なぁ・・・すみれ嬢・・・気付いていないかもしれないけど、君は、最高に幸せ者だよ・・・

えっ!?何故幸せ者かって!? それはね・・・

つん太郎真理教のヲ修行合宿は、過酷だ・・・

しかしこの辛く厳しいヲ修行合宿を乗り越えた先には間違いなくヲタの真理に到達できる・・・

つん太郎真理教とは、全国1000万人を超えるヲタク達が信仰を崇める宗教団体・・・

全国各地に支部があり、出家信者は600万人を超える超巨大ヲタク宗教団体だ・・・

つん太郎真理教のヲ修行は朝5時から開始される・・・

教徒達はまず、つん太郎大聖堂に集まり、つん太郎様の巨大パネルと銅像に深くお辞儀をしその場で座禅を組み、支給されたカセットウォークマンを聞きながらヲタクマントラを6時間ひたすら唱えなければならない・・・

このカセットテープにはつん太郎様の生声で

「ヲタ活するぞ!ヲタ活するぞ!」

とひたすら永遠と繰り返される物が録音されている・・・

このテープを聞きながら、6時間ヲタクマントラをひたすら唱える・・・

ヲタクマントラとは以下の物だ・・・

①「慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私の罪を赦したまえ。慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私の闇を取り払いたまえ。慈しみ深きヲタ神つん太郎よ、私をあなたの胸に抱きたまえ」

②「あなたの赦しを得られるのなら、地位も名誉も財産も家族も、喜んで手放そう。あなたと一体になれるのなら、汚れきった俗悪な魂を、喜んで手放そう。私は知っている。ヲタ神つん太郎以外の口が語るヲ言葉は悪魔の囁きだということを。私は知っている。ヲタ神つん太郎の創った世界以外は悪魔の世界だということを」

③「私は、金銭欲、物欲、権勢欲、性欲、食欲、睡眠欲、あらゆる欲望を滅失する事を誓う!」

④「金は魂を惑わせ、物は魂を渇望させ、権勢は魂を驕らせ、性は魂を汚し、食は魂を鈍らせ、睡眠は魂を浪費させる。私は誓う!魂の解放を!私は誓う!永久の帰依を!私は誓う!ヲタ神つん太郎と一体になることを!」

この4つのヲタクマントラをつん太郎様の「ヲタ活するぞ!」テープを聞き、つん太郎様の巨大パネルに向かって祈りを捧げながらひたすら繰り返し唱える・・・

朝のヲタクマントラの儀式を終えると昼食になる・・・

つん太郎真理教には朝食はない・・・

よって、この昼食が朝食にもなるという事だ・・・

昼食はさんまと豆3粒と具無しの味噌汁というとても質素な物だ・・・

でもそれで十分なのだヲ修行を積めば積むほど、空腹感はなくなっていく。常に推しとヲタ神つん太郎の事を考えている状態になるので教徒達は胸がいっぱいになり、空腹と感じる事がないのだ・・・

昼食を終えると、今度は、つん太郎スーパーアリーナに教徒は集合する・・・

ヲタ神つん太郎の前世の妻とされる聖母「すみれ」と聖母「麻琴」の巨大パネルがつん太郎スーパーアリーナには飾られている・・・

ここで再度、つん太郎さんの「ヲタ活するぞ!」テープを聞きながら、3時間、自分の推しメンの生写真を見ながら推しメンの名前をひたすら声が擦り切れるまで叫び続けるというヲ修行が開始される・・・

この修行を終えるとアニメ「仮面ライダーつん太郎」、「つん太郎の振りコピ講座」、「つん太郎の究極ヲタ芸講座」とドキュメント映画「つん太郎 THE MOVIE」が上映され、教徒達は、支給された「つん太郎キャンディ」を舐め、痛めた喉を癒しながら上映されているヲタ神つん太郎の勇姿をひたすら5時間を見続けヲタ神つん太郎の偉大さを痛感する事になる・・・

