The Golfing Machine用語まとめ その2 | So-kunのブログ

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好きなゴルフと音楽のことについて色々と書いてます。
ゴルフは始めて5年くらい。大して上手くないのに、スイングについて語ったりします。
生あったかい目で見てやってください。

プレッシャーポイントとパワーアキュムレーターはスイングを構成する部品のような概念で、非常に大切な部分です。

※間違いがあればご指摘ください。


■プレッシャーポイント(Pressure Point:以後PP)
プレッシャーポイントは力を加える(あるいはクラブからの反発力)を感じるべきポイントです。別の言い方をすればこの4つ以外に力を加える(圧力を感じる)のは無駄な動きが加わっていると言うことになります。

※「#」は「No」という意味です。

PP#1 右手親指の付け根のくぼみ(生命線が通っているところ)。ちょうど左親指の上に被さる部分。

PP#2 左手の小指・薬指・中指の3本

PP#3 右人さし指の付け根部分より少し上あたりの腹。グリップと触れている部分。

PP#4 左腕の脇の下内側と左胸の側面部が触れる部分

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PP#1とPP#3

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各プレッシャーポイント


■ラグプレッシャー(Lag Pressure)
ようするに「タメ」のこと。ダウンスイング中、タメによってクラブから受ける圧力。ダウンスイング時にRFFWを維持できていれば、PP#3によって知覚できる。


■パワーアキュムレーター(Power Accumulator:以後PA)
スイングパワーの源泉となる要素。
下半身のパワーや重力・遠心力などの外力も、間接的に下の4つのアキュムレータを通じてクラブにパワーを与えることになります。

※自分の解釈に意訳しています。

PA#1 右手を曲げて伸ばす力(テークバック時に、右ひじを畳むことでパワーが溜る)

PA#2 左手のコックをほどく力(テークバック時に、左手とクラブが90度にコックされることで最大にパワーが溜る)

PA#3 左腕を反時計回りにローリングさせる力(テークバック時に、左腕が時計回りにローリングされることで最大にパワーが溜る※左腕とクラブシャフトのなす角度が多ければパワーも増える)

PA#4 左腕(左肩から先)を振りおろす力(テークバック時に、左腕を後ろへ引いてゆくことでパワーが溜まる。左肩があごの下に来るあたり、両肩の線と左腕が45度になる地点で最大にパワーが溜まる)
※左腕を高く上げることとは違うと解釈しています。


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パワーアキュムレーター#4

■PAのローディング(Loading)およびリリース(Release)
PAのローディングとはテークバックで各PAへ力を溜める行為。
PAに力が溜まっているかどうかは、各PPにプレッシャー(圧力)を感じるかどうかで知覚することができる。
リリースとはダウンスイング時にローディングしたパワーを解放すること。

PA#1 ・・・・・ PP#1、およびPP#3に圧力を感じるほどパワーがローディング出来ている。
PA#2 ・・・・・ PP#2に圧力を感じるほどパワーがローディング出来ている。
PA#4 ・・・・・ PP#4に圧力を感じるほどパワーがローディング出来ている。

リリースという行為は、自動的に起こるものと、ゴルファー自身が行うものとに分かれます。
PA#1とPA#4はゴルファー自身が意識してリリースします。
PA#2とPA#3は他のPAのリリースと連動して自動的に起こるリリースであり、ゴルファー自身が意識して行うべきでないとされています。
(PA#2とPA#3へ事前に十分なパワーがローディングされていることが条件となります)


■PAの組み合わせ
スイングとは最終的にPAをどのようにインパクトで発揮するか?に集約される。
PAは使う組み合わせやリリースする順番が非常に重要である。

PAを1つ使うスイングを1バレル(1barrel)スイング、
PAを2つ使うスイングを2バレル(2barrel)スイング、
PAを3つ使うスイングを3バレル(3barrel)スイング、
PAを4すべて使うスイングを4バレル(4barrel)スイングと呼ぶ。

殆どのゴルファーは3バレルスイングで、

スインガー(後述)はPA#4→PA#2→PA#3の組み合わせを、この順番にリリースすることが望ましい。
ヒッター(後述)はPA#1→PA#2→PA#3の組み合わせを、この順番にリリースすることが望ましい。

完璧にコントロールしきれるならば、4バレルスイングが理想ということになります。

(追記:ケリーさんの主張によれば、基本的にスインガー(後述)はPA#1を使うべきではないので、3バレルスイングまでが理想である。理論的に4バレルスイングをできるのはヒッター(後述)だそうです。)

1バレルや2バレルスイングはパッティングやアプローチなどの限定したショットでしか使わないようです。