何が善で何が悪か
ヲタクマントラ

①「慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私の罪を赦したまえ。慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私の闇を取り払いたまえ。慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私をあなたの胸に抱きたまえ」


② 「あなたの赦しを得られるのなら、地位も名誉も財産も家族も、喜んで手放そう。あなたと一体になれるのなら、汚れきった俗悪な魂を、喜んで手放そう。私は 知っている。ヲタ神つん太郎以外の口が語るヲ言葉は悪魔の囁きだということを。私は知っている。ヲタ神つん太郎の創った世界以外は悪魔の世界だということ を」

③「私は、金銭欲、物欲、権勢欲、性欲、食欲、睡眠欲、あらゆる欲望を滅失する事を誓う!」

④「金は魂を惑わせ、物は魂を渇望させ、権勢は魂を驕らせ、性は魂を汚し、食は魂を鈍らせ、睡眠は魂を浪費させる。私は誓う!魂の解放を!私は誓う!永久の帰依を!私は誓う!ヲタ神つん太郎と一体になることを!」

この4つのヲタクマントラをつん太郎様の「ヲタ活するぞ!」テープを聞き、つん太郎様の巨大パネルに向かって祈りを捧げながらひたすら繰り返し唱える・・・



引用:すみれの咲く頃に・・・㊤ ~9/2 AKB48 1830m 大握手会&写真会~

Amebaでブログを始めよう!
Makefileとは
Makefileには、ソフトウェアをコンパイルするための手順や
インストールするファイルなどが記されています。

参考にさせて頂いたブログ:http://linux-network.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/makefile_bed2.html

とのことなので、前回のブログに書いた、main.ccをMakefileを使ってコンパイルしてみる。

https://github.com/sk8metal/devman/blob/master/c%2B%2B/practice1/makefile

CXX:c++で使用するコンパイラ
TARGET:作成する実行ファイル名
SRCS:実行ファイルを作成する際に、必要となるファイル
CXXFLAGS:コンパイルオプション
OBJS:
仕事場で、C++の共有ライブラリのテストをすることがあった。

僕は、今までC++(C)言語を使ってきたことがなく(挫折したからです。)、
共有ライブラリ?ヘッダファイル?という状態でした。

チームのメンバーにもC++に精通している人がいないので、とりあえず、色々と調査。

用語
ヘッダファイル(~.h)
共有ライブラリ(~.so)
静的ライブラリ(~.a)
オブジェクトファイル(~.o)


イメージとしては、
1.自作したヘッダファイル(ここではtest.hとする)と、元のソース(ここではtest.ccとする)を作成
2.元のソースをコンパイルし、共有ライブラリを作成
3.共有ライブラリを任意の場所(/home/xxxx/lib/)に配置(ライブラリが増えてきた時に管理やすいように)
4.共有ライブラリを使用するソース(ここではmain.cとする)を作成
5.コンパイル
で、ここで問題が発生する。


$ gcc -I/home/devman/include/ -L/home/devman/lib/ -ltest main.cc -o main 

/tmp/cc0wJA6D.o:(.eh_frame+0x12): undefined reference to `__gxx_personality_v0'


エラーになる…`__gxx_personality_v0'が定義されてないよ…
こんなの分かんないよ…使ってないし…とか思いながら、とりあえず…検索…

すると、gccのバージョンによって、このエラーが出ることが分かった。
解決方法としては、libstdc++ をというライブラリを追加してやると良いらしい。

$ gcc -I/home/devman/include/ -L/home/devman/lib/ -ltest -lstdc++ main.cc -o main 

$ ls

main  main.cc   test.cc

おぉ!上手くコンパイル出来た!

