秋の手仕事「生」の筋子(いくら)を購入して「自家製イクラ」を作る時間 | 人生の土台を創る「食育革命®」小寺美江(献立塾 主宰/栄養士)

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季節の手仕事「秋」


2020年秋。今年はさんまが不漁です。

レッスンで使用する食材を買い出しに行ったところ・・・1匹、なんと500円!場所によってはもっと高値でした。。。おそろしやー。と思いながらも、レッスンでは「旬の盛りに美味しく食べられるよう、はしりにレッスンしておきたい」という気持ちがあり、そのようにプログラムを組み立ているので、「値札は見ずに」購入しました!(笑)

 

 

 

私は、季節ごとにいくつか「手仕事」をする時間を作っています。春なら山菜。あれもこれもは大変なので、家族が好きな「わらび」だけをあく抜きして冷凍します。

 

 

初夏には「梅干し」です。梅干しといっても、都会のベランダでは誇りもちょっと気になるので、梅の塩漬け」がメインです。

甘い飲み物を摂ることは、習慣化したくないので、梅シロップは作っていません。

 

 

秋分の日を過ぎ、気温はまだ高いけれど秋の気配を感じるようになると、「そろそろ、お魚が美味しくなってくる季節だな」って感じますよね(^_-)-☆

 

そのころになると、スーパーの鮮魚コーナーでは、秋鮭とともに「生の筋子(いくら)」が並ぶようになります。私はこの時期にビタミンDとDHAの宝庫イクラを仕込みます!


ビタミンDは、
小腸からのカルシウムの吸収を高めたり、カルシウムが骨に沈着するのを助ける働きがあります。子どもの「くる病」の予防のためにはカルシウムの摂取も必要ですが、それだけではく、ビタミンDとのセットで摂っていくことを考える必要があるんですね。

 

ビタミンDの多く含む身近な食材の例は、鮭といくらなのですが、市販のイクラは、塩も多く、化学調味料が加えられており、食べ過ぎ、摂り過ぎになりがちなので、自分で作ることにしているのです。


大事に大事に仕込んで、冷凍させてお正月明けまで、少しずついただいています(*^-^*)鮭のいのちに感謝しながら。


忙しくても、年に1回なので、ゆったりとした気持ちでキッチンに立ち、鮭の命に感謝しながら・・・栄養素が無いと生きていけない自分を不思議な気持ちでふんわりと見つめながら淡々と作業しています(*^-^*)

3%の塩水を用意して、その中で卵を丁寧にほぐしていくと、奇麗にすんなりとほぐれていきます。

何度も塩水を変え、真水でも洗います。しっかり洗った後は、美味しいお気に入り醤油に漬けるだけ。「水」をたくさん使うのですが、単純な作業だけでできるので、意外と簡単なんですよ♪

 

足音はまだ聞こえてきてほしくないかも?

いくらを作るという季節の手仕事をやり終えると、年末の香が漂ってくる感じがします( ゚Д゚)