薄いピンクのペンダントに対して、黄色い接着剤だったけど。 | 壇蜜オフィシャルブログ「黒髪の白拍子。」Powered by Ameba

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食器を落っことしたりぶつけたりした時、割れた、もしくはヒビが入った状況を目の当たりにすると大変落ち込みます。特に薄めに作られたグラスを洗っていて、「パリン」だったり「ぴきっ」のような不穏な音がすると「あちゃ~…」とガッカリしながら恐る恐る泡を落とし、割れた箇所を確認しながら、どうにもならないことを悟って悲しげなため息をついてしまいます。

接着剤で何とかなるような「事故」ではないので余計に取り返しのつかないことをしたとガックリくるのでしょう。
そんな私も唯一、「ガラスを接着剤でもとに戻した」ケースがあります。昔々ガラス製で3センチほどの魚の形をしたペンダントを付けていて、それを転んで床に打ち付つけ、頭と尻尾の真っ二つに割ってしまった時のことでした。父はどこからか接着剤を持ってきて、割れた頭と尻尾を丁寧にくっつけてくれたのです。ほとんど元通りになった魚のペンダントを見て、これからはもっと大事にしようと誓ったのでした。

最近ではプラスチックやステンレスでできた食器も愛用することがあります。「しまった落とした!」が「あー割れてない。よかった」に変わるのは嬉しいことですが、薄いグラスへの愛情が消えたわけではありませぬ。