3DS「ポケットモンスターサン／ムーン」今冬発売、他

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今年は例年よりも早くから準備をしていたので慌てずに済んだのだった。

▼3DS「ポケットモンスターサン／ムーン」今冬発売

20年前の今日2月27日、死に体になっていたゲームボーイで
ひっそりと「ポケットモンスター赤／緑」が発売された。
流通の期待もさほど大きくなく、受注段階でも相当絞っていたように記憶している。
しかし、終息へと向かっていたモノクロGBの市場はこの1本で激変する。
通信ケーブルを使った対戦・交換といった仕掛けが
キッズ層を中心に一大ムーブメントを巻き起こし、
アニメ、映画、カードなど各メディアに進出、社会現象となる。
完全に復調したGB市場もスリム化したGBポケットや
バックライト付き、GBカラーなど本体バリエーションを次々に投入し、
私も当時合計で何台買ったのか分からない。

一昨年あたりからは「妖怪ウォッチ」に押され気味とも言われるが
「ポケモン」が今や日本の誇るコンテンツのひとつであることに変わりはない。
ユニバーサルスタジオとのコラボレーションや
今年中にサービス開始が予定されている「Pokémon GO」など
20年前にGB版を購入した世代も取り込めるような展開も目白押しであり
親から子へと受け継ぐディズニー作品的な広がりに期待したい。

02月27日発売■3DS：「ポケットモンスターピカチュウ専用ダウンロードカード特別版」
02月27日発売■3DS：「ポケットモンスター青専用ダウンロードカード特別版」
02月27日発売■3DS：「ポケットモンスター赤専用ダウンロードカード特別版」
02月27日発売■3DS：「ポケットモンスター緑専用ダウンロードカード特別版」
02月27日発売■2DS：「ニンテンドー2DS 『ポケモンピカチュウ』限定パック」
02月27日発売■2DS：「ニンテンドー2DS 『ポケモン赤』限定パック」
02月27日発売■2DS：「ニンテンドー2DS 『ポケモン緑』限定パック」

さて、前置きが長くなったが20周年の節目に発売された
3DS「ポケットモンスター赤／緑／青／ピカチュウ」に合わせて
完全新作の「ポケットモンスターサン／ムーン」が発表となった。
はて、「ロボット・ポンコッツ」の立場はと思わないでもないが
17年も前のソフトだし、さほど売れなかったので大丈夫だろう。

＜主力シリーズ＞
1996年「ポケットモンスター赤／緑」（GB）
1999年「ポケットモンスター金／銀」（GB）
2002年「ポケットモンスタールビー／サファイア」（GBA）
2006年「ポケットモンスターダイヤモンド／パール」（DS）
2010年「ポケットモンスターブラック／ホワイト」（DS）
2013年「ポケットモンスターＸ／Ｙ」（3DS）
2016年「ポケットモンスターサン／ムーン」（3DS）

今冬発売される「サン／ムーン」は
「赤／緑」の系譜に属する7作目のメインタイトルである。
定番の3作目バージョンやリメイクなどを除くと
1996年からだいたい3～4年周期で発売されてきたので
登場のタイミングとしてはこれまで通り。
同一ハードで「ポケモン」の主力シリーズが発売されるのは2作までなので
3DSではこれが最後の「ポケモン」と思って良さそう。
もしあるとすれば、オリジナルから10年が過ぎた
「ダイヤモンド／パール」のリメイクだろうか。

＜3本目、続編＞
1996年「ポケットモンスター青」（GB）
1998年「ポケットモンスターピカチュウ」（GB）
2000年「ポケットモンスタークリスタルバージョン」（GB）
2004年「ポケットモンスターエメラルド」（GBA）
2008年「ポケットモンスタープラチナ」（DS）
2012年「ポケットモンスターブラック２／ホワイト２」（DS）

＜リメイク＞
2004年「ポケットモンスターファイアレッド／リーフグリーン」（GBA）
2009年「ポケットモンスターハートゴールド／ソウルシルバー」（DS）
2014年「ポケットモンスターオメガルビー／アルファサファイア」（3DS）

