ちょっと笑える話 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日、母が友達と明治座へお芝居を見に行ったときの話。

トイレで『ご自由にお取りください』と、ナプキンが置かれていたという。
「周りの人たちは、何個も取っていっているのよ。ただだからといって、いや~ね~。年よりは。ナプキンって言っても、皆もう終わってるでしょうに。孫にでもあげるつもりなのかしら?」と母。とはいえ、「私も貰ってきちゃった。使う?」といって2つ私にナプキンをくれた。

それは、小さな紙袋に入っていた。中を開けてみると、また箱に入っている。日本って包装がすごいよな・・・・と開けていくと、箱の中には、またビニールに包まれたナプキンと発売元の花王宛のはがきと小さな冊子が入っていた。???ハイキングに行く女性グループのイラスト画。更に、バッグに一個入れて一安心・・・というようなイラスト。

・・・「吸水セーフティ」とある。
軽い尿モレケアに最適・・・・とも。「なんか生理用品ではないみたいよ。」とそのまま母に渡す。冊子を見て、あっはっは・・・・と母。じゃあ、やっぱりターゲットは私たちの年齢でよかったのね?じゃあたっくさん貰っていった人たちにも、役に立つってことなんだぁ。と大笑い。

なんか「ご自由にどうぞ」と置いておく劇場も、親切なんだかなんだかな・・・と苦笑してしまった。25年後あたりに、そういう事も心配する日がやってくるのかな・・・たらーっ(汗)