「そんなこと簡単じゃないか」
と思われるかもしれませんが、
相手に何かを求めることは、気持ちを伝えることになっていません。
「たまには早く帰ってきてよ！」
というのは単に相手に命令しているだけですし、たまにはの部分に嫌味も込められています。
相手を非難するメッセージは伝わりますが、
これでは最初から喧嘩を仕掛けに行っているようなものです。
「休みの日ぐらいゆっくりさせてくれよ！」
というのも同じですね。
自分の立場を主張して相手に行動を求めています。
どちらも形は変形こそしていますが、立派な命令形なのです。
命令されていい気分の人はいますか？
そんな方だったら喧嘩にならないからいいでしょう（笑）
でも大抵の人は、外部からの攻撃に対して自分を守るために防衛装置をはたらかせます。
言い訳、逆ギレ、無視、転化・・・・
あらゆる方法で自我を守ろうとするのです。
結果、衝突しかありません。
大切なのは気持ちを伝えること。
なぜ早く帰ってきて欲しいのか？
寂しいからです。
早く帰ってきてもらえるとうれしいからです。
「今週はこれだけ仕事がギュウギュウ詰めになっていて、本当に疲れたんだ。
来週は埋め合わせするから今週はちょっとゆっくりさせてもらえないかな？」
というと印象はずいぶん違うはずです。
そう、気持ちを伝えると言っても、自己主張ばっかりしてては受け入れられませんから、
しっかり相手の立場を思いやる気持ちも大切です。
相手を思いやりながら、自分の気持ちを素直に伝えること。
それがお互いにできるようになると、いい関係になると思います(´∇｀)
ほら、光は差してますよ(゜▽゜)
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