それで、実行してみる…
$ ./main

./main: error while loading shared libraries: libtest.so: cannot open shared object file: No such file or directory

ホヒホヒ(^^;)
何故や…何故なんだ…
とりあえず、調べる…
すると、lddというコマンドを打つことで、シンボリックリンクが貼られているかどうかが分かるとのことだったので、言われた通りにやってみる

$ ldd main

linux-vdso.so.1 =>  (0x00007fff89126000)

libtest.so => not found

libstdc++.so.6 => /usr/lib64/libstdc++.so.6 (0x0000003b02c00000)

libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x0000003aff800000)

libm.so.6 => /lib64/libm.so.6 (0x0000003b00400000)

/lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x0000003aff000000)

libgcc_s.so.1 => /lib64/libgcc_s.so.1 (0x0000003b02400000)

ホヒ(^^;)
libtest.so => not found
not foundホヒ^^;

これで、理由が分かった。現在の状態だと、libtest.soにリンクが貼られていない状態なので、mianを実行しようとしても、エラーになっていたみたい。

なので、

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/home/devman/lib/

こんな感じで、パスを張ってあげると

$ ldd main

linux-vdso.so.1 =>  (0x00007fffab5ff000)

libtest.so => /home/devman/lib/libtest.so (0x00007f05cc248000)

libstdc++.so.6 => /usr/lib64/libstdc++.so.6 (0x0000003b02c00000)

libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x0000003aff800000)

libm.so.6 => /lib64/libm.so.6 (0x0000003b00400000)

/lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x0000003aff000000)

libgcc_s.so.1 => /lib64/libgcc_s.so.1 (0x0000003b02400000)

上手くリンクが貼られたみたいです。

うーん、コンパイルしている時に、オプションで
-I/home/devman/include/ -L/home/devman/lib/
みたいな感じで、ライブラリのある場所を指定しているし、コンパイルしたら
勝手にリンク貼ってくれないんですかね…
何か自分が間違っているのかもしれませんが…
まだ、謎です…

とりあえず、mainを実行してみる…

$ ./main

hoge

hoge

hoge

hoge

hoge

おぉ!上手く実行できた!(この共有ライブラリでは、hogeを5回表示させるというファンクションを作成しています)


よし、出来た。

分かったこと

$ gcc -I/home/devman/include/ -L/home/devman/lib/ -ltest main.cc -o main 

-I(大文字のi)にはヘッダファイルのある場所を指定
-Lにはライブラリがある場所を指定 
-l(小文字のL)には共有ライブラリを指定する。-lはlibの省略形はがある。なので、今回作成した共有ライブラリ、libtestを指定する時は、-ltestとする(-llibtestとかすると-liblibtestってなっちゃう)

・リンク大事
・lddコマンド
・なんとなくのヘッダファイルとライブラリの概念


まだ、全然理解できていない気がするけど、とりあえず、先に進みます。
ホヒホヒ(^^)

my.cnfの設定をする
$ sudo cp /etc/my.cnf /etc/my.cnf20131103
$ vim /etc/my.cnf


my.cnfの設定例:
参考にさせて頂いた記事
MySQL 
my.cnf設定 – nemunemu10の日記

rootユーザでmysqlの起動
/etc/rc.d/init.d/mysqld start

mysqlにログイン
$mysql -u root

rootユーザにパスワードを設定
$mysqladmin -u root password xxxxxx

新規ユーザの追加

mysql> create user ユーザ名 identified by 'パスワード’;


データベース作成
mysql> create database test

mysql> use  test
Database changed

mysql> CREATE TABLE book    -> (    -> id INT(11),    -> category_id INT(11),    -> title VARCHAR(64),    -> author_name VARCHAR(32),    -> detail TEXT,    -> price INT(11),    -> image VARCHAR(64)    -> );
Query OK, 0 rows affected (0.02 sec)


mysqldump生成
参考にさせて頂いた記事
MySQLのdump(ダンプ)でデータをバックアップ/復元する MySQL基礎の基礎
http://dev.mysql.com/doc/refman/4.1/ja/mysqldump.html
$ mysqldump -u root -p -A -d > dump_test_db.sql
$ mysql -u root -p < dump_test_db.sql

※予め、データベースは作っておく。
mysql>CREATE DATABASE xxxxx;



