ナイスさとうです。
俊英との出会いのブログ、たくさんの方が読んでいただいて嬉しいです。
また、いいね!やコメントがホントに多くて驚いてます。
励みになります、ありがとうございます
タケの事は前から存在は知っていたんです。
僕は男性グループをやる前から色々なオーディションを見てまして、その時は会社に登録してある人材のプロフィールが回ってくるわけですがそこにだいたいいましたので。
だからこのプロジェクトを開始した時には当然のようにタケも参加してました。
タケには大変申し訳ないんですが、だから逆にあまり新鮮味がないというかインパクトは薄かったわけです。
これ書くとファンの方に怒られそうですが。。。
あと、これ前から言ってるんですが、プロフィールの写真が良くなかったんです(笑)
新人開発の担当の人によく似ているビジュアルで、全然イケメンじゃないんです。なんであの写真を使ってたのか分からないくらい。
「これ、◯◯さんじゃん!(笑)」
って言ったのを覚えてます。
だからタケがプロジェクトに入る時は俊英の時のように色々話してというよりかは何となく最初からいた、というイメージでした。
うーん、ドラマがないですね。
たぶんタケは僕とのドラマというよりかはファンの方とのドラマの方があるんです。
それを僕はあまり理解してなかった。
SOLIDEMOになるまでは。。。
タケに僕の最初の印象を聞いてみました。
「とにかく怖かった」
らしいです(笑)
タケにとってずっとアカデミーで練習生やってて本社の人間とあまり接する機会がなかったので仕方ないかなと思いますが。
でもタケはその時すでに一人で活動してたんですよね。
avex artist academyの受講生により結成された男性6人組アカペラグループ。
ハモネプに出るために結成され『青春アカペラ甲子園 全国ハモネプリーグ2009夏』に出演。
これがテレビ初出演だったそうです。
今はDa-iCEで活動している雄大や他にも頑張っている方々がたくさんいるグループです。
その後ハモネプにはレギュラーで出させてもらうくらい毎回出ていました。
腹筋学園の活動の傍ら、ドラマへの出演も決まります。
私のホストちゃん〜しちにんのホスト〜
2011年10月から2012年3月までテレビ朝日で深夜放送されていたこのドキュメンタリードラマでタケは「圓城葵」(えんじょうあおい)、小悪魔系ホストとして出演してました。
この私のホストちゃんを後に僕が舞台化する訳ですが、その時はタケというよりも平田裕一郎の所属事務所の人間としてこのドラマを見ていたのでここでもタケとは特にコミュニケーションはありませんでした。
このホストちゃんでタケを知って今でも応援してくれている方も多いと思います。
SOLIDEMO LIVE Vol.1はタケのファンが大半を占めていたのもこのホストちゃんのおかげだと思います。
SOLIDEMOのプロジェクトに参加した時にはすでにこのような活動をしていた訳ですから他のプロジェクトメンバーは驚いたみたいです。
木全なんかは「あの向山さんがいる」みたいな感じで芸能人を見るみたいだったと後に答えています。
ただ僕は全くそんな事は気にしなくて普通に他の候補生と同じように扱ってました。
うーん、やはりドラマがない。。。
でもタケの方はこのオーディションに並々ならぬ思いがあったようです。
正直このオーディションに落ちたらエイベックスを辞めよう、と思ってたそうです。
タケは同じ九州出身の平田裕一郎と仲がよかったんですね。
年上の裕一郎にタケは可愛がってもらってました。今も仲のいい先輩です。
僕と裕一郎は彼が所属になってからよく舞台を観に行ったりご飯行ったりしていました。
そんな関係の中で僕もだんだんとタケの事を理解していくわけです。
そしてこのハイトーンボイス。これはSOLIDEMOにとって武器になるなと思いました。
グループのイメージとして、聞いてくれる人の心に寄り添うような優しい歌を歌ってほしいというのがあったんです。
また、あまりファルセットを多用せず、実声で歌う曲をメインで考えていたのでキーが高い人が欲しかった。
タケはピッタリだなと思いました。
だからオーディションを進行していく中でタケは当確というか僕の中では入ってたんですね。
ここまでは順当でした。
実はタケは最終オーディションに参加してないんです。
舞台の本番と重なってたんですね。
だから僕の中では合格だったんですが、本人に伝えるのは他のメンバーよりも遅かったんです。
シュネル、中山、木全、和也、智也には伝えてありました。タケだけ合格が出ていない。
悔しかったと思います。
でもそこは平等にというか4/17のavex max auditionで最終的に選ぶというのは決めてましたし、最終審査に出ていないタケをスンナリ合格とはいかなかったんです。
でも4/17には章斗と慧一と同じタイミングでタケにも合格を出しました。
