「満足することを知る」ということは、「幸せに生きる」為に、とても大切な事なんだと思う。
そこで、「幸せ」「幸福度」についていろいろと検索していたら、
幸福度に関する研究会というのが、内閣府にあると知った。http://
年齢と幸福度の関係については、諸外国調査研究で、U字カーブをたどるとされる。
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子どもたちは無意識に楽しんだり喜んだりするのが上手。公園で遊ぶ子供達は、本当に楽しそう。それから、実質的に、勉強、仕事、結婚生活・・・・という実質的生活が続く。
けれど実際、熟年層に入る頃には自分の人生がある程度定まってくるので、人々は若い頃持っていた野心を実現することをあきらめざるを得ないから幸福度が下がる、ということか。その後の高齢期に入ってからは考え方を変え、後半の人生を楽しく充実させようと努力するから幸福度がまた高まるのではないかとの考察がなされている。
とはいえ、日本では高齢期に入っても他国(たとえばアメリカ)に比べると幸福度が上昇していかない。年をとり、生活に余裕が出てきたとき(希望的観測だが)人間として成長し、幸せになる能力を高めていきたいと思う。たぶん、努力や心の働きがないと、年をとっても幸不幸はあまり変わらないのかもしれない。むしろ、老いるにつれて不幸になっていくことさえ、ありえると思う。http://
つまり「幸福度は、その人の幸せになる能力に比例する」と言えるのでは。
2006年米ミシガン大のロナルド・イングルハート氏(政治学)らが実施した最新の国民の幸福度調査によると、国民の幸福度ランキングは・・・
1位 デンマーク
2位 プエルトリコ
3位 コロンビア
4位 アイスランド
5位 北アイルランド
6位 アイルランド
7位 スイス
8位 オランダ
9位 カナダ
10位 オーストリア
16位 米国
43位 日本
米ニュースサイト「mlive.com」では「幸せはお金で買えないといわれることに反して、豊かな国の人々は貧困国より幸せに感じている傾向にある」としているが、国際競争力で41位だったコロンビアが幸福度で3位となっていることから、必ずしも経済的に裕福な国の人々が幸せと感じているわけではなさそうだ。
それこそ、「足るを知る」。「満足することを知っている者は貧しくても幸せであり、満足することを知らない者はたとえ金持ちでも不幸である。」ということなんだろうな。
こちらは47都道府県幸福度ランキング↓
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