ピックアップ商品 『ウォームパイル掛カバー(毛羽部分:綿100%)』 | ウメナ寝具の快眠BLOG

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静岡県三島市の寝具店「ウメナ寝具本店」の【店長(睡眠健康指導士・sleepdesigner)】が書くブログです。睡眠の話、睡眠に絡めた寝具(布団)の話、お店の情報などを載せています。
※6月18日にWebサイトをリニューアルし、記事内のリンクが一部切れています。

もうすぐ12月です。いよいよ冬も本番ですね。この冬を暖かく過ごす為の掛カバーをピックアップします。


新商品ではありません。だいぶ昔からあったのですが、ここ数年でジワジワと人気が出てきて、今ではふとん屋さんの冬の売れ筋商品の一角を担うまでになりました。


名称はメーカーによっていろいろでして、「パイル掛カバー」「タオル掛カバー」「ベロア掛カバー」「綿フラノ掛カバー」「綿毛布カバー」などなど。


どんな商品かと言うと、どれも綿毛布の様に起毛させた生地を使った掛カバーだと思って頂ければ問題ないでしょう。


パイルカバー4


一般的な平織りの生地を使った掛カバーの場合、どうしても掛ふとんに入った瞬間にヒンヤリします。このヒンヤリ感を和らげる為に毛布を使われる方は多いと思いますが、掛ふとんと毛布が独立している状態では、使っていてある不満を持つ方が多いみたいです。


どんな不満かと言うと、掛ふとんと毛布の「ズレ」です。


掛ふとんと毛布を併用した際に、掛ふとんと毛布が寝返りの度に滑ってズレてしまうのが不満な方に評価され人気となりました。肌触りは毛布ですが商品としては掛カバーです。内側に掛ふとんのループに通すヒモやボタン付きテープがありますので一体化出来るのです。つまり普通に使えば、どうやってもズレる心配が無いのです。


パイルカバー3


また、使っていた毛布の素材がアクリルやポリエステルだった場合、素材が綿に変わる事で吸湿性が上がり、吸着発熱の効果も加わってより暖かく快適に眠れるのです。


ただし、毛羽製品なのでそのままスグに使うと遊び毛が出ます。ふとんのキルティング部分に固まって挟まったりしますので、一度水洗いしてから使う方が良いかもしれません。


それからこのタイプの掛カバー選びは素材に充分に注意して下さい。安価なタイプは素材がポリエステルです。これだと吸湿性が非常に悪くなります。掛ふとんと毛布はズレないかもしれませんが、ムレて掛ふとんそのものを蹴飛ばす可能性が高いです。


当店ではカバーの素材の基準として肌触れる「毛羽部分:綿100%」である事にこだわって品揃えしてます。また「日本製」である事にもこだわっています。一時期は中国製も扱っていましたが、キズや汚れなどによる返品・交換が多かったのでやめる事にしました。


両面タイプ(SLサイズ)で税込13,800円から、また肌に触れる部分のみパイル生地を使った片面タイプ(SLサイズ)で税込10,800円からご用意しています。両面タイプも片面タイプも無地は7~10日程の期間でサイズオーダーも可能です。


パイルカバー2


パイル生地だと少し予算オーバーという方は綿ニットや綿ダブルガーゼの掛カバーも肌触りが柔らかく、平織りの生地に比べればヒンヤリ感は軽減しますよ。綿ニットで8,000円、綿ダブルガーゼで6,500円です。もちろんどちらも日本製です。


店頭ではご紹介したカバーの肌触りを触って確かめる事が出来ます。是非お気軽にお立ち寄りください。


パイルカバー店


by sleepdesigner:圭


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