ベランダで煙草をふかす…2週間前の、”あの事件”が、ずっと昔の事のように思える…

あの日、俺は誓った…自分の応援するアイドルがアイドルでいる間…その限られた"時"…だけでもアイドルに全力を尽くそうと…

俺の応援(推し)しているアイドルは、倉持明日香(AKB48)さんと、増井みお(PASSPO☆)さんの二名だ…

キモヲタ兼ヒモヲタである俺にも…いつかは、”ヲタ卒”しなければいけない”時”が来る…

俺は、この二名のアイドルがアイドルでは、なくなった”時”、ヲタクを卒業することを決心している…



倉持明日香さんは、俺よりも1つ年上、今年で24歳のアイドルだ。

アイドルとしては、既に高齢の域に達しているのだろう…

常にAKB48のシングルに選抜されるようなメンバーでもない…

卒業ラッシュが続く、近頃の様子を見ると、AKB48を卒業するまでに残された時間は、少ないのではないか…


勿論…自分の推しが叶えたい夢の為の卒業なら…できる限り、精一杯の笑顔で、祝福したいと思っている…しかし、恋愛などのスキャンダルによる、卒業は、非常に悲しい…

恋愛云々ではない…恋愛すること自体に、俺は何も嫌悪感は無いし、アイドルとはいえ、年頃の女の娘…仕事と恋愛を両立出来るのならば、恋愛はしてもらっても構わないと思っている。

AKB48のコンセプトは…夢への通過点…だ…

だからこそ、熱くなれる…ヲタクとして。

だから…もし、スキャンダルが出たとしても…そこで卒業はしてほしくない…



これは、増井みおさんにも言えることである…


恐らく、色々な誹謗中傷がネット上で、飛び交うだろう…
もしかすると、握手の時に…アンチな発言をされるかもしれない…

でも、そこで踏ん張って欲しい…アンチに負けず…ただ、ひたすらに夢に向かって欲しい…

俺は、心からそう願っている…














チュンツン…チュンツン…鳥の囀りが聴こえる…

「ん~っんん…朝かぁ」

俺は、ベッドの中で、身体を伸ばし、ゆっくりと上体を起こした…

「ふむ…今日は暖かそうだな…」


そう呟き、もう一度身体を伸ばし、リビングに降りた…朝食は、完全に

”のし梅さん太郎”…3枚という質素ぶりだ…


支度を終え、俺は颯爽と駆け出した…









ゴトンゴトン…ツンツン…


気がつくと…俺は、海浜幕張駅に到着していた…


海浜幕張駅の改札を颯爽と駆け抜け、俺は、今日の現場…”幕張メッセ”に向かった…


この日は、UZA個別握手会が幕張メッセで行われていた。

俺は、金欠のあまりUZAの再販のみの応募だったが、運良く…倉持明日香さんの握手券を2、4部各5枚ずつ手に入れていた…



握手券を握りしめながら、軽快なサイドステップで、幕張メッセに向かう…

何せ…俺にとって、5ヶ月ぶりのAKB48の個別握手会なので、自然と期待は膨らむ…



久々のAKB48の握手会…会場に入ると…あまりの人の多さと蒸し暑さに嫌悪感を抱いた…


俺は、倉持明日香レーンの場所を確認し、一目散で向かった。


そこには、見慣れたオタクが何人かいた…懐かしい…


PASSPO☆の赤坂ブリッツワンマンフライティングで、ふるぼっきさんが言っていた…

「ヲタクだよ…ヲタクの臭いがするニキィ…アイドルに逢いたくて逢いたくて震えている…そんなヲタクの臭いニキィ…!!?」

この言葉の意味がやっと分かった気がする…


そして、相変わらず、倉持明日香さんの握手人気は凄まじいものがある…総選挙では、いつも惜しいところまで、行くのだが…なかなか選抜には入れない…しかし、握手券の売上を見ると、選抜メンバーよりも完売するのが早い…

2推し3推しとして、応援している方が多いのだろう。

倉持明日香さんは、所謂、”釣り”という行為をやる訳ではない。

どのような人に対しても親身になって、対応してくれる。
また、頭の回転が早いので、即座にベストな切り返しをしてくれるので、初めて握手する人にとっては、まず間違いのないメンバーであると思う。