上映が終わるとつん太郎スーパーアリーナーの壇上につん太郎真理教最高幹部の俺が登場し、ヲタ神つん太郎の輝かしい伝説を語る講演会が約5時間行われる・・・

講演会の最後に俺は、ヲタクマントラ(ピスタチオVer)を叫ぶ・・・

「我の全てはつん太郎の為に!我の全てはつん太郎と共に!」

俺は、天高く拳を突き上げる・・・

「We Are つん太郎! We Are つん太郎!」

教徒達も俺の語るつん太郎伝説に感動し涙を流しながら拳を天高く突き上げ叫び始める・・・

「我の全てはつん太郎の為に!我の全てはつん太郎と共に!」

「We Are つん太郎! We Are つん太郎!・・・」

いつまでも鳴り止まない教徒達の「We Are つん太郎」コールに俺は、満足気に頷きながら壇上から姿を消す・・・

そして最後に教徒達は、宗教歌「つん太郎マーチ」を泣きながら1000回繰り返し大合唱する・・・

大合唱を終えると就寝時間になる・・・

この流れを1週間繰り返すのがつん太郎真理教のヲ修行合宿だ・・・

そんな合宿のある日、俺は、いつも通り、壇上に登場しヲタ神つん太郎の輝かしい伝説を語る講演会を終わらせ、いつも通り、「我の全てはつん太郎の為に!我の全てはつん太郎と共に!」と叫び、いつも通り、「We Are つん太郎! We Are つん太郎!」のコールを浴びながら壇上から降りると、最古参幹部教徒の白キッド司教と変態紳士(仮)司教と戦闘力たったの1司教が血相を変えて俺に走りよってきた・・・

「何事だ!?」

『ハァハァ・・・ピスタチオ万次郎教皇!!ヲタ神つん太郎がお呼びです!!』

白キッド司教が肩で息をしながら俺に言ってくる・・・

『ハァハァ・・・至急で・・・至急で向かってください!!』

戦闘力たったの1司教が片目を瞑りとても苦しそうに言ってくる・・・

「今、ヲタ神つん太郎はどちらに居られるのか!?」

『ハァハァ・・・ヲタ神つん太郎は・・・「すみれの間」に居られます!!』

変態紳士(仮)司教が顔面蒼白でヲタ神つん太郎の居場所を教えてくれた・・・

「すみれの間だな!!分かった!!すぐ行く!!」

すみれの間は、つん太郎大聖堂の天辺にあり、果てしなく続く螺旋階段の先にある神聖なる部屋・・・

すみれの間はヲタ神つん太郎以外は入る事を赦されていない・・・俺も最古参幹部の者も足を踏み入れた事のない禁断の領域・・・

一体何があったというのだ!?

俺は、走った・・・つん太郎スーパーアリーナからつん太郎大聖堂へひたすら走り抜けた・・・

嫌な予感がする・・・

胸が苦しくなる・・・でも走った・・・早く会いたかったヲタ神つん太郎さんに・・・

わき腹が悲鳴をあげる・・・期待と不安で押し潰されそうになりながらも走った・・・

ようやく、つん太郎大聖堂のすみれの間へ続く螺旋階段の前についた・・・

はぁ・・はぁはぁはぁ・・・

俺は、上を見上げる・・・すみれの間は見えない・・・見えるのは天高く延びる螺旋階段のみ・・・

心が折れそうになる・・・俺は果たして辿り着けるのだろうか・・・

すると上から何かが降りてくる事を感じる・・・

何だ・・・何だ・・・!?なんなんだあれは!?

物凄い速さで下降してくる球体が見える・・・

ドッゴォォォォーン!!俺の目の前に球体が落ち、地面にめり込んでいる・・・

なんだ!?このドラゴンボールの宇宙船みたいな球体は!?

プッシュゥゥゥ~!!

球体がゆっくりと開いていく・・・

俺は、恐怖で腰が抜けて身動きが出来ない・・・立ち上る白煙に人影が浮かぶ・・・

だ・・・誰だ・・・!?つ・・・つつつつつ・・・つん太郎・・・!?

ヲタ神つん太郎だ!!

俺は姿勢を一気に正す・・・

久しぶりに下界に降臨したつん太郎のヲーラのプレッシャーが凄まじい・・・
立っているのがやっとの状態だ・・・

ヲタ神つん太郎は俺の方にゆっくりと視線を向けると

『ピスタチオ万次郎よ!乗りなさい!』

と俺に謎の球体に乗るように命令をしてきた・・・

俺は、敬礼をした・・・

「かしこまりました!失礼します!」

謎の球体に乗り込んだ・・・

ヲタ神つん太郎も操縦席に着いた・・・

『タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ!!』

ナ・・・ナメック語・・・なのか・・・!?