映画の興行収入が落ちているのは明らかだが
ゲームの方はまだまだキラータイトルと呼ぶに相応しい売り上げを維持しており
ハードの普及台数も申し分なし。
他ならぬ任天堂のスマホへの参入で今後の立ち位置が不透明な
携帯用ゲーム機市場の先行きを占う意味でも重要な1本になりそうだ。

発売中■GBC：「ポケモンピンボール」
発売中■N64：「ポケモンスナップ」

ついでに、私が好きな「ポケモン」関連のスピンオフタイトル2本。
当時大苦戦していたニンテンドー64は主力シリーズこそ投入されなかったが
対戦ツール「ポケモンスタジアム」、マイク同梱の「ピカチュウげんきでちゅう」、
ポケモン撮影の楽しさをゲーム化した「ポケモンスナップ」など、
「ポケモン」関連作が多数発売され、しかも良作ばかりだった。
（ただし初代「ポケモンスタジアム」は論外）
「ピアチュウげんきでちゅう」は今こそスマホ向けにリメイクすべき。

▼2016年3月1週発売の新作

3月1週は目立った新作もないので縮小版で。

▼今週発売のコミック／書籍／Kindleなど

★今週発売のKindle本一覧
★今週発売のコミック一覧
★今週発売のゲーム攻略、ゲームブック一覧

▼今週発売のゲーム

03月03日発売■PS4：「ガンダムブレイカー 3」
03月03日発売■PS4：「ライフイズストレンジ」

▼今週発売のBlu-ray／DVD

03月02日発売■Blu-ray：「孤独のグルメ Season5 Blu-ray BOX」

▼今週発売の新譜

03月02日発売■CD：「ウルトラマン50周年ウルトラマン主題歌大全集 1966-2016」

「ウルトラマン」シリーズの放送開始50周年を記念して、
初代「ウルトラマン」から「新ウルトラマン列伝」まで
歴代ウルトラヒーローの主題歌を集めた99曲入りBOXが発売。
何度か発売された全集に収録されなかった楽曲も残らず収録した決定版。

03月02日発売■CD：「ラジオな曲たち~NIGHT&DAY~ / 南佳孝」

昨年の風街レジェンドでも健在ぶりをアピールした、
松本隆流のダンディズムを歌で表現する南佳孝が
FM COCOLOとタッグを組んでカバーアルバムをリリース。
南自身の選曲による洋邦合わせて15曲が収録。
プロデュースは今井美樹、坂本真綾、平井堅らのサポートも務める鶴谷智生。

01. ウナ・セラ・ディ東京
02. Till There Was You
03. スワンの涙
04. さらば恋人
05. Good Time Charlie’s Got the Blues
06. 赤い橋
07. On and On
08. ばらの花
09. 危険な関係
10. Blue Skies
11. 夕陽は赤く
12. ワインレッドの心
13. Can’t take my eyes off of you
14. 酒と泪と男と女
15. Stranger in Paradise

選曲が流石というか、渋くてかなり好み。
知名度よりも好みが色濃く反映されているようだ。

03月02日発売■Blu-ray：「40周年感謝祭光の軌跡 / 岩崎宏美」

デビュー40周年を迎えても変わらぬ美声を届けてくれている
岩崎宏美の記念コンサートがBlu-ray化。

＜第1部＞
01.すみれ色の涙
02.（メドレー）二重唱（デュエット）～ロマンス～センチメンタル～
ファンタジー～未来～ドリーム～想い出の樹の下で～シンデレラ・ハネムーン
03.万華鏡
04.春おぼろ
05.（メドレー）家路～決心～熱帯魚～檸檬～二十才前～あざやかな場面

＜第2部＞
06.聖母たちのララバイ
07.いのちの理由
08.思秋期
09.（メドレー）シアワセノカケラ～好きにならずにいられない～
女優～夏に抱かれて～Thank You!～パピヨン～私たち

＜アンコール＞
10.月見草
11.光の軌跡

私が好きな「素敵な気持ち」「真珠のピリオド」「夢狩人」
「月光」「Believin'」「許さない」「ただ・愛のためにだけ」などは
歌われていないようで、周年記念にしてはちょっと物足りない。

▼APPストアセール情報（2月27日付）