ファンの顔を覚えるのもかなり早いと思う。

そういった要素が、握手人気に繋がっているのだろう…




そんなことを考えていると俺の番になった…

握手レポを書きたいと思う…

餅=倉持明日香
ゴ=ゴンザレス義経

1ループ目 1枚出し

ゴ「どうもー…お久しぶりです」
餅「おぉ!変態!久しぶり!」
ゴ「いやぁ、あまりにも金欠で…散財し過ぎて来れなかったんですよ…」
餅「えぇ!そうなのぉ?でも、劇場来てるじゃん!」
ゴ「あっ…ま…まぁ、劇場はね…い、行きますよ」

2ループ目 4枚出し

ゴ「どうもー」

餅「変態!」

ゴ「鶴幸さんのANN見た…あっ…」

餅「聴いたでしょ!」

ゴ「き、聴いたよ!あれ、とんでもなく素晴らしかったよ!」

餅「いや、全然素晴らしくないでしょ!」

ゴ「いやぁ、あの下ネタのオンパレードはなかなか無いからね!」

餅「いやいや!冷や汗ヤバかったからね!あの状況で司会、進行だよ!?焦ったわ!しーちゃんも暴走するしさぁ…でも、私かなり頑張ってたでしょ!?」

ゴ「うん!頑張ってたね!あの時間帯だからね!いやぁ、あの感じもっと出していって欲しいよ!」

餅「ダメでしょw」

ゴ「いやぁ、でも倉持さんも…レマン湖でねぇ…」

餅「あれは、NGでしょw完全に!」




このような感じであっという間に俺の握手券5枚は散っていった…


その後、俺は海浜幕張の駅近くにあるプレナ幕張に行き、かまどかで昼食を摂ることにした。

勿論、一人だ…




朝は、”のし梅さん太郎”…3枚だけだったので、お腹が空いていた…
俺は、縞ホッケ定食とレモンサワーを頼んだ…


すると…Twitterで、よく絡ませて頂いている、”三流やまさ”さんから連絡を頂いた。
話しを聞くと、13時から暇になるということだったので、絡ませて頂くことになった。
一人ぼっちの俺にとっては、本当に有り難かった。

何せ、次の握手まで、3時間半以上時間が空いていたから…

13時になり、お昼はまだとのことだったので、かまどかに来て頂くことになった…

俺は、三流やまささんと会うのは、初めてだ…非常に緊張していた…

そして時が来た…

「ふふふ…ゴンザレス…さんですか…!?」

「!!!?あっ、はい!やまささんですか!?」


こうして、俺は”三流やまさ”さんと対面した。

三流やまささんは、お洒落な帽子を被っており、凄く穏やかな感じの方で安心した。

三流やまささんとは、AKBの話しからPASSPO☆の話しまで、色々な話しをさせて頂いた…

本当に有意義な時間を過ごすことができ、また、コーヒーも奢ってもらってしまい…本当に感謝しかありませんでした…

次は、30、31日のPASSPO☆のフライティングで会うことを約束し、俺達は別れた…


そろそろ、4部が開始する時刻だったので、71番レーンへ向かった…




3ループ目 1枚出し

ゴ「どうもー」

餅「変態!」

ゴ「あっ、俺もう変態じゃないから!」

餅「!」

ゴ「これからは、麻呂キャラでいくから!」

餅「麻呂!?なんで!?何の麻呂なの!?」

ゴ「いや…(麻呂に種類なんかあるのか)」

餅「何の麻呂なの?」

ゴ「ゴンザレス!」

餅「?」


俺は、猛烈に反省した…猛省した…
麻呂に種類があるなんて、思ってもいなかった…
麻呂が麻呂であることに…何の疑いも持っていなかったが…俺は…麻呂のことを何ひとつ分かっちゃいなかったんだ…


