The Golfing Machine用語まとめ その4 | So-kunのブログ

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好きなゴルフと音楽のことについて色々と書いてます。
ゴルフは始めて5年くらい。大して上手くないのに、スイングについて語ったりします。
生あったかい目で見てやってください。

この辺になってくると、さすがに読んでいないから正しさに自信が無くなってきます。
間違っているとわかったら即座に修正をかけてゆきます。

これだけではありません。まだまだ沢山あります。普通の人なら完全にヤル気を無くすレベルですねw。
でも、しっかり用語の意味さえ理解しておけば、曖昧さが無くなるため、かえってTGMの本文の説明は理解しやすいかもしれないという気もしてきます。

※間違いのご指摘大歓迎です。


■スラスト・アクセラレーション(Thrust Acceleration)
推力、シャフトと垂直方向に押す力のこと。主にヒッターのパワーの使い方。

■ロンジチューディナル・アクセラレーション(Longitudinal Acceleration)
縦の力、クラブを(シャフトと平行に)グリップエンド方向へ引っ張る力。主にスインガーのパワーの使い方。

■アックス・ハンドル(Axe Handle)とロープ・ハンドル(Rope Handle)
腕の使い方をイメージで表したもの。

アックス・ハンドル・テクニックとは、きこりが斧(Axe)を木へ向かって振りおろすイメージ。
インパクトでグリップの部分を握りしめるようにスナップを利かせた動き。(スラスト・アクセラレーション)

ロープ・ハンドル・テクニックとは、協会の鐘の紐を引くように、トップからクラブを
まっすぐ下に引いてゆくような動きのこと。(ロンジチューディナル・アクセラレーション)

■右ひじの形
TGMでは右腕の動きはスイングで最も影響力があるものと定義されているようです。(右打ちの場合)
したがって、(ヒッター、スインガーに限らず)右腕をどのように使うのかがスイングの大きな分かれ目になるわけで、その使い方も何種類かのパターンに分類されますす。

・プッシュ・エルボー(Push Elbow)
トップでは右前腕が前傾軸と平行になり、ダウンスイングでは右ひじよりも右手が先行して、押すように右手を使う(スラスト・アクセラレーション)。
ヒッターのように右手を積極的に使うケースに有効。

・パンチ・エルボー(Punch Elbow)
トップでは右前腕が地面と垂直になる形で、ダウンスイングでは右ひじが右手よりも先行して引っ張る形。肘が右脇横に接近した状態。
インパクトに向かっては、ファニング(右ひじを支点にうちわを仰ぐように前腕を動かす動き)と呼ばれる動きで押す力(スラスト・アクセラレーション)をかけてゆく。
ヒッターのように右手を積極的に使うケースに有効。

・ピッチ・エルボー(Pitch Elbow)
トップでは右前腕が地面と垂直になる形で、ダウンスイングでは右ひじが右手よりも先行して引っ張る形。肘が右脇前に接近した状態。
途中までパンチエルボーに似ているが、フォロースルーまで終始右肘によってリードされる状態を保つ。アンダーハンドでボールを投げるような右手の使い方。
ロンジチューディナル・アクセラレーションになるので、スインガーのスイングに有効。(この形からプッシュするヒッターのケースもあるらしい)

※この形から分かるのは、右手を積極的に使うからと言って必ずヒッターとは限らないということ。
ピッチエルボーのように右腕を積極的に使っても、ロンジチューディナル・アクセラレーションであれば力の使い方としてはスインガーと言える。



■ラグローディング・プロシジャー(Lag Loading Procedure)
切り返し(Transition)時の動きのこと。ラグを作る動きについて、主に下の3つに分類されます。

・ドライブ・ローディング(Drive Loading)
アックス・ハンドル・テクニックを使うときの切り返し。
トップから外へ外へ、PP#1によってクラブシャフトを押すようにスラスト・アクセラレーションをかける。(ヒッター特有の動き)
シンプルで簡単だが、キャスティングになりやすいので気をつける必要がある。


・フロート(ダウンストローク)・ローディング(Float or DownStroke Loading)
ダウンスイングの開始からコックが増すような切り返し方。グリップを柔らかく維持する。
コックの深さと右ひじの曲がり具合は比例関係にあるので、しっかりと右ひじの角度も維持する。
ベン・ホーガンやセルジオ・ガルシアのようにラグ(タメ)の大きい切り返しが典型的なフロートローディング。
(ヒッターもスインガーもこの動きはあるようです)

・ドラッグ・ローディング(Drag Loading)
ロープ・ハンドル・テクニックを使うときのローディング方法。
クラブシャフトと平行に、グリップエンド方向に、縦に力を加える切り返し(ロンジチューディナル・アクセラレーション)
スインガー特有の切り返しの動きです。


■エイミングポイント(Aiming Point)とデリバリー・パス(Delivery Path)
エイミングポイントはインパクト時にクラブヘッドで狙いをつける地点。
デリバリー・パスはダウンスイングの時にイメージするグリップの通り道。通常は直線的なイメージになります。

ハンドスピードの速さ、使うクラブの長さによってボールのどのあたりを狙うのか(通すのか)が変わってくる。

・ハンドスピードが遅いほどボールの前(飛球線方向)の方を狙う。早くなればポイントは後ろにずれる。

・クラブが短くなるほどボールの前(飛球線方向)の方を狙う。長くなればポイントは後ろにずれる。

※ただし、相対的にボールの位置を動かすことで、エイミングポイントを固定しても同様の調整ができる。
短いクラブ、遅いスイングになるほどボールをセンターに寄せるのはエイミングポイントを前へずらすのと同じ。

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デリバリーパスは(エイミングポイントと同様)、
ショートアイアン(黄色)、ドライバー(青色)のようにクラブなどで変わってきます。

赤のラインは実際のグリップの軌跡