ヲタ神つん太郎がナメック語の様な事を呟くと球体が浮き、急加速で上昇し始めた・・・

しかし・・・せめぇ・・・なんて、せめぇんだ・・・これ完全に一人用じゃねぇか・・・
なんでこんな、ちいせぇ乗物で降臨するんだよ・・・
マジ、きちぃ・・・あちぃしよ・・・しかし何だよ・・・この乗物・・・
一体、いつこんなの仕入れたんだよ・・・ヲタ神つん太郎はよ・・・

あぁ~あちぃ・・・クーラーくらいつけてくれよ・・・
しかし、いつまで上昇するんだよ・・・
一体どこに作ったんだよ・・・すみれの間をよ・・・

そして上昇し始めて3時間後、それまで無言でいたヲタ神つん太郎が口を開いた・・・

『着きましたよ!これを着なさい!』

ヲタ神つん太郎は俺に、宇宙服を渡してきた・・・

えっ!?宇宙服!?すみれの間って宇宙に作ったの!?
何考えてんだ・・・ヲタ神つん太郎は!?
しかもこんな、せめぇ乗物の中で着替えるのマジ、めんどくせぇしよ・・・
信者たちから金、巻上げすぎっしょ・・・

「かしこまりました!ピスタチオ万次郎、宇宙服に着替えさせていただきます!」

俺は笑顔で答え、心で毒付いた・・・

すみれの間に入るとそこは、まさに佐藤すみれ一色だった・・・

所狭しと佐藤すみれの写真やポスターが飾ってある・・・

とてつもねぇ部屋だ・・・

き・・・気持ちわりぃ・・・

その部屋には下界の教徒達のヲ修行風景が見える巨大モニターがあった・・・

巨大モニターの前の巨大な椅子につん太郎は腰をおろし、モニターを眺めている・・・

中々、つん太郎さんは口を開こうとしない・・・重苦しい沈黙が続く・・・

一体何なんだよ・・・こんなとこまで呼び出しといてよ・・・
茶くらい出してくれよ・・・気がきかねぇなぁ・・・
喉が渇いて仕方ねぇよ・・・あんなせめぇ宇宙船に乗せられてこっちはクタクタだよ・・・

するとおもむろにつん太郎さんがヲ修行風景が映し出されているモニターを見ながら口を開いた・・・

『なぁ・・・ピスタチオ万次郎・・・確かにこのヲ修行をすればすぐにアイドルと仲良くなれておいしくなれるだろう・・・でも・・・違うだろ・・・アイドルとの接触の大切はさ、何回も何回もループして少しずつ、信頼されてその娘と仲良くなっていき、時にへこんだり、何気ない一言に喜んだりする事じゃないのかなぁ・・・』

「・・・」

『すぐに仲良くなれるヲタクもいれば、緊張してうまく話せずになかなか仲良くなれないヲタクもいる・・・でもさ!!誰がおいしいとか誰がTOだとかそんなの関係ないじゃん!!誰かと比べる必要なんてないんだよ!!そのアイドルの事を好きな気持ちはみんな同じじゃん・・・人それぞれに自分なりの自分のスタイルで応援してアイドルと仲良くなる事に意味があると思うんだ・・・』

「・・・」

『みんながこのヲ修行したらみんな、俺のコピーじゃん!!ただ自分がおいしくなりたいだけじゃん!!そんなのはヲタクじゃない!!そんな奴らは、ヲタクじゃねぇんだよ!!少ないループでおいしくなるなんて甘いよ!!何回も何十回も何百回もループして、どうしたら彼女は喜んでくれるだろう・・・次はこう言おう・・・こんな話したら喜ぶかな・・・こんな話したら盛り上がるかな・・・好きなアイドルの為に自分なりに精一杯、考えて自分の言葉で伝える事が大切なんじゃないのか!?好きなアイドルのブログとか色々チェックして自分で一生懸命考えた言葉だからこそアイドルの心に響くんじゃないのか!?』