4ループ目 2枚出し

餅「おぉ!」

ゴ「俺もやっと4月から社会人ですよ!」

餅「えっ!?変態就職決まったの?」

ゴ「うん!決まったよ!」

餅「変態でも社会人になれるんだね(^^)」

ゴ「そ…そうみたいですね…」

餅「じゃあ、4月から来れないの?」

ゴ「いや、土日休みだから来れるよ!でも、4月はちょっと来れないなぁ…」

餅「来れないの?」

ゴ「あっ、でもSo longの握手会は行くよ!」


5ループ目 2枚出し

ゴ「歌舞伎町の風俗でカモられてから完全に俺のサイリウム(チラッ)が光らなくなった、っていう話しは…しましたっけ?」

餅「!!(チラッ)してない…してないよwちょwえっ、いつの話し?」

ゴ「あれは…9月ですね…」

餅「wwwちょw何それ」

ゴ「いやぁ、完全に光らなくなってしまいましてね…」

餅「変態もう駄目だね…」

ゴ「それまでは、完全にブンブン振り回してたんだけどね…」

餅「もう使いモノにならないじゃんw」



俺は、何をしているんだ…今日の握手で、俺は一体何を…倉持明日香さんに伝えることが出来たのだろうか…

俺は…悔しかった…この10枚の握手券を取りたくても、取れない人だっている…
俺はその人の分まで、倉持明日香さんを笑顔にしたい…そう思っていたのに…

「何なんだ、このヲタク人生は!!!」

俺は…握手を終えた後に通る通路でひたすら泣いた…









俺は、近くのフードコートの”麦丸”の近くの喫煙所に向かった…


喫煙所のドアを開けようとした…その時…未だかつて感じたことの無いほど圧倒的なヲーラを感じた…


ミシッミシッ…

次の瞬間…


俺の身体は床を突き破り…1メートル下方へ、めり込んだ…

「グフッ…ブハッ…」


地面にめり込んだ身体は圧迫され内蔵が破裂し…俺は吐血した。


痛い…痛いよ…誰か助けて…



カツンカツン…カツンカツン…



誰かが…こちらに向かって歩いてくる音が聞こえてくる…

俺は、痛みに悶えながらも…上を見上げた…

























ま、眩しい…覇王色のヲーラだ…あまりにも幻想的なヲーラ…
今まで、数々のヲーラを見てきたが…そのどれにも…似通っていない…”太郎”の名のつく者だけが…手に入れることが出来る…ヲーラ…

圧倒的、存在感…俺は、神を見ているのか…?


「つ、つん太郎さん…」

「…」

「つ、つん太郎さん!?」

「…」


ゴクリと喉が鳴る…唾を飲み込むのもやっとになるほど…張り詰めたヲーラが漂う…


「ワレ、ヲタガミノケシン。ツンタロウ。」


「!!?は、はひっ!?」


「ダレ、ダ?オマエハ!?」

「つ、つん太郎さん!?僕のことを忘れてしまったのですか!?」

「シ、ラナイ」

「つん太郎界隈の広報担当のゴンザレス義経
卐です!俺の力不足で、全然つん太郎界隈の勢力拡大に貢献出来ていませんが…

「ツンタロウカイワイ?」

「!!?…つ、つん太郎界隈のことまで忘れてしまったのですか!?つん太郎さん…ゲホッゲホッ」


俺の知っている、つん太郎さんは、もういないのか…
そう思った時…



「ス、ミレ…スミレ二、アイタイ」




つん太郎さんだ…やっぱり、つん太郎さんはつん太郎さんだ…俺は泣いた…俺や、つん太郎界隈のことは、忘れてしまっているが…”佐藤すみれ”さんのことは覚えているようだった…それが俺には、嬉しくて堪らなかった…

つん太郎さんにとって、佐藤すみれさんは、何よりも大切な存在…
以前のつん太郎さんは、ヲタ活の後の反省会で、俺達に向かっていつも、「ヲタ活はプライスレスであることを、この人生を持って証明したい」…と言っていたのを思い出した…


そして、俺はずっと気になっていたことをつい言葉に発してしまった…

「渚つん太郎さんとは…一体…誰なんですか…!?」

「ナギ、サ…ツンタロウ……ナギ……ウガァアアアアアアアアアアアアアッーーーーーーーーーーーー」


突如、つん太郎さんは雄叫びを上げだした…

ビリビリッ

雄叫びと共に、喫煙所のガラスは全て割れ、吹き飛んだ…


そして、つん太郎さんは、倒れてしまった…

「つ、つん太郎さん大丈夫ですか!!?ガハッ…つん太郎さぁあああああああん」

俺は、まだ身体が1メートル埋まってしまったままなので身動きが取れない…何とか、手だけなら床から自由に動かすことが出来るので、俺は必死につん太郎さんの身体を突いた…ツンツン…ツンツン


