さて、近づいてまいりました、2014年F1の最終戦・アブダビGPが
11月23日(日)に決勝が行われます。
この最終戦で、今年2014年のF1ワールドチャンピオンが決定
するのです。
今年のF1ワールドチャンピオンになれる資格のあるのが、
メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの
2人のチームメイト同士の最終決戦になります。
この2人は、幼少の頃からレーシングドライバーとして
一緒に成長してきた僚友でもあり仲良しの友人でもあります。
実力は拮抗しています。
現在のチャンピオンシップポイントはハミルトンが334ポイント
で1位、ロズベルグが317ポイントで2位となっています。
現在その差が17ポイントです。
さらに今年のチャンピオンシップポイントは、最終戦だけが
ポイントが2倍になるというダブルポイント制のルールに
なっています。
こんなのはまったバカげたくだらないルールであって、
も~テレビのバラエティ番組じゃないんだから、最後の問題は
ポイントが2倍で~すって、おいおい!みたいなことになっています。
最終戦だけポイントが2倍なんて、今まで積み上げて稼いできた
ポイントはなんなんだ~ってことになりますよね。
来年はこのバカげたルールはなくなるとのことです。
F1のワールドチャンピオンになれるということは、その後の将来の
人生がかかっていますからね。
ワールドチャンピオンになれるかなれないかで、今後一生
チャンピオンと呼ばれるわけですし、チャンピオンとして歴史に記録
されるかどうかもかかっています。
2位じゃだめなんですよ2位じゃね。
ルイス・ハミルトンが現在のランキング1位のまま逃げ切れれば、
2008年以来2度目のワールドチャンピオンになれます。
もしニコ・ロズベルグが大逆転でハミルトンのポイントを上回って
ゴールすれば、初のワールドチャンピオンになります。
さて、今年のバカげたルールの最終戦ダブルポイント制が、
どのように影響してくるでしょうか。
ハミルトンにしてもロズベルグにしても、どちらにしてもメルセデス
のドライバーがワールドチャンピオンになることになるので、
1955年のワールドチャンピオンのファン・マヌエル・ファンジオ
以来のメルセデスドライバーのチャンピオン誕生ということに
なります。
そして、もしニコ・ロズベルグが大逆転でワールドチャンピオンに
なれたとしたら、1982年のワールドチャンピオンのケケ・ロズベルグ
が父親なので、親子2代でのワールドチャンピオンになれることに
なります。
親子2代でのワールドチャンピオンは、1962年・1968年の2度の
ワールドチャンピオンであるグラハム・ヒルと1996年のワールド
チャンピオンであるデーモン・ヒルの親子2代の親子チャンピオン
がいます。
さて、親子チャンピオンとしてロズベルグ家はヒル家に続いて
歴史の記録を作ることができるでしょうか。
私としては、ハミルトンの2008年以来2度目のチャンピオン獲得も、
ロズベルグの初のワールドチャンピオン獲得も、
ん~どちらもいいなぁと思っています。
最終戦のアブダビGPは、両者とも正々堂々と素晴らしい
レースをして、実力で勝利を勝ち取ってもらえれば、
どちらがワールドチャンピオンになってもいいと思いますね
さて、ハミルトンが逃げ切るのか、ロズベルグが最終戦のポイント
2倍制で大逆転となるか、11月23日(日)23時30分から放送の
BSフジでのテレビ放送は必見です
さぁどうなりますでしょうか、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの
世紀の大一番の一騎打ち、健闘を祈ります
2人のワールドチャンピオン獲得の条件を載せておきます。
(ルイス・ハミルトン チャンピオン獲得の条件)
・2位以上でゴール
・3~5位でゴールし、ロズベルグが優勝しなかった場合
・6位でゴールし、ロズベルグが3位以下
・7~8位でゴールし、ロズベルグが4位以下
・9位でゴールし、ロズベルグが5位以下
・10位以下でゴールし、ロズベルグが6位以下
(ニコ・ロズベルグ チャンピオン獲得の条件)
・優勝し、ハミルトンが3位以下
・2位でゴールし、ハミルトンが6位以下
・3位でゴールし、ハミルトンが7位以下
・4位でゴールし、ハミルトンが9位以下
・5位でゴールし、ハミルトンが10位以下