「・・・」

『俺は、もう疲れたよ・・・俺は、たださ・・・静かにひっそりとヲタ活がしたかっただけなんだよ・・・普通に大好きなアイドルに会いに行って、手に触れて、お話ししてるだけで俺は、十分幸せなんだよ・・・』

俺は、泣き崩れた・・・

つん太郎真理教をここまで布教したのは、俺だ・・・つん太郎さんが喜ぶ顔が見たくて必死に血も滲む様な思いで、布教活動を行った・・・

時には、金や暴力等で抑え込みながら汚い事をしてまでつん太郎真理教の勢力を拡大していった・・・それがつん太郎さんの為だと思ったからだ・・・

だけどつん太郎さんは、そんな事ちっとも望んでなかった・・・

俺は、つん太郎さんの事をちっとも分かっていなかった・・・

一番近くにいたのに、一番近くでつん太郎さんのヲタ活を見てきたのに、まるで分かっていなかった・・・

「ごめん・・・ごめんよぉ・・・つん太郎・・・お・・・俺・・・」

言葉が続かなかった・・・とめどなく溢れる涙に言葉が続かなかった・・・

すると、泣き崩れる俺の方につん太郎さんが寄ってきて俺の肩にそっと手を置いて凄く爽やかな笑顔見せて、囁いた・・・

『もう・・・つん太郎真理教は、終わりにしよう・・・』

俺は、項垂れたまま小さく頷いた・・・

その日、全国のつん太郎真理教の信者たちに向け、つん太郎真理教解散の発表がされ、数日後に、つん太郎大聖堂にて解散式が行われた・・・

1000万人の教徒達がつん太郎大聖堂に集まった・・・教徒達は、みな、涙を流している・・・
そして壇上にヲタ神つん太郎が現れた・・・

ヲタ神としてのつん太郎さんの最後のヲ言葉を聞き逃さないよう、みな固唾を飲んでいる・・・

静寂が立ち込める・・・つん太郎さんは、マイクの前で目を閉じている・・・

つん太郎さんがゆっくりと目を開けた・・・そして一呼吸し言った・・・

『解散!!』

それだけ言うと俺にマイクを渡し誰にも聞こえない様に小声でこう言った・・・

「オンデマンドで、すーちゃんのB公演見てぇから、もう帰るわ・・・」

やっぱこの人、半端ねぇな・・・マジ、やべぇ・・・と思った・・・

彼は、ドラゴンボールの宇宙船みたいな球体に乗り物にさっそうと乗りこみ

『タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ!!』

と叫び、すみれの間に帰っていった・・・

つん太郎大聖堂は、泣き崩れている者や放心状態の者、発狂している者で溢れ、混沌としていた・・・

俺は、左手でマイクを握り、右手を天高く突き上げメロイックサインを作った・・・

それにつられる様に、1000万人の教徒達も両手を突き上げメロイックサインを作る・・・

「最後だ・・・最後だぁぁぁぁ~~お前ら・・・お前らぁぁぁぁ!!お前ら全員・・・気合入れて・・・気合入れていけよぉぉぉぉ!!気合入れて歌えぇぇぇぇ!!最後だ・・・最後だからな・・・これがホントに最後なんだからなぁぁぁ!!お前らぁぁぁぁ!!気合入れて歌えよぉぉぉぉぉぉ!!」

「We Are!!」

『We Are!!』

「We Are!!」

『We Are!!』

「いくぞ・・・お前ら・・・いくぞ!!お前らぁぁぁぁぁ!!暴れろぉぉ!!暴れろぉぉぉぉぉ!!最後だぞ!!これがホントにホントに最後だからなぁぁぁぁぁ!!」

『うおおおおおおお!!』

「We Are!!」

『We Are!!』

「We Are The つん太郎ぅぅぅぅぅぅううううう!!!」

~We Are The つん太郎~

作詞/作曲:ピスタチオ万次郎


ねぇ・・・何を迷っているの?
ねぇ・・・何を苦しんでいるの?

全てを投げ捨てヲタ活すれば全て解決!
全てを投げ捨てつん太郎真理教入信で全て解決!