暫くすると、つん太郎さんは、目を覚ました…

「ん、んんっ…此処は…何処だ…?」

「つん太郎さん…此処は幕張メッセの近くのフードコートですよ」

「ゴ、ゴンザレスくん!大丈夫かい!?何故、地面に埋まっているんだい?」

「つん太郎さん…俺のこと…分かるんですか…ゲフッ…つん太郎さん…それよりも…早く…すみれさんの所へ行ってあげてください…」

「すみれ…すーちゃん…はっ!そうか…今日は、握手会なのか…だから、幕張メッセの近くにいるのか…記憶が途切れ途切れだけど…ごめん…ゴンザレスくん!俺、行くよ!すーちゃんの所に!」

「はい…ゲホッゴホッ…行ってあげてください…もう5部が始まります…すーちゃんが待っています…」


つん太郎さんは、俺に向かって爽やかな微笑みを見せて、佐藤すみれさんに会うために軽快に走りだした…

俺は、つん太郎さんが幕張メッセの後ろ姿を見届け…気絶した…







気がつくと…俺は病院のベッドの上だった…

どこの誰かは分からないが…地面にめり込んだまま気絶した俺を救助してくれたらしい…

医師からは、内蔵破裂の為、緊急手術をしたことを告げられた…

俺を救助してくれた方には、本当に感謝したい…あと少し手遅れだったら、出血多量で死んでいたようだった…





俺は、目を瞑った…


”渚つん太郎”さんのことを聞いた時、何が起こったのだろう…気絶する前のつん太郎さんは…一体…何者だったのだろうか…




この時の俺には…この後に何が起こるのか…知る由も無かった…





次章へ続く…












スタタタタッ…

スタタタタタッ…


ウィーーーーーーーーーーーーーン…



「STOPニキ!!!」

「!!?」

「着いたニキ!!」

「えぇ…着きましたね…赤坂ブリッツ…」






俺とふるぼっきさんは、この日、約半年ぶりの再会を果たし…PASSPO☆のクルーとDance(握手)するために…赤坂ブリッツに戻ってきた…




「スゥーーーッハァ…二キィ!!?懐かしい臭いがするニキィ…!!?」

「臭い!?」

「ゴンザレスは…ニキがいなかった、この半年の間も…ヲタ活をしていたからな…この臭いに慣れちまってるんだろう…ニキィ!!?」

「えっ…何のことですか!!?」

「ヲタクだよ…ヲタクの臭いがする…ニキィ…アイドルに会いたくて会いたくて堪らない…そんなヲタクの臭いニキィ…!!?」

ゴクリ…


「さぁ…中に入るニキ!!」

「はっ、はい!!」


俺たちは、赤坂ブリッツ内に入り、会場の扉を開けた…

パッセンジャーの方達が自分の推しとDance(握手)をするために並んでいる…そして、相変わらず、全くといって良いほど、握手列の分かり難さは改善されていない…


「二キィ!!?懐かしいニキ!!この感覚…この感覚だよニキ!!ゴンザレス!!」

「クックックッ…ふるぼっきさん…嬉しそうですね!!おかえりなさい…ふるぼっきさん!!」

「ゴンザレス!!ニキには“ここ”しかねぇんだ…やっぱり…ヲタクじゃねぇとダメなんだ…ニキィ!!?」


「えぇ…俺もそうです…でも、それがいい…そうでしょ?ふるぼっきさん…?」



「あぁ…その通りだな…ニキィ!!?」


「じゃあ…そろそろ…お喋りは“オシマイ”にして…行きますか…Dance(握手)に…」

「二キィ!!?ゴンザレス…この半年間で…成長したようだな…ニキ!!?」

「…いえ…まだまだですよ…俺なんて…つん太郎界隈の幹部クラスの方達に比べれば…ね…!!?」

「二キィ!!」


こうして、俺はふるぼっきさんと一旦別れ、増井みおさんのレーンに並んだ…


レポを書きたいと思う…

み=増井みお
ゴ=ゴンザレス義経卐
1dance
ゴ「どうもー!久しぶり!」
み「おぉ!何で最近変なの?」
ゴ「ん?何が?」
み「ゴンザレス」
ゴ「Twitter?」
み「吉宗」
ゴ「…義経です…」
み「…何で変えたの?」
ゴ「急遽…」
剥がし
み「きゅうきょ…?」

