先日の授業で「揚げ物」があったんです。
生徒さん達に交互にやっていただいたのですが、
たまに具材の中の水分が弾けてバチっ!!と油ハネしてしまうんですね。
それを恐れて、皆さん
へっぴり腰
で、油鍋の前に立って格闘?してました(笑)。
揚げ物、油ハネも怖いし、後片付けが面倒だから・・・とか
上手く揚げられない、とか苦手意識の方も多いと思います。
でもコツさえつかめば簡単だし失敗もありません。
そのうちのひとつ、コツとして言えるのは
揚げ物をするときは堂々と(`∀´)!!
という事です。
「は?」ってお思いになる方もいらっしゃるかも知れませんが、
油の前では、多少の油ハネは気にせずに(死にゃあしません・笑)
しっかり中の状態を見て、揚げて下さい。という事です。
遠巻きに油鍋をつついたりしているほうが危ないです。
菜箸がひっかかって油がハネる事も
有り得るし、具を入れたときにボチャっとなると危ない!!
もっと最悪なのは鍋をひっくり返してしまう可能性も。
あとは、基本ですが
●「油の温度は適温で」
→油の温度が低すぎると、べちゃっとした揚げ上がりに。高すぎると、周りだけ色がついて中に火が通って無い状態になります。適温(170~180℃)で揚げるようにしましょう。
●「具材の水分は良く拭き取る」
→洗った野菜などは、しっかり水分をペーパーなどで拭き取ってから油にいれましょう。
●「濡れた手で揚げ物を調理しないこと」
→手から落ちた水滴などで、油ハネの原因になります。
●「コンロに飛び散った油はすぐに拭き取る」
→油が冷めてからだと、汚れが落ちにくいですので。
●「揚げ終わった後の油は熱いうちに漉してオイルポットへ」
→揚げかすなどをいつまでも油鍋の中に入れておくと酸化が進んでしまいます。酸化が進んだ油は粘り気が出て、特有の酸化臭が出てきます。そうなったら、新しい油に換え時です。
ということも頭の片隅に置いて、
是非、お家でもおいしい揚げ物をしてみてくださいね。
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●「油の中の温度は常に一定になるように」
→油の中に一度に具材を入れると油の温度が下がってしまいます。油鍋の表面積の半分の量の具材を入れるようにします。揚げ上がったら、次の具を入れます。どんどん入れちゃわないように。