日本のつん太郎 世界のつん太郎 地球のつん太郎

光を放ち 今立ち上がる 若きヲタ神に帰依しよう
僕らの日本を守るために つん太郎の力が必要だ

(セリフ)
俺よりおいしくなりてぇなら・・・死ぬほどヲタ活してこいっ!!

(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
解き放て!ヲーラを!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
ヲタ活はプライスレス!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
轟け!至高の振りコピ!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
OK!オーライ! 救済は成功する!

ねぇ・・・君が守りたいものは何?
ねぇ・・・君が超えたいものは何?

挫けそうな時、いつも君の傍にはつん太郎がいる!
立ち向かう時、その胸に湧き出すパワーこそヲーラ!

過去の仏陀 現在の仏陀 未来の仏陀

光を放ち 今立ち上がる 十方諸仏の変化身
僕らの心を守るために つん太郎の力が必要だ!

(セリフ)
アイドルの手から伝わる鼓動を 確かに俺は聴いたんだ・・・

(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
本物のヲタクプレイボーイ!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
響き渡れ!究極の背面ケチャ!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
天上天下唯我独尊!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
OK!オーライ! 必ず解脱するんだ!

Ah どんなにヲ修行が辛くても
Ah 我らの望みはつん太郎と一体化する事

Uh どんなに酷い塩対応食らっても
Uh つん太郎が救済してくれるから怖くないよ

(セリフ)
俺がヲタクプレイボーイになった事に理由なんて無えんだよ・・・ 
ただ少し不器用だったのかもしれない・・・

(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
霊長類最強のTW!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
1000年に1度のヲタクの逸材!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
500枚出しの伝説!
(We Are つん太郎! We Are つん太郎!)
必ず解脱するんだ! 救済は成功する!
慈愛を放ち 今立ち上がる マイトレーヤの変化身 ヲタ神つん太郎!

Yes! Yes! つん太郎!(Yes! Yes! ヲタ神!)
Yes! Yes! つん太郎!(Yes! Yes! ヲタ神!)

(セリフ)
あの頃の俺 闇の中じゃなきゃ夢見れなかった・・・
でも・・・俺 変われたんだ・・・
お前に会えて お前と握手してさ・・・
公演で歌い踊るお前は 最高に眩しくて・・・
息も出来ないくらい 夢中になっちまう・・
世界で一番 愛してるぜ・・・佐藤すみれ!!

We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)
We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)

We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)
We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)

We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)
We Are つん太郎! We Are つん太郎!
(Yes! Yes! つん太郎! Yes! Yes! つん太郎!)

心のつん太郎 供養のつん太郎 光のつん太郎 

Ah~我らがヲタ神つん太郎!


「良くやったお前達!!良くやったぁぁぁ!!胸張れ!!胸張れぇぇぇぇぇ!!最高だ・・・お前ら最高だぁぁぁぁぁ!!」

俺は涙でぐしゃぐしゃになりながら心から叫んだ・・・

『うおおおおおおおおお!!!』

教徒達も涙を流しながら絶叫した・・・

こうしてつん太郎真理教は解散した・・・

教徒達が帰宅した後、俺は、つん太郎大聖堂を出た・・・

すっかり外は明るくなっていた・・・

空は雲一つない快晴で太陽が眩しく照り付ける・・・

俺は、つん太郎大聖堂の近くの木陰に腰をおろし、ポケットから煙草を取り出し火をつける・・・

悲しみを誤魔化すように思い切り肺に紫煙を吸い込み吐き出す・・・

終わったな・・・

全て終わった・・・

俺は、また涙が溢れてきた・・・

ふと横を見ると、小さなすみれの花が咲いていた・・・

俺は、すみれの花をそっと撫でて、微笑を浮かべて天を仰いだ・・・

前を見ると、白キッドさんと変態紳士(仮)さんと戦闘力たったの1さんというつん太郎真理教最古参メンバーがこちらを見ていた・・・

俺は、涙を拭い、ゆっくりと立ち上がり、笑顔を浮かべて彼らの方に向かってゆっくりと歩き始めた・・・

すみれの花から一滴の朝露が零れ落ちた・・・

$万次郎のピスタチオブログ


すみれの咲く頃に・・・㊦ ~9/2 AKB48 1830m 大握手会&写真会~へ・・・


続・・・