父の日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

3月19日、イタリアは「父の日」であった。 

もともとは、1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドッドが、彼女を男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われている。彼女が幼い頃南北戦争が勃発。父、ウィリアムが召集され、彼女を含む子供6人は母親が育てることになるが、母親は過労が元でウィリアムの復員後まもなく亡くなった。以来男手1つで育てられたが、ウィリアムも子供達が皆成人した後、亡くなった。(Wikipedia抜粋) 

日本での父の日は、6月第3日曜日となっているが、国によって日にちが違う。 

なぜ、今日イタリアが「父の日」かというと、今日は、「聖ヨセフの日」つまりイエス・キリストの父の日であるからである。イタリア語では「ジュセッペ」、スペイン語では「ホセ」と呼ばれるが、神の子キリストとその母マリアを身をもって守り、神への従順を知らされ従った偉大な父なのであります。 

また、聖ヨセフは労働者の守護聖人であり、大工であったヨセフの像はしばしば大工道具を手に持っていることがあるという。 

なかなかいえませんね。「お父さん、ありがとう」。  
http://www.youtube.com/watch?v=1yDroLf39ws