こんばんは、はっちです^^♪
もう年度末ですね。
去年の今頃、引越が落ち着き、色々と家を探検していた気がします^^
新居って自分の家じゃないみたい(。-人-。)
皆さんの応援が励みになります(^人^)
今回は太陽光発電に設置者に関する話です(^-^)/
最近のプレスリリースで再生可能エネルギー発電促進賦課金が上がることが発表されました。
通常の家庭で一ヶ月で500円ほど負担が増えるのではないかとのことです。
住宅関連に興味があってもなくても、このお金が何に使われているか知っている方は多いと思います。
その名の通り、太陽光発電や風力などの再生エネルギーを導入を促進するために使われるお金。
という建前ですが、
中身は、
再生エネルギーで売った電気に対して払うお金は需要家(電気を使っている人)から徴収します。
というものと認識されているのではないかと思います。
この需要家というのは、私達のような電力会社から低圧で購入している個人から、大電力を高圧で購入している企業まですべて含まれています。
CO2削減にも繋がるエコエネルギーを日本全体で推進しようという国の施策が反映されてきていますね。
再生エネルギー促進賦課金のことは、恐らく太陽光発電をしている人は、あまり触れて欲しくない部分だと思われます。
目的としては再生エネルギーの普及のため。
ですが、電力会社が太陽光発電や風力発電などで作られた電気を購入するためです。
僅かではありますが、恩恵を受けている個人の太陽光発電設置者に取って、多少は値上げに影響しているのかも。。。と思うと、居心地のよい話ではありませんよね。
実際には太陽光発電の9割程度が大企業によるメガソーラー発電設備なので、個人の設置者による影響はほとんど無く、気にするレベルではないのかもしれませんが・・・
ただ、設計当時はそんなところまで考えが及ばず、発電効率を考慮して3.5寸屋根の太陽光を採用しましたが、ひと目で太陽光が搭載されていると分かるこの屋根を少し後悔していたりします。
我が家が畑の真ん中になって目立つというのもありますが(-。-;)
電圧抑制の影響が大きいため1.5寸屋根にしても全然問題なかったというのが理由としても挙げられますね。
やはりどこから見ても太陽光発電が目立ちますので、多少気にしてしまいます。
ただ、作った再生エネルギーを売れる。という一方面からの見方で、勘違いされないように話をしておきますが、
太陽光発電を含めた再生エネルギーの促進は、日本のエネルギー自給率を少しでも上げようという目的があります。
日本のエネルギー自給率は4%程度とも言われており、ほとんどを輸入に頼っている状況です。
随分前のオイルショックが代表とされますが、最近の原油高の高騰でどんどんガソリン価格が上がり、その後、一気に下落したことなど、世界のエネルギー供給国の事情に振り回されている日本の状況はよく実感されると思います。
そのエネルギー依存リスクを少なくするために、国内で生産できる太陽光発電や風力発電などので再生エネルギーが後押しされているのです。
また、違う側面では地球温暖化ガスであるCO2ガスの削減に貢献することであったり、
景気面では、太陽光発電メーカー、設備メンテナンスなど、様々なところで内需が刺激される効果もあります。
そういった面も含めて、国が試算した結果、日本としてトータルメリットが大いにある。と判断した事業であり、
その結果として、国が再生エネルギー促進賦課金として、電力会社に「使用料に応じてこれだけ徴収しなさい。」と言っている額が、
今回の値上げの正体です。
決して電力会社が自らの懐を痛めないがために値上げしているものでは無いということですね。
そんな背景なのですが、
先日、自分の営業さんとは違う営業さんと、その営業さんのお客さんと3者で立ち話しをする機会がありまして、その時に、
ちょっと衝撃的な発言をされておりました。
ひと通りの我が家のスペック(主に太陽光)を説明して、売電額などの話をしたり、夢発電の話をしたりしていたのですが、
営業さんが、電気代上がるのはご存じですか?のような話をし。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の値上げの話になり。
我々が支払っている電気代は、こういう太陽光発電を載せている人に支払われているんですよ。
などという説明をし始めました。
恐らくその人は、
だから太陽光発電を載せて取り返しましょう。
という、セールストークの流れだと思われますが、こちらとしては、そうですね。とは言えないですよね。
何だか悪者扱いされているようで、気分は良くありません。
それに、家を建てるという本分がどこかへ置いて行かれている気がします。
太陽光発電設備を導入して、それを「取り返す」という目的で太陽光発電を薦めるのであれば、
そのリスクについて説明しなければならないと思います。
ただでさえ、一生かかって支払うような大金を住宅のために借りるのです。
その上でさらに数百万円を太陽光発電に投資するには、かなりの勇気が入ります。
投資目的で家を買う人がいれば、そういうセールストークは有効かもしれませんね。
ただそういう人は、地価の上がりそうな都会にマンションを買うか、田舎に土地を買ってソーラーファームでも作ると思いますけどね。
数千万円の家を買う時に数百万円の太陽光発電の金額は小さくありません。
心地の良い家を一条工務店で建て欲しい。
その上でエコを考え、太陽光発電が普及するように。
と言う企業の思いが伝わるような営業して頂きたいなと思います。
今回の話のように「値上げの原因は太陽光発電だ!」のような一方向からの視点のみをクローズアップした話は、正しい話であっても恣意的な物を感じてしまいます。
同様に逆の視点から捉えることができれば、
環境保護意識の高い施主が、多額の借金を背負ってまでも、クリーンエネルギーを生み出す装置を導入している。
という見方もできますし、そういう考え方の施主さんは多数いらっしゃると思います。
(-。-;)多額の、と言うのは人それぞれですが。
もちろん受け入れやすいのは、前述した営業さんの文句でしょう。
その営業さんも、どこかからの情報を鵜呑みにして話をしているのだと思います。
ですが、一条工務店もメガソーラー設置を進めています。
その太陽光発電を推進している企業の一員として、その手の話には一度自分で噛み締めて欲しいところです。
良い意味でも悪い意味でも内容を知った上で、営業さん自身に、施主に、そして会社にもメリットのある仕事をして欲しいと切に願います。
今回の話は、太陽光発電導入後、ずっと思っていたことでありながら、導入した施主に取ってデリケートな話題として少し避けてきました。
一条工務店の営業さんからそういう話を聞く。
という問題点を取り上げて、記事にさせて頂きました。
かくいう自分も「にわか」な知識を持って意見している事は承知しているつもりです。
今回の、再生エネルギーを推進するということは非常に良いことだと思いますが、その政策については、欧州などの前例があるにも関わらず、似たような経緯を辿ろうとしているのは、少なからず疑問を持っています。
様々な波乱を巻き起こしている再生エネルギー事業ではありますが、色々な検討を持って、より良い方向へ向かうことを信じたいですね。
長い話を読んで頂きありがとうございますm(_ _ )m
そして、貴重な意見を頂きました、
さん
さん
さん
さん
さん
プチプチ さん
ありがとうございました^^
へぇ~とか思っていただけたら↓
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