福岡から上京し受講生から特待生に上がりデビューを夢見て足掛け6年、ようやくその第一歩が踏めそうなところまで来ました。
年齢も俊英の次に上というのとボイストレーニングを人に出来るくらいの経験を持ってるのでサブリーダーを任せました。
これまではどちらかというと弟キャラだったタケがいきなりSOLIDEMOで上から二番目なんで戸惑いがあったと思います。
でもまさか今の世界観の強すぎるタケになるとは思ってもいませんでしたが。。。
さぁ、これでタケはSOLIDEMOの一員になるわけです。
それが2013年4月17日。
そして6月12日に突如SOLIDEMOに加入することを発表するわけです。
しかも金髪から黒髪でシチサンという。。。
そしてこれまでTAKEとしてやってきていたツイッター、Facebookは閉鎖することになるんですね。
これは僕の指示なんです。
これまでタケはマネージャーもほぼいない状態で活動してたんで一人で全てやってたんですね。ライブやるんだったらチケットの申し込みも自分で受けてとか。ファンの方ともすごく近い距離でやらせてもらっていた。
それはすごく良いことなんだけれどもこれからは「SOLIDEMOの向山毅」として活動するわけだからTAKEとしての部分を一度切り離してもらいたかったんです。でないと彼の中でもどっちつかずになってしまうんじゃないかと思ってました。
その時の気持ちを僕はタケに聞いたことはありません。
複雑なものがあったと思います。
でもこれは俊英と一緒で彼もこれに賭けてくれていると信じて色々なことを判断していきました。
でもファンの方はそうすんなりと受け入れられなかったと思います。
今まで応援していた人が突然グループとして活動する、ブログもこれが最後、ツイッター、Facebookを閉鎖すると言われても。。。
気持ちの整理がつきませんよね?
それはSOLIDEMOに加入すると報告した時のタケのブログのコメント欄を読むと分かります。
皆さん、応援する気持ちと寂しさと驚きと戸惑いが同居しているような感情がそこにありました。
それはそうです。
でも僕はこの時点ではそれに気付きませんでした。
スミマセン。。。
それから7月3日に渋谷DESEOで初お披露目、そこに来てくれたタケのファンの方々は半信半疑だったと思います。
「本当にこのグループは大丈夫なのか?」
「私たちが応援していた向山毅はどこに行ってしまうのか?」
当時タケがソロでワンマンライブやった時、200人のお客さんが来てくれたそうです。
それがメンバー8人もいるのに、しかも初お披露目なのに20〜30人のお客さん。
不安しかなかったんではないかと思います。
それはファンの方々のリアクションやツイッターのリプなどでもヒシヒシと感じました。
でも心の中ではこう思ってました。
「絶対に大丈夫、みんなが応援してくれていた向山毅は必ずビッグになって皆さんに恩返しする存在になります」
と。
だから自分の中では当初いつもいつもタケのファンの方を意識してました。
ご両親からお嫁さんをもらう新郎のイメージです。
「必ず、幸せにします」
メジャーデビューが決まった時も、ブラジルでライブする時も、ファーストクラスのテーマソングに決まった時も、レコード大賞新人賞に決まった時も
「どうですか?皆さんのタケはちゃんとやってますよ。SOLIDEMOにいて大丈夫なんです。安心してください」
勝手にそう思ってました。
今のタケはSOLIDEMOになくてはならない存在です。
彼しか出せない音域でのハイトーン。世界観の強さから出てくる強烈キャラ。年上の方に好かれる人懐っこさ。全て彼の個性です。
これからもっともっとSOLIDEMOがたくさんの方に知られていくことによってTAKE storyもさらに高いステージに向かっていくんだと思います。
このTAKE storyというのはタケがソロ活動の時に使っていたブログのタイトルなんです。
最後の投稿はSOLIDEMOに加入すること、そしてこのブログが最後になることが書かれてあります。
ぜひSOLIDEMOからタケのファンになった方もこのブログの最後の投稿にいいね!コメントしてくてみませんか?
まさにこのブログ投稿がタケにとっての「TAKE story」第2章の始まりなんです。
みんなでそのストーリーを見続けてもらえれば嬉しいです。
はぁ〜、終わりです。
今回も長文すいません。。。
ちゃんと届きましたかね?
次回は中山優貴との出会いについて書きたいと思います。
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【SOLIDEMOヒストリー連載企画】
①『SOLIDEMOヒストリー第0章 Vol.1〜SOLIDEMO結成へ、衝撃の告白〜』
②『SOLIDEMOヒストリー第0章 Vol.2〜グループ名の由来、シュネルとの出会い〜』
③『SOLIDEMOヒストリー第0章 Vol.3〜今度こそシュネルとの出会い〜』