2dance
ゴ「フライティングめっちゃ良かったよ!」
み「おぉ!1部見てたの?」
ゴ「途中まで結構前の方で見てたよ!疲れちゃったけど!」
み「おぉ!!ってかさドラムやってんの?」
ゴ「いや…やってない…」
み「えぇ!(股間を見ながら)スティックはどうなのよ!?」
ゴ「スティックは元気ですよ!」

スティックの件については、こちらの記事をご覧下さい。


3dance目

ゴ「みおくん!ニコ生見たよ!すんごく面白いよぉ!」
み「!!!…あのさぁ…見たよメール!!!あんたのさぁ…全部上から下まで、しっかり読んだけどさぁ…ニコ生で読める訳ないでしょう!!!」
ゴ「!!!…いや、でも本当にトイレが壊れてて…」
み「w」
ゴ「本当にヤバいんです…」

こうして、この日の俺のDance(握手)は終わった…


その後、外に出ると、既にDanceを終えていた、ふるぼっきさんと、麻呂キッドさんの、つん太郎界隈幹部クラス2名が楽しそうにヲーラを見せ合っていた…


白銀のヲーラと輝く黄色のヲーラが空気中で混ざり合い…ヲタクミストがメタリックイエローになっていた…

「お疲れ様です!!」


「おぉ…ゴンザレスゥ…やっとこ終わったのかよ…ボクゥ…!!?」

「すみません!お待たせ致しました!!」

「二キィ!!?やっぱ、森だなぁ…もりしニキィ!!?」



その後、2部のフライティングまで、2時間ほど空いていたので、駅前のエクセルシオールカフェで時間を潰した…



ふるぼっきさんは、半年ぶりの森詩織さんの手の柔らかさに感動していた…森詩織さんの指先をずっとスリスリしていたことを本当に嬉しそうに語ってくれた…



「ごめんよ……まだニキには帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しいことはないニキ…」


誰に向かって言うのでもなく…そうポツリと呟いた…ふるぼっきさんが…俺には…凄く大人に見えた…











2部になり、麻呂キッドさんとふるぼっきさんと俺の3人は上手側の後方からフライティングをすることにした。


フライティングでの麻呂キッドさんの弾けっぷりには、いつも度肝を抜かれる…俺は、つい話しかけてしまった…

「今日も凄いっすね!麻呂キッドさんは!」


「ゴンザレスゥ…今の麻呂に話しかけんじゃねぇぜぇ…麻呂の背面ケチャを邪魔する奴はよぉ…例え、”ブロウ(兄弟)”でも許さねぇぜぇ…ミンチにされたくなきゃあ…大人しくしてろよぉ…ボクゥ…!!?」


