。
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例えば
怒りの裏にある悲しみ。
喜びの中にある一抹の不安。
そして、恐怖の裏に
ひょっこりと顔を出す未来へのワクワク感。
そのように、『裏の感情』も見るようにしてあげると
自分が頭(思考)ではなく、ハートで何を感じていて
人生を通じて、何をしたいかを見つけることができるようになります。
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☆孫将人(そんまさと)コラム
「ディズニーランドを作る方法」
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今回は、東京ディズニーニーランド
での感動的なお話を共有しますね。
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あるとっても仲のいいカップルがいました。
二人は結婚して10年以上経っていましたが、なかなか子供に恵まれず
不妊治療をしたり、食生活をかえたり
神頼みをしたりして一生懸命努力しました。
そんな努力が実って初めての子供ができました。
二人は大喜び。
子供が産まれてきたら一緒に
「こんなことをしたい」
「あそこへ行きたい」
どんどん夢が広がりました。
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その夢の一つが
東京ディズニーランドに家族みんなで行くことでした。
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そして待望の子供の誕生。
でもその子供は産まれてすぐに亡くなってしまいました。
二人はそれから1年間、ずーっと泣きながら暮らしていました。
1年間、泣き続けてほとんど家から出ることもなかった二人ですが
なんとか気持ちを切り替えたいと亡くなった子供の
誕生日に夢だったディズニーランドに行くことにしました。
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ディズニーランドに行っても
周りは楽しそうな家族連れがいっぱい。
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二人の気持ちはどんどん落ち込んで行きました。
お昼になって昼食を取ろうとレストランに入りました。
二人連れなので当然、カップル席に案内され
メニューを見るとお子さまランチがありました。
二人は目を見合わせて
「お子さまランチをふたつ」
と注文しました。
ウエイターは
「お客さま、メニューにも書いてありますように
お子さまランチは6歳以下の子供様向けです。
大人の方には量が少ないと思うので、別のメニューはいかがですか?」
と答えました。
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二人は何も言いませんでした。
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でも奥さんが少し肩を落としてがっかりした表情に変わりました。
それに気付いたウエイターが
「お客さま、お子さまランチを注文されるのは何か理由があるのですか?」
と質問しました。
その時初めて、奥さんが事情を説明しました。
「産まれてすぐに死んでしまったあの子に
食べさせてあげれなかったお子さまランチを
食べてみたかったんです」
それを聞いた瞬間、ウエイターは
「失礼いたしました。
お客さま、ご案内する席を間違えておりました。
こちらの席に移動していただけますか」
と二人をファミリー席に案内して
そこのイスの一つを子供用のイスにかえて
「失礼しました。お子さまのお冷やを忘れていました。すぐに用意します」
と3つ目のお冷やを持ってきました。
そして
「ご注文はお子さまランチを2つですね。すぐにお持ちします」
といって厨房に行き、お子さまランチを用意しました。
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テーブルには3
人分のお子さまランチ。
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二人がウエイターを見上げると
「こちらはお子さまへの私どもからのサービスです」
二人は泣きながらそれを食べました。
後日、ディズニーランドに手紙が来て
「先日、とってもすばらしい体験をしました。
子供の一年目の命日にディズニーランドに
来たんですが幸せそうな家族に囲まれてとっても辛かった。
レストランに入った時に
お子さまランチを注文してそれを出してくれたときも
こんなおいしいお子さまランチをあの子にも食べさせてあげたかった。
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何もしてあげられないうちに
あの子は亡くなってしまった。
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と自分達を責めていました。
でも、お子さまランチを泣きながら食べたとき
あの子は私たちを親として選んで産まれてきてくれたんだ。
亡くなったのは悲しいけれど
産まれてきてくれたことに心からありがとうって言いたい。
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そしてそのことを気づかせてくれた
ディズニーランドのサービスに心から感謝します。
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あの子が亡くなってからその悲しみで
死んだように生きていた自分達はあの日、生まれ変わりました。
そしていつかきっとあの子の弟か妹をディズニーランドに
連れてきてお子さまランチを家族みんなで食べたいと思います。
本当にありがとうございます。」
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この手紙を受け取った時
そのウエイターは号泣しました。
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そしてその手紙が朝礼で紹介されたとき
スタッフ全員、涙を流しました。
最後にリーダーが
「すばらしい感動を本当にありがとう。次は君たち一人一人が
こんな感動を作り出す主役になるんだよ。さあお客様をお迎えしよう」
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いかがでしたでしょうか?
とても感動的なお話ですね。
では、なぜディズニーランドのウェイターは
このような感動を生み出すことができたのでしょうか?
それは、彼(もしくは彼女)が
少しの勇気を持って、マニュアルにはないけれど
目の前のお客さまを喜ばせようと
純粋な気持ちから反応(行動)したからです。
たまにマニュアル(常識)から外れてもいい。
上手くいかなくもOK。ドジでもOK。
そのあなたの純粋な気持ち(ハート)から
少しの勇気を持って行動に移してみてください。
そうやって、あなたも身の周りに
愛と感動のディズニーランドを作ることができます。
☆─今回のポイント─☆
○マニュアル(常識)から外れてもOK。上手くいかなくてもOK。
あなたの純粋な気持ちから目の前の人を喜ばせてみよう。
○あなたも身の周りをディズニーランドにすることができます。
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古代より、スピリチュアルリーダーは
「遠くに天国はない。この地上に天国を作りましょう」
と呼びかけてきました。
現代風に解釈すると
「地上をディズニーランドにしましょう」
ということなんでしょう。
生きるうえでルールは必要ですし、マニュアルも大切です。
もちろん、犯罪はダメですが
あなたが自分の気持ち(ハート)を今より優先するとき
この世界はもっと平和で愛の雰囲気へと包まれていきます。
さあ、私たちと一緒にディズニーランドを作りましょう。
孫将人
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