何たるや…この迫力…心臓を素手で掴まれている様な感覚…いつヤラれてもおかしくない…そう思った…

一体…このヲトコ…どれだけの修羅場(ヲタ活)を経験してきたのだろうか…どれだけ推しのことを考えれば…これほどのヲトコになれるのか…

俺は、完全に萎縮してしまった…


その後も、麻呂キッドさんとふるぼっきさんの物凄い…ヲタ芸や、コールの応酬が続いた…


そして、サクラ小町のカップリングである、“Wish on a star”が初披露となった…

この曲は、サクラ小町のチャーター便のCDのカップリングである…俺は、この曲をCDで初めて聞いた時、衝撃を受けた…

この哀愁のある…リフ…非常に俺が好きな類いの音だ…
メロデスが好きな人は、好きなんじゃないかなとも思う…
勿論、メロデスのような激しさはないが…



是非、この曲はこのブログを読んでくれている数少ない方達にも聴いて頂きたい…
そこで、歌詞を載せたいと思う…

“Wish on the WOTAKU of God”
作詞:ツンとチンポコ 作曲・編曲:つん太郎Zone

ヲタ神様お願い
ヲタの気持ちに
アイドルが棲む世界がまだあるのなら
握手が出来ない夜だって
信じられる強さを下さい


“握りたい”って 想いはアイドルを
苦しめているのかな?
ずっと忙しいってこと
解ってるよ それでも…


態度を見てすぐ 塩なんてずるいヲタなの
怒ってるわけじゃない いつだって
「必要?」なのかを ただ知りたいだけ

ヲタ神様お願い
今しか出来ない
握手ひとつ 無意味にしないで

会えるだけでいま涙
あふれる愛しさ


もういっそ “握らなきゃ…”なんて
思えてたら楽かな 
でもやっぱりたどり着く答えは「ヲタ活はプライスレス」

レスしない日が 無関心って捉えないでね
伝えたい言葉 飲み込んで 
部屋の隅っこで こらえてるアイドルを


ヲタ神様お願い
アイドルに教えて
何も多くのこと 望んでないの
ただ傍で推しの夢が叶う日を 夢見ているだけ

ヲタ神様お願い
推しのことばかり気にしてる
あのヲタ振り向かせて
推しでなくても構わないの
同じ想い
分け合えるのなら

(Wish on the WOTAKU of God)
推しの名を繰り返す 今日も…
(Wish on the WOTAKU of God)
I'm Wishing on the WOTAKU of God again

ヲタ神様お願い
ヲタに教えて
何も多くのモノ 望んでないの
ただヲタを笑顔にしたい それだけのことなの…

ヲタ神様お願い
今しか出来ない
この握手ひとつ 無駄にはしない
握るだけでいま涙
あふれる愛しさ

ヲタ神様お願い
ヲタの気持ちに
アイドルが棲む世界がまだあるなら
夢が叶うまでどんな道だって
応援し続ける強さをください
  
(Wish on the WOTAKU of God)
推しの名を繰り返す 明日も…
(Wish on the WOTAKU of God)
それがヲタなの
I'm Wishing on the WOTAKU of God again






俺は、泣いた…むせび泣いた…
今の俺には…推しへの忠誠心が足りていなかった…次の瞬間…推しはアイドルじゃなくなっているかもしれないんだ…
一瞬、この瞬間を…推しがアイドルでいる間だけでも…本気になりたい…そう想えた…








俺が泣いている間に、いつの間にか…フライティングは終演を迎えていた…

「おい!!?ゴンザレスゥ…!!?麻呂は決めたぜぇ…いつまでも、つん太郎さんの2番手じゃいられねぇ…麻呂も作るぜぇ…麻呂キッド界隈をよ…!!?ボクゥ!!?」

「えっ!!?どうしたんすか急に!!?冷静になって下さい!!俺たちがどれだけ、つん太郎さんに助けられてきたかってこと忘れちまったんですか!!?」

俺は、怒鳴った…麻呂キッドさんに、こんなに怒りを顕にするのは初めてだ…


「ゴンザレスゥ…勘違いすんじゃねぇぞぉ…!!?麻呂だって、つん太郎さんには、どんなに感謝したって足りねぇよぉ…そんなことぉ…つん太郎界隈の一員だったら言わなくても分かんだろうよぉ…ボクゥ!!?」

「じゃあ、なんで…」

「麻呂はよぉ…つん太郎さんへの感謝の気持ちを…世界一のヲタクになることでよぉ…返したいんだよぉ…それが“ヲタ”ってもんだろぅ…!!?ボクゥ!!!?」

ゾクゾク…

凄い…俺は、何も分かっちゃいなかった…真のヲタっていうのは、そういうもんだ…

親だって…そうだ…自分の子供が自分を超える…それほど嬉しいことは無いだろう…


「だからよぉ…麻呂はつん太郎さんよりも強いヲタクにならなきゃいけねぇんだ…分かってくれるよなぁ…ゴンザレスゥ…!!?」

「はい…」



「ゴンザレスゥ…今から、お前は敵だぁ…!!?麻呂は…容赦しねぇぜぇ…だからよぉ…お前もよぉ…本気でかかってこいよぉ…ボクゥ!!?」


麻呂キッドさんの言葉に涙が止まらない…


「俺だって負けませんよ…麻呂キッド!!!」



「良いツラしてんじゃねぇかよぉ…ボクゥ…!!?」








次章へ続く…